だらだら日記goo編

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何でも金なのか?

2016-09-30 00:09:24 | 日記
昨日、今日、と一日中寝込んでいた。
理由は明白だ。
火曜日に歯医者の勧めで、同じビルにある、漢方のお医者に診て貰ったのだ。
要は、不安が強いが、医者が抗不安薬をなかなか出してくれない。そんな話を歯医者にしたら、じゃ、漢方の先生に診て貰ったら、という話になって、薬をいただいたのだ。
で、その薬が強すぎるのだ。一日3回飲め、と言われてその通りにしていたら動けない。半分に量を調節すれば良いだけの話だ。
で、ずっと寝込んでいたから、日ハムが優勝したことも知らない。台風が近づいていることも知らない。
まぁ、良いが、漢方の先生、お金を気にしているようだからー、とか言っていたが、当たり前だろう。
こっちは、漢方なんて生まれて初めて、西洋薬で、ずっと生きてきて、効くか効かないか分からない漢方なるものを試すに、初めから、金を沢山掛ける訳にはいかない。
現に、飲みはじめて、早速、こうやって、寝込んでいる。
金を掛けて、具合が悪くなったのではたまらない。
まぁ、その漢方医は自由診療で、保険が適用されないから、あるいは、例えば、西洋の医学を持って、治らない患者さんが、すがって訪ねてくる。とみることも出来る。
すると、僕みたいに、ちょっと試しに、なんて患者は余計な人なのかもしれない。
しかし、医者にとって、金は手段で、目的は、患者が治ることにあることは言うまでもない。
歯医者も自由診療だが、障害者手帳が通った。というと、医療費はーとか言ってくる。
生活保護の人は、医療費は無料な訳で、そういう人と同じようになると、儲からなくなるからだろう。
どうも、お金一番、という風潮は改めたい。
当たり前だが、お金より大切なものがあって、それは、命であり、健康な生活である。
いやしくも、医者を名乗るなら、まずそこを忘れて欲しくない。

手帳が通りました

2016-09-24 22:53:32 | 日記
障害者福祉手帳が出来上がった。という知らせが来た。
つまり、取りに行かないといけないのだが、障害年金二級だから、障害者手帳も二級だろう。
年金は国からお金を貰うのだから審査が厳しいが、手帳は、都道府県単位で、医師の意見書でだいたい通る。
要は、項目がいろいろあって、金銭管理とか、衛生保持とか、他人の援助があれば出来る。に◯を付けて、全体的には、援助が必要、に◯付けて貰って、予後不良、とか書いて貰えばいい。
医者なら、どう書けば通るか分かっているから、適当に書いて貰えば、通る。
これが年金だと、こちらの方も、生活状況を書かないといけない。
で、前の医者からは、これじゃ通らない。せっかく通るように書いてやったのに、普通は調べて書くものだ。と言われた。
要は、ありのままを書いたら通らない。悪く書くと、審査する方はこっちの事知らないから通る。という、年金や手帳とはそういう妙なものだ。
で、手帳が通ると、NHK受信料の無料とか、都営交通の無料とか、私鉄の割引、携帯電話の割引、いろいろあるようだが、何といっても美術館の無料が大きい。
東京ステーションギャラリーとか、出光美術館とか、根津美術館とか、一部の美術館を除いて、大抵の美術館、博物館は、障害者本人と付添い1人は入館料が無料になる。
障害者といっても、僕の場合は、薬を飲んでいれば、普通に動ける訳だから、付添いも要らないし、普通に動けるならなんで無料になるのか、申し訳ない気もするけど、制度的にそうなっているからまあいい。
すると、招待券は、障害者手帳でも、有料の美術館だけ請求すればいいことになる。
国公立の美術館、博物館は全て無料だ。入館料が、1600円だろうと、何だろうと無料、これは決まっている。
さて、すると、裁判でも、こういう手帳を提出することになる。
僕の場合は、自閉スペクトラム症だが、いわゆる窃盗症、クレプトマニアに対して、北九州医療刑務所の医者が、収監して治療することが必要、という論を書いて、検事が良く出してくる。と昨日、医者が言っていたけど、僕の場合は、立川拘置所に長いこと収監されて、治療も何も受けなかったけど、その強迫性障害は治った。
治ったから、確かに、その医者の論にはうなづく。
うなづくけど、もう治ったのに、また収監する必要はあるのか?ということだろう。
しかも、クレプトマニアには収監することが必要というも、刑期が終われば、治ろうが治るまいが、また外に出す。というのが今の制度で、不定期刑とかは認められていない。
こんなこと主張するが、高裁はどう判断するかいな?

脳科学は何が出来るか?

2016-09-20 21:50:46 | 日記
いま世界の哲学者が考えていること、という本が面白い。
哲学は何が分かるのか、何処へ向かうのか?
脳神経倫理学という言葉を最近耳にする。
要は、何でも、心の働きは脳に還元できるとする立場がある。
例えば、この本にも載っているが、有名なトロッコ問題も、脳の働く部位で解けると言う。
トロッコ問題とは、A,そのままでは、五人の犠牲
が出るが、ポイントを切り替えれば、一人の犠牲で済む。
B,何もしなければ、五人の犠牲が出るが、一人つき落とせば、その一人の犠牲で済む。
という問題だが、ジョシュア グリーンという人が、fMRIを用いて、この問題を解いたと言う。
トロッコ問題の難点は要は、A,を選択する人は多いのに、Bを選択する人は少ない。同じ一人の犠牲なのに、何故違うのか、これは功利主義では解けない。というところにあるが、グリーンが解いたのは、A,とBを判断するに当たって、活動している脳の部位が違う。A,は理性的な部位、Bは情動的な部位、が働いているという。
すると、こういう脳科学の進歩は依存症の克服に繋がることが期待できる。
既に、依存症は、脳内麻薬と言われる、ドーパミンの活動が活発化していることがほぼ分かっているが、更に脳科学の知見を加えれば、脳の回路がおかしいのだから、犯罪を犯した。という話しになる。
脳をいじくれば、依存症は治る。と主張することになり、更に、自閉症スペクトラムも、脳の神経回路の不安定さが原因であり、それに関与する分子も分かってきている。
要は、全てが脳の問題、そうなるが、それでいいのか?
少し考えれば分かるが、すると、人の性格やら人格も脳をいじくれば、変えられる。ということになる。
実際、いま既にもう、薬を用いてーセロトニンに効く薬、ドーパミンを抑える薬ーと、薬だけである程度人は変えられるのだから、脳の神経回路をあれこれすれば、人はいかようにもなるかもしれない。
しれないが、そこには、カントが、人間の尊厳性の根拠とした、人間の内なる人間性、Menschlichkeit im Person,か残らない。カントはこの叡知的な部分が死を超えて、魂の不死、として存続することを要請したが、全てを脳に還元すれば、そこには、来世も魂もない。
カントは、単なる理性の限界内における宗教、という。
要は、カントにおいて、宗教とは、あくまで理性で捉えられるもの、応報の神が支配するものという意識がある。
しかし、以前、カント自身、理性の深淵、を見ていたように、理性の限界内、を規定することは、理性に規定出来ない理性の限界外があることを示唆している。
つまりは、人間にはどうしても知りえない、認識出来ない世界を認める姿勢こそ謙虚だと思う。
宇宙の果ての先に何があるのか?人はどうしても知りえない。
人が死んだら無になる、とも断言出来ない。
脳は万能なのか?
そこからまた新たな哲学のスタートがあるように思うのだがー。

今更STAP細胞

2016-09-17 23:30:06 | 日記
週刊新潮で連載されていた、高橋昌一郎氏の、反オカルト論という本が、光文社新書から出た。
徹底的に小保方晴子氏を批判した本で、まだ、僕のところには本は届いてないが、15日発売ということで、高橋昌一郎さんは張り切っている。
高橋さんは、twitterで、良く、学生や僕の投稿なんかにも、返事をくださる方だ。
専門は分析哲学で、感性の限界。知性の限界。理性の限界。という三部作も、講談社現代新書に著されておられるが、この三部が、カントの、感性、悟性、理性を踏まえて書かれていることは明らかだ。
高橋さんの本は、基本的に、何人かの人が会話するという、ソクラテスメソッドで書かれている。
これも、分析哲学を分かり易く伝えたいという、高橋さんの希望から産み出されたものだろう。
反オカルト論も、助手と教授の対話という形式で書かれている筈だ。週刊誌連載中がそうだったから。
高橋さんの小保方批判は、要するに、反科学的で、STAP細胞を信じるなど、オカルト的発想だということに尽きるだろう。
確かに、割烹着の研究者は、一時期、リケジョの象徴のように扱われた。
アエラなど、盛んにヨイショしていた。
しかし、この割烹着の女に疑義が生じたのは言うまでもなく、要は、世界中の研究者が、再現しようとしても誰も出来ないのだ。
科学とは、普遍的な筈だ。ところが、このSTAP細胞に関しては、誰も再現出来ないという奇妙な事態が生じた。
それどころか、この割烹着は、博士号をとっているが、博士論文にも疑義が生じた。
勤め先の理研や、博士号を与えた大学は猶予期間を設けたが、結局、STAP細胞なるものは、IS細胞と同じと判明し、博士論文も他人の論文のコピペとバレてしまった。
一番問題なのは、この女の上司に当たる人間が、科学者としての良心から、自ら命を絶ったことだ。
しかし、割烹着は病院に入院し、要は逃げ隠れた。
なんで、こんな人物を理研はチームリーダーにして、研究を任せたのかという話になる。
そこを徹底的についたのが高橋さんの本になった連載だったのだが、奇妙な事態になった。
小谷野敦という文学者が、Amazonの書評で、この本を批判して、5段階評価で1をつけたのだ。
しかも、高橋さんによると、高橋さん寄りの書評は、書いても何故か掲載されず、今でも、小谷野氏の書評しか載っていないが、この書評は役に立った。と評価する人が少ない。という、ますます奇妙な事態になっている。
その書評で、小谷野氏は高橋さんに会ったことは無いと断言している。
会ったことはないから個人的な恨みはないのだろうし、別に、小保方さんを擁護する人がいてもいい。
いてもいいが、今になって擁護しても仕方ないので、小保方さんは明らかに、科学者として間違っていた。と断言せざるを得ないし、そもそも、他人の論文のコピペを平気で提出するなど、普通の学者なら、その精神を疑われる行為だ。それは研究ではない。
しかし、小保方晴子を擁護する人もいる。
それなら、会ったことないというのだから、二人で公開討論会を開催すればいい。
どちらが説得力ある話が出来るかだ。高橋さんにはtwitterでそう伝えておいた。
他にも、反オカルト論、には、東大教授が死後の世界は存在する。と断言して本を著しているのを批判した回とか、江戸しぐさー今では、小学校の道徳教科書に載っているらしいーを批判した回もある筈。
教授が、死後の世界を信じるのは個人の趣味だが、それは科学的な姿勢とはいい難いし、江戸しぐさ、に根拠の無いことは、江戸東京博物館の館長さんも断言していることなので、高橋さんの主張には概ねうなずける。
この妙な事態はどうなるのか?

美術サイトって?

2016-09-16 00:23:39 | 日記
美術館はなるべく招待券で行きたい。
美術雑誌では、月刊美術とか、目の眼とか、定期購読しているが、定期購読者を優先するからこれらは、招待券が貰える。
あとは、新聞社が主催する展覧会なら、大抵、新聞をとっていれば貰える筈だが、何故か、うちの
毎日新聞東京新聞販売店は、全く持ってこない。
今は、本社からも、チケット類が来ない、と言っていたがー。
株主優待を利用する。という手もある。
僕は、東急、高島屋、ポーラオルビスの株主だが、東急は、文化村ミュージアム、五島美術館の招待券を半期で、4枚くれる。東急は2020を見越して、渋谷の再開発から始め、壮大な計画を持っている。
おそらく、もう、2040への計画も立てているだろう。20年毎に計画を立てる企業で、我ながら、いい会社の株を買ったなと思う。
高島屋も前から持っているが、株主様は、高島屋の有料展覧会が無料になる。
しかも、食品から何から10パーセントオフになるので、高島屋行って、展覧会観て、買い物してりゃ良い。
高島屋は全国にあり、株主優待はどこの店でも同じだから早い話が、旅行して、高島屋寄ればいい。
ポーラオルビスは、化粧品会社だが、箱根にポーラ美術館を持っていて、入館料が1800円もするが、株主優待で、4枚入館券をくれる。男性化粧品と美術館招待券、これも嬉しい。
で、あとは、ネットの招待券とか貰えばいいが、ネットだから応募がたくさんあるかと思いきや、この前、インターネットミュージアムという昔からあるサイトで当たったけど、券と一緒に、インターネットミュージアムの知名度は今ひとつです。出来ましたら、美術館のアンケートなどで、インターネットミュージアムの名前を入れて戴けたら幸いとかいう印刷物が来た。
確かに、美術館では、この展覧会を何で知ったか?という様なアンケートもある。
あとは、やはり、昔から参加している、Art innというのがある。
IHIの企業メセナだが、IHIといえば、不祥事を起こして、物凄い追徴金を取られた有名企業だ。
で、企業メセナとか言って、アートサイトを始めたは良いが、ただ運営を続けているだけで、何の努力もみられない。
拘置所から出て、まだ全く変わっていないから、こっ酷く批判してやったらー今は、Facebookとか、双方向メディアが主流なのに、これじゃ、見放される。IHIとはどうしようもないとー少し、姿勢が変わったようだが、まぁどうなるやらと。
すると、一体、ネットの美術サイトをしげしげ眺めている人など居るのか?という話しになる。
一番大きな、有名な美術サイトは、大日本印刷の、Artscapeとか、丹青社のミュージアムカフェとかであろうが、どれだけの人が覗いているのか?
美術館も不況で、どんどん入館料が上がる。
今は、1600円が大きな美術館では主流で、当然、招待券もあまり出さない。
いや、別に普通にお金払って、入ればいいだけだが、こういうことにも拘るのはやはり自閉スペクトラム症の障害といえようか。
障害者福祉手帳がさっさとくれば良いんだけど、来ないから仕方ない