だらだら日記goo編

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招待券、招待券、招待券

2010-10-28 00:12:30 | インポート
この前は月刊美術について書いたが、今回はライバル雑誌、美術の窓だ。生活の友社発行。
先月の雑誌で古代オリエント博物館、古代メキシコオルメカ文明展に応募して送られて来ないので外れたと思っていたら、なんと今月号の発売日の20日に送られてきた。でもって今月号では町田市国際版画美術館の、救いのほとけという展覧会に応募したら、今日もう来た!
会期が10/9-11/23ともう始まっていることもあろうが、しかしこれでは先着に近い。美術の窓さんの招待券システムはどうなっているのか?
さて明日から雨も続くようなので、無理して西洋美術館のデューラー版画展に。
メルボルン国立ヴィクトリア美術館というオーストラリアの美術館所蔵作品中心だが、ここはボストン美術館などよりも長い歴史を持つとあって驚く。
デューラーの三大書物というのは、黙示録、大受難伝、聖母伝だそうだが、このうち黙示録はなぜか連動企画で芸大美術館の展覧会に出る。
デューラーは生涯に六つの受難伝を作ったそうだ、絵画芸術はキリストの受難を描くものである、という言葉を残したそうな。
展覧会はまず連作受難伝を展示して、次は肖像となるが、ここで度肝を抜かれる。
神聖ローマ皇帝マクシミリアン一世の凱旋門、だ。49枚の紙に張合わされて、3メートル四方、こんなものを作ったデューラー恐るべし。
此れだけでもみる価値あり。皇帝は友好関係にあった諸候に配ることを目的としたとか。この作品にエジプト象形文字が利用されていることも面白い。詳しくは会場にきちんとした解説があります。
で、最後のコーナーは自然となっているが、まぁデューラーの関心、人体比例だ。
作品、アダムとイブが、その人体研究の成果で、デューラーは四年以上人体プロポーションを研究、コンパスや定規をつかって描いたとか、アダムとイブはまだ楽園にいるのだから、神のような理想的美を体現していなくてはならないという理屈らしい。
人体均衡論を著したデューラー、後世の画家の手引書だが難解すぎて作例ないそうだ。
全部で157点の展示はお腹いっぱいになる、中には聖顔布を裏返して描くなどという前代未聞の作品も作った、図録の詳細な解説ではこれはルター的思考、聖顔布という奇跡のイメージを相対化しているとある。
まぁ面白い展覧会、招待券だが、これで850円は安い、町田の救いのほとけは1000円取るが果たしてその価値あるかな?


何だこの応募方法は

2010-10-20 23:44:22 | インポート
今日は20日、美術雑誌や音楽雑誌の大量発売日。
そのうち、月刊美術の招待券応募方法が変わってしまった。
今までは、封筒に希望展覧会名などを書き、雑誌に付いている請求券を張って、返信用封筒を同封するというシステムだった。
それが今回からアンケートに答えるというシステムになった。
それがまた変わっていて、アンケート用封筒を切り取り、アンケートに回答して、封筒を糊付けしてその中に返信用封筒を同封して80円切手を貼って投函しろときた。
つまりは糊付け作業が増えて手間とることになる。
アンケートに回答するだけなら、普通の葉書で良いわけだが、封筒を作らせるのはつまりは返信用封筒を同封させるためとしか思えない。
アンケートの内容にも疑問があるので、返信用封筒と一緒に紙に書いて同封してやった。
しかし応募はWebからという雑誌が増えているのに、月刊美術のこのこだわりはどうだろう、好きだなぁ。
さて今日は、先月のこの雑誌の招待券で三井記念、円山応挙に。
読売ファミリーサークルで外れてもちゃっかり貰うのだ。大乗寺の松に孔雀図襖と三井記念の誇る、国宝雪松図屏風が同じ展示室でみられる贅沢よ!
アルカンシェール美術財団というところの持つ、淀川両岸図巻も魅せる。画家の視点は
あたかも川の中にあるようで、画面上部の淀川右岸は普通に描かれているが、画面下部の淀川左岸は上下反転して描かれている。此れだけでも応挙の革新性を見た思いだ。


多摩も広いぞ

2010-10-14 23:48:18 | インポート
武蔵野市吉祥寺美術館に行ったら、多摩ミュージアムシールラリーを開催しているそうな。
多摩地域の12の美術館を回ってシールを貼って応募すると、5館でチケットホルダー、10館で、参加館のグッズ福袋がもらえるラリーをやっているそうだ。
とはいえ参加館も広い。
南は町田市国際版画美術館、東は吉祥寺美術館と三鷹市美術ギャラリー、西は八王子夢美術館と東京富士美術館、北は青梅市美術館と玉党美術館といった具合だ。
それにパルテノン多摩と多摩美術大学美術館、府中市美術館、小金井市はけの森美術館などが加わる。
有料無料関係なし。
まぁたとえばパルテノン多摩と多摩美術大学美術館は隣接していると言っても過言ではないし、吉祥寺と三鷹も簡単にはしごできるが10館となるとちょっと難しい。
しかも期限があり、12/19まで。
で福袋に何が入るかは、説明によると、絵はがき、一筆戔、クリアファイル、展覧会招待券、風呂敷は必ず入っているそうだ。
あと3品はお楽しみで全部で8品入るそうだが、展覧会招待券と言ってもどこのかわからない。
どれだけ応募があるだろうか、これまたお楽しみか。


こんなだからダメだ

2010-10-04 23:39:07 | インポート
ここは招待券で行った美術館鑑賞記事を書くお手軽ブログだ。しかしその招待券についてたまには怒ろう。
読売ファミリーサークルに加入していることは前から述べている。
これまでは招待券は先着だった。つまり案内の日に応募すれば必ず貰えた。
ところが、先月の案内で、三井記念の円山応挙などが案内されたので応募したら、こんな紙が返ってきた。
円山応挙展は応募者多数のため抽選になりましたが、貴方様は選にもれましたので、応募券をお返しします。
つまり何時のまにか抽選になったのだ。
読売ファミリーサークルはお金を払っている。
年1365円を支払い、応募時には返信用の切手代まで入れる必要がある。
それで抽選になったとはつまりは人気のある美術展は選にもれ続ける可能性があるということだ。
で、相田みつを美術館などは何時までも残っているから、そういうのに応募しろということか?
知らぬうちに先着から抽選になった、此れが酷い。
読売等とは付き合わぬ方が良さそうだ。