だらだら日記goo編

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渋谷も熱い?

2009-07-31 23:04:45 | インポート
渋谷のビルの一角に菊川匡さんという方のコレクションを集めた、古代エジプト美術館が開館した。
渋谷駅ハチ公口から徒歩五分というところにあるそうだがよく知らない。
惜しむらくは開館が、金土日に限られていて1500円もとられる。
菊川さんというのは、東京理科大学で古代ガラスの研究を行い、投資銀行の仕事から転身したという異色の経歴の人物という。展示方法もテーマパークのような展示にするという。
ホームページは
http://www.egiptian.jp/
さてさてどうでるか見ものだが、渋谷界隈も美術館が賑わってきた。
何よりBunkamuraがあるし、ちょっと行けば、渋谷区立松濤美術館がある。ちょっと館内整備を経て、江戸の幟旗の
展覧会開催中。戸栗美術館も近くにある。たばこと塩の博物館も忘れてはいけない。
で、渋谷から一駅行けば、東京写真美術館があり、新しく山種美術館も移ってくる。
反対側に一駅行けば、太田記念美術館があり、ほどなく歩けば、岡本太郎記念館、そしてこれまた再オープンする根津美術館がある。
といいうわけで、渋谷界隈もなかなか賑わってくる、混雑には閉口するが。


港区に住みたい?

2009-07-25 23:32:01 | インポート
昨日はぐるっとパスを使って、大倉集古館と泉屋博古館分館に。
後者から述べると特別展で大阪の高島屋資料館の名品が来ている。
会場が狭いため作品数に乏しいが、洋画では岡田三郎助、東京日本橋店、など、昭和8年の作品だが、高島屋が威容をもってそびえ、洋装と和装の女性が描かれている。
須田国太郎をもってくるのも趣味のよい選択で、孔雀だ。
日本画はなんといっても川端龍子の、潮騒が屏風形式で素晴らしく、北野恒富の婦人図は写真のようだ。
作品はよいのだが、ここは展示室で大声で話している婦人が興を削ぐことおびただしく、カタログにも工夫が欲しい。
大倉集古館に目を移すと大倉喜八郎の展覧会。
何でもご高齢で何百人も従えて山に登ったとか、書は独学で光悦流とか色々あるが、驚いたのはここでビデオ上映やっ
ていたこと、13分だがここも変わったものだ。
ここで港区ミュージアムネットワークというチラシをもらう。
港区にも色々な美術館があるものだ。
六本木トライアングルの美術館も港区だし、汐留地区の美術館、白金台の美術館も港区だ。
さらに新しくオープンする根津美術館も港区だ。
このチラシではそういう美術館の招待券に応募できる。
ただし港区在住もしくは在勤者に限られるのが惜しい!
第三希望まで選んで往復はがきで応募しろとあるが、港区はいつもこんな企画を立てているのだろうか、ちょっとうらやましい。


雑誌狂騒曲

2009-07-18 23:12:29 | インポート
明日、あさってが連休になる都合上、雑誌が今日まとめて発売された。
しかも20日という雑誌がまとまって発売される日に重なり、大量発売もいいとこだ!
一般雑誌では、週刊現代、週刊ポスト、アエラ、週刊朝日などが発売になった。
この四雑誌、すべて衆議院選挙の当落予想をやっているのが面白い。
どの雑誌を見ても自民あるいは自公惨敗で一致している。
先週のサンデー毎日もいち早く当落予想をしていたが、比較的自民有利な情報を出すサンデーも、自公過半数割れを予測するとはこれは本物かもと思わせるが自民の底力を侮ってはならないように思う。
自民は政権維持のためなら、かつては村山を総理にしたし、あの野中広務は悪魔、小沢一郎にひれ伏した。
簡単に民主に政権が移るとはとても思えない。
目を転じて芸術雑誌に移ると、音楽では、音楽の友、レコード芸術、モーストリークラシックが発売になったし、美術では美術の窓が発売された。
20日発売の、月刊美術は21日に発売をずらしたようだ。
音楽の友は記念号と称して1200円もとる。あまり歓心できない。
美術の窓は、創業して8月1日で30周年とか、めでたいが拡大号などにしない姿勢がよろしい。
家に帰ると定期購読している、月刊展覧会ガイドがやっと届く。
これは雑誌ではないが、毎月10日発売を称しているのだから守ってほしい。
しかしこれだけ雑誌があふれると廃刊になるのが出てくるのもやむを得ない。
読者をつなぎ止めるにはどれだけ読者サービスするかにかかっている。
読者サービスが良い雑誌はそれとなくわかるものである。


商売がうまい

2009-07-10 23:03:02 | インポート
芸術美術のポータルサイト、芸術広場、ここは商売がうまい。

http://geijutsuhiroba.com

要は芸術図書などを買うところだが、買うと展覧会招待券などに応募できる。
何回か注文しているが、注文番号をみるとまだ注文する人が少ないようで、必ずといっていいほど当たる。
今日も写真美術館のビゴーの招待券が送られてきた。
物を売って、お客が喜びそうな展覧会招待券を付ける姿勢が良い。
これからも頑張って欲しいサイトだ。


上野ぶらぶら、その二

2009-07-05 23:25:33 | インポート
今日はまず根津から歩いて、東京芸大美術館に。
「コレクションの誕生、成長、受容」という地味だが、いかにも大学美術館らしい展覧会をみる。
ここで、ぐるっとパスを新しく購入。
展覧会は四章からなる。
地下二階の二つの展示室を使ったものだが、結構見所はある。
一章は、コレクションの誕生
国宝、絵因果経から始まって、狩野芳崖や橋本雅邦の大作が魅せる。
二章は、正木直彦校長時代のコレクション
朝倉文夫の、つるされた猫はこの校長勤続25年の贈呈品の一つであることを知る。
展示の関係から四章が続く。
平櫛田中の彫刻コレクションだ。
田中は73歳で教授になり、1949美術学校と音楽学校が合併したときに自らのコレクションを寄贈したという。
橋本平八などが出る。
で、三章に移ると黒田清輝と西洋画コレクションだ。
この展覧会の目玉ともいえる、レオナールフジタの婦人像に人が集まる。
初公開でまだ美術学校在学中の作品だ。
師である黒田の影響が色濃い。
その他、岡田三郎助の刀のコレクションが一挙展示される。中国、朝鮮のものだ。
ご存知、高橋由一の鮭もある。
なぜ鮭かというに油絵を見慣れない人に親近感を与えるモチーフを選んだとか。
和田英作もある。助教授に抜擢されながら自ら職を辞して専科四年に編入した変わり種だ。
全部で140点余りの展覧会を堪能。
それからすぐ近くの奏楽堂に移動。
日曜コンサートがある。
ぐるっとパスで聴けるので、聴かないと損だ。
会場満員御礼、常連が多いのだろう。
演奏は芸大音楽学部古楽科チェンバロ二年生、加藤由梨さん。
プログラムは、G.フレスコバルディとJ.H.ダングルベール、こちら名前すら知らない。
バッハのイタリア協奏曲が最後に演奏されてほっとする。
30分の優雅な時間を過ごす、やはり上野は良い。