だらだら日記goo編

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浮浪者がいる図書館

2012-08-31 22:43:32 | インポート
雑誌が好きで、雑誌ばかり買っているので、書籍の購入は控えている。
大学院時代に買った、膨大な書籍を読み返すのも良い。
で、図書館を利用。
うちの近くの図書館、浮浪者が住み着いている。
夏の夜など、駐車スペースに出てきて、ラジオで、野球を聴いている。
夜、返却ボックスに借りた本を返したくても、何いちゃもんつけられるかわからないから、女性は特に恐いだろう。
しかし図書館に住むというのは頭が良い。
昼は図書館のなかに入っていれば、暑さ寒さも関係ない。
図書館閉館と同時に追い出されるが、図書館スペース内の喫煙スペースのベンチに陣取り、夜はそこで寝るわけだ。
で、朝になったら、また図書館の中にという具合。
図書館前はアパートで、一軒家がほとんどないから、まあ苦情も出ないのだろう。
図書館職員も業務が終われば帰るわけで、警備員が夜見廻りに来るわけでもないので、まあ黙認してるのだろう。
図書館の隣が公園で、水が出るから、体を洗ったり、飲み水に出来るしこれまた都合が良い。
誰かが、あの人恐いと夜警察に言っても、悪いことしてなければ、それまでだ。
全国の浮浪者、図書館に住みましょう。


なぜこんな暑いのか

2012-08-28 22:35:01 | インポート
夏バテが酷い。
今日なんか、扇風機に当たっていたら、扇風機が熱風をよこす。
堪らなくてアイスを食べ、美術館へ。
もう暦ではとっくに秋だし、8月もおわる。
ヒートアイランド現象というのは昔から聞くが、一昔前はこんな気候ではなかった。
今は朝早くは涼しくなったが、午前中から一気に気温があがる。
で、8月も終わると言うのに35℃だ。
これは世界的な傾向で、北極圏の氷もどんどん溶けているという。
それはともかく、夏バテで食欲もない。
クリニックから、チューチュー吸うマルチビタミン剤を薦められているので、それを吸っている。
しかし、体は正直で、こう美術館行ったりするとやはり腹が減る。
ご飯が旨いとなる。
まあ行く頻度は減ったが、美術館にも行けるし、本屋にも行けるのだから、夏バテが酷いと言っても熱中症にはならないだろう。
秋が待ち遠しい。
因みに?今日行ったのは、芸大美術館の契丹展。
契丹と言っても馴染みがないが、唐王朝が滅びると、すぐさま大国になったという。
今のモンゴルなんかにあたる地域を支配していたので、まあ馴染みがないのだ。
上野は夏の展覧会、もう1つ、科学博物館の元素のふしぎ、が招待券あるが、夏は行けない。幸い10月までやっているから。
そして秋になると、東京都美術館は、メトロポリタン美術館展、トーハクは、出雲展と中国文明展、元素のふしぎ、をやっている科学博物館はチョコレート展という。
本当にはやく秋にならないかな。芸術の秋を満喫したい。
それまで辛抱。


マウリッツハイスがなんだ

2012-08-18 22:09:47 | インポート
で、展覧会場はホテルオークラ別館の地下二階。
このアートコレクション展は今年が18回目だ。
元々、美術館に展示されていない、企業が持っている絵を展示する展覧会だ。
毎回絵画オンリーで、写真や古美術品等は出ない。
今回は東京芸大の展覧会ということで、芸大コレクションが並ぶと思いきや、芸大の所蔵は半数で、後の半数はやはり企業や画廊からの借り物。つまり、借りているわけだから、良いものが集まっている。
まず会場に入ると洋画がお出迎え。
この展覧会の良いところは、一作家につき、おおよそ二点展示されていることだ。
芸大在学、卒業時代のものと、そのあとの名を成した時代のもの。
黒田清輝は、今マウリッツハイスで展示されているレンブラントの自画像の模写と、フランス留学時代の常宿の女性を描いた、婦人像。
熊沢先生もおっしゃっていたが、もし、マウリッツハイスのレンブラントの本物とこの模写作品が並べられていたら、どんなに凄いだろう!
青木繁は、珍しく、旧約聖書に題材を取っている絵が展示。
展示会場が広くなると、日本画だ。
川合玉堂はシミの目立つ屏風、大倉集古がもっているもの。
しかし日本画の白眉は、なんといっても宮内庁所蔵、畏れ多くも天皇即位に際して献上された屏風だ。
二人の合作で、東山魁偉と高山辰男が、それぞれ、秋田と、大分を描いた作品。
特に大分は高山の故郷に当たり、町並み等も描かれ、惚れ惚れする。
こんな屏風を拝見するとダメだ、マウリッツハイスななにするものぞ、日本も素晴らしい!と思える。
で、最後のコーナーが自画像で、熊沢先生、ここが担当なのか、熱が入る。
元々芸大では、卒業制作と同時に自画像を60×45.5で制作するのが課題なのだという。
で、いろいろな自画像が、そのあとの作品と共に並ぶ。
図録というか小冊子には自画像しか載っていないのが、残念だが、萬鉄五郎の自画像はなぜか近代美術館にあるとか興味深いお話も。
注目したいのは、香月泰男と小磯良平だ。
香月は、ご存じシベリアシリーズで有名だが、今回の出品は、学生時代の自画像と銀座の画廊からの最晩年の作品だ。
つまり並んでいる二点の間にシベリアの苦悩があったわけだ。
小磯は世田谷美術館でも、展覧会やったが、実はオランダ絵画の影響があちこちにみてとれるそうだ。こちらは世田谷美術館の展覧会ではそんなこと気づかない。
今回教えていただいて初めてほーっと思った。
いやあ絵画鑑賞は奥が深い、これからも貪欲に観ていくことにしよう。
最後に熊沢先生、ありがとうございました。


4000円が無料に

2012-08-18 21:20:13 | インポート
ホテルオークラで開催されている、恒例のアートコレクション展、東京美術学校から東京芸術大学へーという展覧会の講演会とギャラリートークに参加してきた。ブロガー招待。まずTakさんのお知らせで応募したのだから、Takさんに感謝したい。
講師はこの展覧会監修、武蔵野音楽大学講師、熊沢先生。東京芸術大学美術館で学芸員もやっておられたらしい。
まずはホテルオークラ12階でケーキとティーを戴きながら講演会。
今年で東京芸術大学は創立125年を迎えるそうだ。
ちょうど、このホテルオークラの近くの智美術館でも、東京芸大卒業の陶芸家たちという展覧会をやっているのも奇遇だ。
どうでもいいことかもしれないが、芸大には美術館があるが、美術館は1999年展覧会をスタート、上から見ると窓があり、実は陽光がさんさんと降り注ぐ造りだとか。勿論展覧会の時は閉める。
芸大のコレクションはコレクション展のとき拝見して、質が高いのに驚いていたが、29000件もあるのだとか、美術学校をスタートさせた岡倉天心や黒田清輝がせっせと集めたものだ。
アカデミーのコレクションは、まず学生の参考になること、具体的には模写だ。
先生挙げるところによると、ルネサンスイタリアのアンニーバレカラッチのアカデミーがそうであったように、アカデミーとは、そもそもヌードデッサンするところだという。
美術館博物館というと国立博物館が一番古いように思うが、実は芸大には美術アカデミーのコレクションがあった。岡倉天心以来の。
なるほど!と納得。
熊沢先生の講演会は、おわり、次に展覧会場に場所を移してギャラリートークとなるが、これがまた凄い。
長くなるので、別記事にしますが、ケーキ、お茶、講演会、図録というか小冊子、ポストカード、展覧会代金皆ただ。普通の人は4000円取られる。誠に申し訳ない。


誰が仕切っているのか?

2012-08-08 20:29:17 | インポート
例の金曜の反原発デモの話しだ。
野田首相も代表者と会うと話しているが、首都圏反原発連合というのは、誰が仕切っているのか、サイトを見ても見えない。
もしかすると、共産党の活動家が仕切っているのかもしれない。
産経webにこんな話が乗っていた。
今年のヒロシマの慰霊祭の時、なぜだか反原発、反野田の声が高かったが、その声は黙祷の合図にも関わらず、ずっと続いたと。
足しかにこれは失礼な話しだ。
産経の記事は、そこから、原子力の平和利用である原発は原爆とは違うとなるのだが、それはまた別問題だ。
問題はデモを誰が仕切っているか見えないことだ。
東京新聞は、まるでデモを英雄視しているが、デモの参加者はごく一部の妙な活動家に利用されているにすぎないのかも知れない。
例の日曜の国会包囲にも行ったが、妙に警備が厳重だったのは、当局はデモ先導者の正体を知っているためかもしれない。
まあ首相が会えば、どんな団体かはわかる、今のところ不明でやや疑問を感じている。