だらだら日記goo編

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挑戦

2017-09-25 07:41:13 | 日記
明後日から、安藤忠雄の展覧会「挑戦」が、はじまる。
「光の教会」を創った建築家だ。
いろんな意味でこっちも挑戦が続く。
まずは、家の引き渡しが済んだ。
つまり、土地の面積は半分になったけど、自分の新しい住居が完成した。
土地を売って、その金で全て賄えて、さらにお釣りがくる。
で、5年すれば、リバースモーゲージが使える。
生活を改めないと、50近くになって、こんな事書くのもなんだが、仕方ない。挑戦。
で、寝てばかりいたのは、どうも薬の影響が強い。
エビリファイを処方されて、それが落ち着いてきたら、食欲が増し、活動量が増えた。
それはいいことだが、折角刑の執行を待って貰っているのに、また犯罪を犯したら元も子もない。
繰り返すが、衝動制御障害だから、衝動を抑えきれないわけで〜普通の人なら、今度やったら大変なことになるとわかっていて、万引きしないが、何故か今までの経験では、頭が真っ白になって、他のことを考えられなくなって盗んだ訳で、本屋には入らない。外にいりゃ、あの拘置所の1年5月の生活、本当に苦しく辛かった。
もう戻りたくない。高検の執行担当は「病気の療養をして貰います」とか言っていたが、刑務所に入って、病気するなら、病院で充分。
聖マリアンナの小野先生の意見を聞いて決めるとか言っていたが、何も言ってこないからまだ長引く。
外に元気にいる、挑戦。
美術館には行っているが、ボストン美術館は素晴らしい!の一言。
都美術館で、「ボストン美術館」展やって、千葉市美術館で「ボストン美術館所蔵 鈴木春信」観てきたが、その色彩の良さ、保存状態が誠に良く驚いていたら、今度は、サントリー美術館「狩野元信」にも、ボストンからの3点が展示されてびっくり。
ボストン繋がりができる。今度は、どこ行こうか、ボストン繋がりで考えると、名古屋ボストン美術館があり、愛知県美術館では、「長澤蘆雪」やっているから、愛知か。
久しぶりに旅行するか、挑戦。

100年後の未来

2017-09-16 03:00:49 | 日記
久しぶりに八王子に。
聖マリアンナ医科大で診察を終えて、新百合ヶ丘→町田→八王子と。
町田から八王子は横浜線、結構近い。
本当久しぶりの八王子。
八王子市夢美術館で「昭和の洋画を切り開いた若き情熱」というのを観る。
何のことかと思うが、フランスに留学して帰国した、若き五人の画家が理想に燃えて、1930年協会というのをつくったのだ。
1930年協会の名称は、なんぞやと言えば、フランスのバルビゾン派を、1830年派、というのに因み、まあ、フランス留学した訳だから、それに倣って、1930年には我々も、ということで、1926年に結成したから、それから、90年経った訳だ。
前田寛治、佐伯祐三、里見勝蔵、児島善三郎、小島善太郎の五人で結成した。
で、あれこれあって、潰れて、独立美術協会へと発展する。展覧会はそこにも注目、要は、かなりの展示量だ。
1930年協会は、顔触れから分かるが、フォービスム中心、独立美術は、そこにシュルレアリスムも加わる。福沢一郎なども入った訳だ。
二科との関わりとかあるが、省略して、フランスを夢見た1926年から、もう、90年、間も無く、100年。
美術も世界も混迷を極め、これから、100年の後は全く見渡せない。
100年後には人類は消滅する。と、ホーキングも言う。
しかし、そんなことはあってはならない。
1930年協会の人は、夢と希望に燃えていた。実際、展覧会での勢いは止まらなかった。という。
今は、希望がないようにも見える。
やれ、「経験したことのない」とか「50年に一度」とか言う異常災害、それにミサイルやテロ。
科学技術は双刃の劔だ。
科学と技術は、違う訳で、科学が進歩して技術と結びつくと、そこにいろいろな問題が起こるわけで、特に、軍事と結びつくと核なりなんなり。
気候も科学技術で制御できる時代が来るならば、核兵器のない未来は希望できるだろうか?
ドイツ語で「原罪」を、Erbstsunde,受け継がれる罪というが、悪は人間の宿命なのか?
100年後の未来〜展示を観ながら考える。

どうしようもない私が歩いている

2017-09-14 15:03:08 | 日記
昨日も、依存症のミーティングに参加したが、なんかなあと。
一人の若い女性は、悪びれた様子もなく、「万引きが何故悪いのか分からない」と述べた。
あなた、そりゃ、窃盗症とは言わないよ。万引きが悪いと思わないなら、当然この人は、万引きを続ける。
そもそも、では、自分の物を盗まれて、頭に来ないのかという問題があるが、これは小学生のレベルだ。
自分の物を盗まれて頭に来るなら、他人が、商売しているものを盗まれたら、って考えないとしたら、病院に入って貰わないと。
他の若い女性は、裁判中で、「店の中で声をかけられた。店を出ていないのにおかしい」だとか、保護観察中の執行猶予中で、執行猶予は付けられないから罰金刑になってくれれば、とか言う。
あのね、窃盗罪は、店内でも、鞄に入れた時点で成立するの、開き直られて、鞄から戻されたら面倒だから、店員や保安官は、店外に出るまで、声をかけないだけ。
罰金刑も何も、保護観察中で、クリニックで、「治療」中なのに、また、万引きしたなんて犯情は誠に悪い。
例え、罰金刑になっても、執行猶予は、「裁量的」に取り消される。
執行猶予の取り消しも裁判だから、検察官が、取り消しを請求して、裁判所が認めれば、取り消される。犯情は悪く、執行猶予を与えた意味がないから、おそらく取り消される。
なんで、そんなことが分からない。
しかし、ミーティングで、教えあったり、諭したりしたらいけないから黙っていた。
どうしようもない。しかし、こんなミーティングに参加している自分もどうしようもない。
この前、東京地裁高裁の裁判を傍聴した。
立川で僕を裁いた裁判所は、東京高裁の右陪審になっている。
その裁判も併せて傍聴。判決、控訴棄却だったが、裁判官が、僕に気づいたのが分かった。
で、閉廷する時、裁判官に向かって頭を下げたら、退場しようとする時、その裁判官もかえしてくれた。
ぼくのこと覚えているだろうって、当たり前だろう。
何しろ法廷で、検察官が、あれこれこっちの証拠を不同意にする〜不同意にされたものは、裁判官の目に触れられない〜から、「一介の検察官が、国が認めた診断書まで不同意にするとは、国が刑罰与えるにおかしくないか。どこが公正な裁判だ」とか言うから、検察官は、怒って、ずっと下を向いて、その裁判官は「そういうものなの。分かる?」とか言われた。
今考えると、鑑定人の取り調べで、ある一節を聞いて、そうか、と納得したから、もう、新しい証拠は要らない。と思ったのだろう。証拠が必要なら、検察官に開示を求めるはずし、鑑定やったというのが「新しい証拠」になると。
こんなことも分からず、どうしようもない私が歩いている。

昨日のお答え

2017-09-11 21:44:52 | 日記
遊んでるな。
おそらく、執行猶予刑となります。
確定裁判前の事件で、全く違う事件でも、「余罪」扱いになり、最高裁は、「併合罪である数罪が前後して起訴され裁判され、前の判決では執行猶予が言い渡されていた場合でも、両罪が同時審判されていたならば、一括して執行猶予が言い渡されていたであろう事情の存するときは、本条一項一号にいう「刑に処せられた」とは、実刑判決の場合を指すものと解すべきである」と昭和28年の判決にあるので、要するに、バレなかった犯罪と、執行猶予刑を受けた犯罪とが、併合罪として一括して処理されたら執行猶予刑になるなら、執行猶予刑を与えるのが相当という意味。
本条一項〜というのは、執行猶予について定めた、刑法25条を指します。

クイズ、本当にあった話

2017-09-10 21:42:00 | 日記
窃盗を犯して執行猶予判決を受け、その執行猶予中です。
ところが、その窃盗を犯す前の、別の窃盗犯罪がバレてしまいました。
さて、この人の刑罰はどうなるでしょう?
因みに後者の窃盗の時効は成立していないものとします。

これは、私ではないけど、実際あった話で、弁護士の回答も分かれました。
つまり、発覚した、窃盗について、執行猶予刑が選択されていれば、おそらく、その執行猶予中に、執行猶予判決を受けた犯罪を犯して、刑法の執行猶予刑は基本的に、後の犯罪には付けられない。
しかし、一事不審理の原則があるので、確定裁判は、効力を失わない。
すると、確定裁判前に犯した窃盗をどう処理するかという問題。結構難しい。