だらだら日記goo編

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ゴールデンウィークは

2010-04-28 23:40:31 | インポート
大型連休です。何処に行っても人だらけなのでなるべく人の来ない美術館を廻ります。
まず先月の読売ファミリーサークルで招待券をもらった横須賀美術館、菅野圭介。ちょうど日本橋高島屋で三岸節子が開かれていることですし、時期もいい。
川崎市岡本太郎美術館、前衛下着道も面白そうです。
何でも鴨居洋子というジャーナリストから下着屋に転身した人がいたそうです。
岡本太郎美術館館長の村田さんはいつもいい企画をたてますね。
芸大美術館のコレクション展も招待券があります。
ちょうど朝倉彫塑館が閉館しているので朝倉から借りて自前の作品とコラボレートするようです。
招待券といえば、美術の窓から2日続けてきました。
四月分と五月分。ニューオータニのボタニカルアートと府中市美術館のロックウェル。
ロックウェルが四月号の招待券なのですが、5/19からの展覧会のため招待券自体出来ていなかったのでしょう。
府中はまだ歌川国芳で大忙しですし。
さて朝日主催で東博で細川家、森アーツセンターギャラリーでボストン美術館展やってますが、同じ値段取るのはなんかなあと思いますね。
東博は平常展示も全部みられるのにたいし、森アーツセンターはボストンしかみられない。
確かにレンブラントの全身肖像画とかアメリカの美術館なのによく集めだなぁと歓心する見事なモネルームもあるのですが、展覧会しかみられない。展望台すらみるには余計なお金を払わなければならない。
けどボストンの名前で連休中は大混雑するのでしょう。
江戸東京の龍馬も始まりましたが同じ理由からまたあとに鑑賞することにします。


近いのか遠いのか

2010-04-22 23:43:38 | インポート
読売ファミリーサークルの招待券で、平塚市美術館、長谷川りん二郎に行った。
平塚というと東海道本線だ、うちからだといささか遠いイメージがある。
しかし美術館ホームページを見ると小田急伊勢原や本厚木からバスが出ているという。
とりあえず本厚木からバスで行った、所要時間約30分で、バスの運賃440円ぐらいと記憶している。
初めて訪れた平塚市美術館は図書館や博物館が併設されていて、きわめてモダンで、風光明媚な建物だった。
展示室は二つに分かれていて、長谷川の企画展と新収蔵品展が開かれていた。
長谷川を見いだしたのはあの洲之内だという。
洲之内に見出されなければ、歴史に名前を刻まなかったかもしれない。
長谷川の特徴は、何気ない風景や事物を描いてもそこには徹底した現場主義と細部へのこだわりが存在する。
長谷川の代表作は、チラシにもなり、また図録表紙を飾る、猫1966,だろうが、そこには猫の髭は片方しか描かれていない。
アイスクリームもよく描く長谷川だが、必ずアイスクリームにはICEの文字をいれ、スプーンをアイスの上におくと妙なこだわりを感じる。
しかし愛猫はタローというそうだが、タローの履歴書なる文章には笑ってしまう。
本籍地はエジプト国スフィンクス神殿で、職業は睡眠研究株式会社社長とかいろいろ書く。
それはともかく、長谷川という画家は実物が目の前にないと絵が描けないのだ。
記憶に残してということがどうしてもできないらしい。
それは洲之内の言うようにこの人の律儀さ、潔癖さだろうか。
ともあれ面白い画家がいたものだ。平塚まで遠いのか近いのかみに行った甲斐があった。
長谷川の画文集は一般書籍として発売されています。


ぐるっとパス買うか否か

2010-04-14 23:22:10 | インポート
クレディセゾンからPARCO商品券2000円分がきた。
僕はセゾンカードとPARCOカード両方持っているのだが、応募の仕組が複雑でセゾンカードでログインするとPARCO商品券には応募できず、PARCOカードで改めて登録しないといけないという厄介なものだ。
どちらも学生時代に作って支払いの遅延をしていないので何の連絡もなく生き続けていた。
それが今年の貸金法の改正で融資額50万円以上の人は所得証明をださなければいけなくなって連絡がきたのだ。
つまりカードを作った状態、僕の身分は、学生のままになっているというのだから呆れる。
それはともかくこの2000円、何に使おうか?
以前は同じようにして吉祥寺PARCOで、ぐるっとパスなど買ったものだが今年は何かためらわれる。
まあ簡単に言うと回り切れないのだ。
確かに今年は町田の版画美術館もパスに入ったし、三鷹市美術ギャラリーのミュシャとか八王子夢美術館の巨匠たちのパレットなど面白い企画展もあるが、出光や智美術館が無料から割引になったことも大きい。
それにぐるっとパスではほとんど恩恵を受けない、国立新のルーシーリーとかポスト印象派の展覧会、森アーツセンターのボストン美術館展、日本橋三越の親鸞とか、はるばる静岡の若冲アナザーワールドとかみたい展覧会は山ほどある。
ぐるっとパス買うか悩ましい。
それにしても吉祥寺の駅には7/3から開催される、シャガール、ロシアアヴァンギャルドとの出会い、芸大美術館のポスターがもう貼ってある、朝日力入れてますね。


展覧会まとめ

2010-04-06 23:47:57 | インポート
行った展覧会を軽くまとめて記事にしましょう。
.マネとモダンパリ、三菱一号館。
今日からはじまりましたが、気合い入ってます。
音声ガイドのゲストが、村治佳織さん。
マネの展覧会ですが、展示は変わりゆくパリからはじまります。
図録や作品リストと一致しないのでやや戸惑う人がいました。
ルーヴル美術館でせっせと過去の巨匠を模写した若きマネ、特にベラスケスの黒に惹かれたようです。
ボードレールの、芸術家や作家は時代の子でなければ、という美学に共感したマネは変わりゆくパリを散歩してお気に入りのカフェに入って画題を探したようです。
ベルトモリゾとの関係も面白く、モリゾが印象派展に参加して同じく参加を誘われるも、サロンこそ発表の場と考えるマネはそれを断り、2人の関係は終わったとか。
しかしマネにとって普仏戦争とその後のパリコミューンの内戦は変わりゆくパリといっても心痛いものだったでしょう。
それをあえて絵画に描いたマネです。
マネが自画像をたった二点しか残していないとは驚きでした。
その一点がブリヂストン美術館にあり出品されていました。
その他、批評家にも好評だったという静物画や日本趣味の絵画も。
パリを写した写真や他の画家の絵画もいろいろ、会場が大人数を受け入れられない構造なので混雑すると大変かも。

.歌川国芳、府中市美術館。
まず膨大な量の展示作品がとある一人のコレクターによって集められたことに驚きます。
奇と笑いの木版画というサブタイトルが着いてますが、いわゆる奇想の概念によって国芳作品が再評価されたのは昭和40年代だとか。
国芳といえば武者絵、水滸伝をダイナミックに表現した作品が出世作とか。
三枚つづきの大判版画もものした国芳。
しかし天保の改革で役者絵が禁じられると、役者を動物にたとえたり、落書きのような絵で役者絵を続ける、体制への反逆者国芳ここにあり!
第一部ではそんな彼の生涯をおい、第二部では数少ない肉筆画を紹介し、第三部がいよいよ奇想の画家国芳!
化け物たちの夕涼み、猫でやる五十三次、例の人が集まって一人の人を作る絵とかまぁいろいろ。
図録では国芳の空の表現に着目した論が面白い。
府中の常設は戦後絵画、音声ガイドは300円で常設も入っています。
国芳も良い仕事をしましたが、府中市美術館も良い仕事をします。


リンク追加など

2010-04-03 22:31:57 | インポート
すぴかさんのブログをリンク追加しました。
さてあの堀江さんが、週刊朝日のサイト

http://www.wa-dan.com/

で、週刊誌に未来はあるか、という問いかけに、未来はない、パソコンも要らなくなる、ブログやツィッターはiPhoneで充分とやたらiPhoneを持ち上げていますが、どうですか?
iPhoneって作業中に急に画面が暗くなったりするからなあ。