だらだら日記goo編

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寝台列車の旅

2005-02-08 23:01:14 | 旅行記
昨日の東京新聞に「あさかぜ乗車ルポ」が載っていた。
寝台特急「あさかぜ」が今月末で廃止されるのだ。東京を夜の九時にたって、下関につくのが朝の十時という夜行列車だ。
この記事を読みながら、中学時代の自分を懐かしく思い出した。
僕は旅行研究クラブというのに所属していたのだ。
そして一年生の秋、仲間と夜行列車に乗って松本まで出かけた。
初めての夜行列車、興奮で眠れなかったが、たとえばある駅に着くと窓に蛾蛾たくさん張り付いているのを見て驚くのなんの。
車中では美術の教師の悪口を言い合ったりしたのも覚えている。
ともかく中学一年でいい経験だった。
普通の公立中ではそんなこと許さないだろう。僕の行っていたのは某国立大附属、いわば実験校、だから許されたのだ。
飛行機には小学時代に乗ったが、何しろ雲の上を飛んでいるので何にも感慨がわかなかった。
この夜行列車のたびの方がはるかにいい経験だった。
時代は言うまでもなくスピード化、効率化だ。
「あさかぜ」もそうだがそんなのろのろしたのは企業戦士には合わないだろう。
だが時代がそう流れれば、それに棹さす動きも当然出る。
いわゆる「スローライフ」だ。「アエラ」などが良く特集をくんでいる。
僕もスローライフ派だ。ゆっくりした生活からしか見えてこない世界もある、これは事実だ。
近く中学時代の同窓会が久しぶりに開催される、僕も出てみようかと思っている。