だらだら日記goo編

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美術館巡りの季節

2013-09-29 23:09:39 | インポート
昔の人は暑さ寒さも彼岸まで、と良いこと言ったもので、秋の彼岸過ぎたらとたんに涼しくなった。
10月です、秋の美術館巡りの季節です。
はっきりいって、大型美術展が控えていて、小さな美術館は苦戦すると思うけど、美術館ガイドも沢山出ている。
ぴあ株式会社から、おとなのぴあ、というムック本が発売になるとAmazonで知って注文。
悪いのは、Amazonでおとなのぴあ、の写真も内容も載せないから、どんなのか解らない。
解らないけど、まあ、ぴあ、が出すから悪いのは来ないだろうと注文したわけだ。
来るのを待っている間に、コンビニに行ったら、絶対見るべき美術展という雑誌がある。
これは衝動買い。
2014の春の美術展まで紹介している。
で、帰って、ゆっくり見ると、おとなのぴあ、とある。
ん、おとなのぴあ、Amazonで注文したなあ。
しかし、こちらは、おとなのぴあ、というくくりの雑誌で、すべての大人が美術に関心あるとは思わないから、おとなのぴあ、別の雑誌がもう一冊出るのか?とか、呑気に構えていた。
で、Amazonから届く。
不安は的中、おとなのぴあ=絶対見るべき美術展ぴあ、だった。
つまり、同じ雑誌を二冊買ったわけだ。
それなら、おとなのぴあ、としないで、美術館ぴあ、とか名前を付けていただきたい。
まあ、高い雑誌ではないので、一冊は本屋で、ゆっくり本を見ている暇もない、多摩在住の高校教師に差し上げたが、まあ、招待券プレゼントも沢山あり、さすがは、ぴあ株式会社と思う。
秋田書店だったか、不況で、プレゼントの提供が少なくなったので、不正をしたということがあったが、美術館招待券もあまり出なくなった。
前なら、大きな美術展招待券プレゼントしていた雑誌が、そういうプレゼント止めたというのは、本屋で雑誌括っていればわかる。
まあ、招待券あてにしないで、自分でお金払って、展覧会観るのが、普通の人なんだけど。


歯医者のこと

2013-09-18 23:05:58 | インポート
普通、歯医者は30分間隔で予約をとるだろう。中には15分というところもある。
僕が通っている歯医者は、そんなのでは、ろくな治療は出来ないという。
大体、そんな短時間で、消毒やらなにやらは何時やるのか?というのだ。
それで、丁寧に患者の歯の中をみていたら、さっさと一時間はたつという。
というわけで、一時間に一人しか患者を入れない。それで儲かるかしらないが、まあ丁寧だ。
前に歯の大手術をすることを書いたが無事終わって、今は仮の歯が入っている。
仮の歯ということは、これからまだ調整して、そして技工士さんに差し歯を作ってもらうわけだ。
今までは入れ歯だった、入れ歯も使い物にならないほどすり減っていたが、下の歯がしっかりした仮の差し歯になって、力強く噛めるようになった。
今までと、1㎝は下の歯が高い位置に来ている。
歯の噛み合わせはとても大切で、それまで猫背だったokiさんの姿勢も変わるし、目もぱっちりするようになったと歯医者はいう。
喉の気道も変わってきて、空気を取り込みやすいという。
前から、寝ていて、呼吸が苦しくなって、ハアハアいって起きることがあって、精神科医は、不安感だろうというが、気道も関係していたのかもしれない。今のところ、呼吸が苦しくなる事態はない。
面白い歯医者で、祝日も営業、年末は31日まで、年始は3日から、盆の休みもとらない。
世間話すると、その歯医者も一人暮らしで、親と別居しているというから、可能なのだろう。
やはり美術が好きで、僕が図録等持っていくと、ちょっと見せて貰って良いですか、なんて聞いてくる。
一緒に見たりしていれば、本当に一時間はすぐ経っちゃう。
まあ、今までは歯が痛くなると、歯医者に行くというスタンスだったが、歯が全身に関係しているとすればーどこまで本当かはしらないがーこまめにメンテナンスが必要と言うことか。
ともかく、面白い歯医者ではある。


鋭い眼光の人

2013-09-16 21:15:08 | インポート
今日は台風ということだったが、昼にやんだから、歯医者と日本橋高島屋美術展に。
歯医者は祝日もやっている珍しいところで、まあそのうち書きましょう。
日本橋高島屋は、土門拳 昭和のこどもたち、という展覧会。
図録がないので、土門の言葉をメモしてきた。
土門はいう。

ある時期から、僕はこどもの写真はこどもといっても天真爛漫なこどもというより、社会の歪みがこどもの世界までおしよせ、そうさせているこどもを撮るようになってしまった。

土門は大の子ども好きだったという。
しかし、昭和21年、事故で次女を亡くしているという事実は知られていない。
今日買ってきた、土門拳記念館の名品図録、土門拳のすべて、の年表にも何故か載っていない。
土門は子どもにどう接したろうかと思う。
さて、土門のいう社会の歪みが現れた写真は第一に、筑豊の子どもたち、だろう。
昭和30に制定された、石炭産業合理化法というのが、炭鉱を変えた。
土門は筑豊に取材するが、弁当の時間の写真は誰もが知っている有名な写真だ。
弁当を持って来られない子どもがいる。彼らは他の子どもが、弁当を食べている間、漫画なり雑誌を読む。笑い声を挙げることもない。
校長は、弁当を持って来ない子どもは、写真に写さないでくれといったが、土門は敢えて写真を撮る。社会への告発か。

筑豊と共に、ヒロシマシリーズも社会の歪みを撮ったものと言える。
広島の視覚障害児施設を訪れて、土門はいう。

問題は不条理な実存に対する抵抗にあるーそれは、同情とか、憐憫とか感情を容れる余地のない不条理な実存そのものであるーしかし、そこまでは撮れなかったように思う

土門が目指した写真とはなにか?

最後にこんな土門の言葉を

今日この瞬間でも日本中のどこかしらで必ず泣いているこどもはいるはずである。それをアマチュア写真家の誰かが必ず撮っていると想像すると愉快である

土門は結局やさしいのだろう。


未来を夢見て

2013-09-11 23:50:40 | インポート
オリンピックが東京に決まった。
まだ福島の事故も収束していないのに、また大震災が襲ったらー。
そんなことを話す人がいる。
一理はあるがそう悲観的になる必要はない。
人が空を飛べるーそんなことは、昔の人にとって夢だった。レオナルド ダヴィンチは飛行機の模型を考えた、空を飛べたらーただ、それだけを夢見て。そして今、人は自在に空を飛んでいる。
第二次世界大戦、ヒロシマには原子爆弾が落とされた。
やけ野原になり、恐らく当時の誰もが、もうヒロシマは再生不能だ、草木も生えないと考えていただろう。
だが、ヒロシマは短時間で再生した、今では日本のどこの都市とも変わらない。
うちの父が肺癌になったとき、がん=死だった。母はがんと聞いて卒倒したという。
だが、今は別にがんといっても即、死というわけではない。
肺癌でも、切らなくても放射線療法は普及し、なにより健康診断で、がんかどうかは、この次にわかります、等と言っている。
ことほどさように、人間の叡知は素晴らしく、不可能を可能にしてきた。
オリンピックまで、あと7年、8年あるのか。
別に悲観的になる必要はない。
福島の放射能を解決するすべを人は見つけるかもしれない。
人は希望なくして生きてはいけない。
未来は明るい、なぜそう言えないのか?
1999年、ノストラダムスは人類の破滅を予言したと、世紀末の不安感から、あれこれ論じられた。
しかし、何も起こらなかった。
しかし、ノストラダムスの予言は外れたわけではない。
フランスの詩だから、二行目末の恐怖と、四行目末の幸福が韻を踏んでいる。
そしてノストラダムスは四行目で、幸福が支配する、と、はっきり言っている。
ノストラダムスも明るい未来を夢見た、とは、言えないのか。
そう、未来は明るいと思う。


誰の為の郵政民営化?

2013-09-08 20:45:32 | インポート
小泉さんは、郵政民営化だけで勝ったが、で、実現した郵政民営は誰の為のものか?
相手先はゆーメールで送ったという。
ゆーメールなら、ポストに入っているはずだ。
それが不在連絡表が入っている。
おかしいので、電話すると、ポストに入りきらないものは体面して渡すという。
玄関口に置けば良い話だというと、盗難の恐れがあるという。
ポストに入れても盗難はあるだろう、話にならない。
で、再配達を頼むことになるが、再配達の時間指定も問題で、夜の一番忙しい時に19-21時と二時間見ろという。
クロネコヤマトでもどこでも20-21という枠がある。
で、クロネコヤマトでも佐川急便でも、不在連絡表に運転手の電話が載っているが、郵便事業は載っていない、うるさいから電話などかけてくるなという訳だ。
で、再配達を頼まないでほおっておくと、二度とやってこない。
一週間で差出人に戻しちゃう。
こういうのをお客様本意と言えるのか?
郵政民営化とは、職員の為の民営化かと呆れてしまう。

さて、今日は横浜美術館、プーシキン美術館展へ。
展覧会内容はまあまあだが、二年前、東日本大震災で開催が中止された展覧会だ。
よく来てくれたといっておこう。