だらだら日記goo編

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恵まれた裁判?

2016-11-29 20:15:29 | 日記
今日、控訴審があった。
被告人質問が終わった後の裁判長の言葉に耳を疑った。
「条件反射制御法は、窃盗の人には良く効きます。この前この法廷に来た被告人もそうでした。続けていってください。」もっとも、医者じゃないのだから、「今の制度では、刑罰は免れませんがね」とも、付け加えることも忘れなかったが、罰金刑だって刑罰だ。
それに、判決が、12月27日、と一カ月も先なのは、控訴棄却ならあり得ない。と、ヤメ検弁護士も話しておられたしー。
検察は、今回は、全ての証拠に同意した。医者の診断書、上申書、一審と違って、裁判官は、提出された証拠には全て目を通していて、検事が不同意にしたら、判決理由にそれを入れられないだけだそうで、要は、裁判官が目を通している以上、同意するしかないということか?
で、被告人質問もやって、条件反射制御法とはなんぞやと僕が説明したり、一審で精神鑑定までやってくれて、自閉症スペクトラム、とこの歳になって診断されて良かったです。とか言った訳だが、高検の検事というのはありゃなんだ、質問は、万引きは犯罪という自覚はあるか?それだけー。
あれなら、検事の資格持ってなくても出来る。
ともかく終わった。先が見えてきたが、長い裁判だった。
しかし、それだけ、一審でも丁寧に審理してくれた。とも言える。
明日は、クリニックのその条件反射制御の日、裁判長が行けと言っているのだから行かないとー。

朝ははやく

2016-11-28 22:20:25 | 日記
立川拘置所 起床 で、検索されてこられた方がいらっしゃるので、簡単に言うと、平日は7時、休日は、7時半です。
夜というか、夕方、6時になると、仮就寝と言って、布団を敷かないといけなくて、つまり、6時になると寝ていい。
6時以降、筆記や読書をする時は、布団を二つ折りにして、机を出して行う。と。
で、7時半から8時の間に刑務官が眠り薬を配って、9時になったら就寝。
9時から、7時までの間は、寝ていないといけない。
物音たててもいけないし、水道水を流してもいけない。
結構辛い。時間が分からないのだ。
部屋に時計もない。時計くらい許しても良いと思うが、何故か許されない。
テレビも見られない。
僕なんか、一年4月もいたのに、テレビすら許されない。
東京拘置所は、保釈が通らないで、控訴審までいる人はテレビを見ていた。
なんでわかるかというと、裁判行かない。と言っているから、つまり、控訴審は出廷する必要がないから、ああこの人は、控訴しても、保釈されないんだなと分かるのだ。
食事も違う。
東京拘置所は、自分でお皿を管理して、食事の時に、大皿一枚ーとか、食器口に用意する皿を支持されるが、立川は、食器も食事毎に配る。洗わなくていい。残飯はまとめる。ベルトコンベアみたいに食事が次々と入る。
立川の方が美味しかったようなー。
土日祭日は、7時半まで寝ていて、食事も1時間遅れて、8時過ぎ。
朝の食後の薬をいただくのは、9時頃になる。
職員は、休みの日はただでさえ少ないのに、薬だ、新聞とっている人には配らないといけずに大変だ。
休みの日は、9時になると、ラジオが流れる。
時間は、ラジオで分かる。というか、ラジオでしか分からない。
こんなところ、二度と行きたくない。
皆思うだろうが、執行猶予中のASKA容疑者が逮捕されたという。
依存症は難しい。これ、脳の異常だからー。

鑑定はなんだったのか?

2016-11-26 23:05:50 | 日記
控訴審が近づいて不安で仕方がない。
普通、控訴審は一回で結審することが多いのだが、弁護士は被告人質問を請求するから、それが通れば、一回で終わらない。当たり前だが、裁判は時間枠がとってあり、30分しかとってなかったら、被告人質問までいかないからだ。
そもそも、検察が、こっちの出した証拠に同意するかも分からない。、
罰金刑を出した、高裁の部署だから、検察もナーバスになっているだろう。
しかし、立川の一審で、精神鑑定やって、時間がかかった訳だが、DSM5を使った訳だ。
裁判官はきちんと知っていたが、翻訳されたばかりで、「ええ、医学の世界では常識なんですが、法に反映されるには、4年かかるんですよ」、と私に言われた。
要は、DSMの移行期間のことを指すと思われるが、2014年に翻訳された訳で、つまり、法に反映されていない。
反映されていないものは、どんな鑑定結果になっても、従来の前例に従って、判決を出さざるを得ない。のは自明の理だ。
しかも、DSM5で、決定的に変わったのは、自閉症スペクトラム障害とか、統合失調症スペクトラム障害とか、スペクトラム概念を用いることで、要は、個々の病名に変わって、その疾患内での重症度を特定する、という方向へ行った事だ。
だが、鑑定では、自閉症スペクトラムとは診断されたが、その重症度は特定されていない。
統合失調症の可能性も否定されてはおらず、もしかしたら、重症度の低いスペクトラム障害かもしれない。
自分で自分の病名がわからないのも困るが、裁判官も判決では、動機に酌量の余地は乏しい。などと記し、普通、懲役を与える時は、酌量の余地はない。とするはずだが、要は、良く分からないのだろう。
しかも、検察官が、こっちの証拠を皆、不同意にするから、「すると、公正な裁判。と言いつつ、検察官が不同意にしたものは、考慮出来ないということは、検察寄りの判断しか出来ないということですね」とか言ったから、とんでもない被告人だと裁判官も思っただろう。
控訴審の上申書でも、書きたいこと書いたら、弁護士から、「今の制度を批判しても仕方ない」と書き直させられた。
そも、窃盗症は、病気だ。という認識があるが、当然万引きは犯罪なので、DSMの言語では、mental disorder,となっている。
「病気」という認識ではないのだ。
しかし、こんなことあれこれ言うつもりだから、高裁の裁判官も、妙な被告人だと思うだろうな。

展覧会は早めに行かないと

2016-11-20 20:30:12 | 日記
というのは、単独開催の場合、図録が売り切れる事もあるから。
今回もそうで、今日が最終日。
しかし、場所は、東京駅から一時間もかかる平塚で、小田原に近い。
と言って、海が見える訳でもなく、駅から延々と歩かされる。
でもって、館内は飲食禁止とかで、前行った時、ロビーで飲み物飲んでいたら怒られたし、しかも、ここの所、朝昼寒く、裁判もあるので、行く気がしなかった。
このまま、観ずに終わるか、と思ったが、月曜日のパソコン教室も終わり、月曜日に疲れを残しても別にいいので、行ってみた。今日は暖かい。ということも大きい。
平塚市美術館は、香月泰男と丸木位里 俊、そして川田喜久治。
要は、戦争画と写真の展覧会だが、NHKで紹介されたり、この美術館としては賑わったようだ。
でま、図録が売り切れているので、芸術家の言葉が、沢山引用されていたので、それでも。

香月泰男
.黒い太陽を描く理由ー太陽が自ら希望の象徴であることをやめた、ように見えたから。
.雪を描くーシベリヤでは、雪が美しかった。と述べる。
それは、感覚の鋭敏さの為か、何もないところに雪が降るためか?
香月は、周知の通り、零下30度のシベリヤの収容所に送られた。
.死者を羨ましいとさえ思わずにはー。
そういう気持ちになるようだ。

丸木夫妻
第一部、幽霊。第三部、水。第四部、虹。第五部、少年少女。第七部、竹やぶ。第八部、救出。が展示。
第ニ部と、第六部、はどうしたかというと、海外に貸し出されているそうだ。
で、夫妻の、原爆の図。は、第九部、焼津から、第十五部、長崎。まで描き続けられるが、焼津は、勿論、第五福竜丸の出来事なので、広島原爆とは関係ないから一応第八部まで。

こういう絵を見ると辛い。
日本人も酷いことを戦争でやったが、それは、統帥権を天皇から奪った軍部の独走であり、一般民衆は常に犠牲者だ。
魂はあるのかないのか知らないけど、どうしても、極限の事態を前に人は佇むだけ。
やはり、観に来て良かった。

もう少し前へ

2016-11-15 22:49:07 | 日記
廣松渉さんに、哲学入門一歩前。という本がある。
これは解釈が分かれるところで、哲学入門より、一歩手前なのか、哲学入門より、一歩進んでいるから、前へ。と書いたのか?
倫理の当時の主任は、廣松さんとも親しく、これは後者の意味だ。と。
要は、トイレで、一歩前へ。と書かれているのと同じだ。と述べられた事がある。
前へ。
いろいろ使う。もっと詰めて、という意味でも使うな。
今日、スーパーで、並んでいたら、レジの女性が、前へ、前へ。と一人づつ言っている。
何のことかと思っていたら、僕も言われた。
要は、カゴをもっと前へ置け、ということだ、
一人でやっているから、カゴを遠くに置かれると、やりにくいからという意味だった。
いやしくも、お客様に向かって命令するとは頼もしい。
中には、カチンときて、文句やら、スーパーの意見箱に書く人もいるだろう。
命令する前に、2人でやればいい、とか。
しかし、こういう姿勢は僕は好む。
お客にへりくだり、言いたいことも言えずに、遠くに置かれたカゴを、一人で、寄せて、中の物を会計していたら、却って時間がかかる。待ち列が出来る。
スピーディなレジさばきをする為には、お客様に協力して貰わなければならない。ことも当然あるし、お客様が納得して協力すれば、結局、はやく、会計が終わる。ということになる。
何時も相手の立場を考える、レジ並び一つにも勉強になる。