だらだら日記goo編

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箱根へ

2011-02-23 13:57:28 | インポート
今箱根登山鉄道の一番前の席。
良い景色です。
向かう先はポーラ美術館、招待券です。
さてさてどんな半日になりますか。
熱海のMOA美術館も招待券あります。
母が死んでのんびりと小旅行します。


ああ疲れた

2011-02-13 23:13:01 | インポート

めんどくさいのでコメントは承認制にします。

今日は思い立って静岡市美術館、棟方志攻ー祈りと旅、へ。

新幹線で品川から一時間、駅から三分、夜7時まで開館している新しい美術館です。

棟方を改めて取り上げた展覧会、今回は旅というキーワードで、四回にもわたるアメリカ旅行、さらには、北九州にある電気会社の依頼を受けて日本中旅したことなどが中心。

しかし、棟方は柵という言葉をよく使いますが、四国巡礼を頭においていたのですね、棟方は基本的に旅人だ。

「わだはゴッホになる」で有名ですが、ピカソのゲルニカにも相当影響受けたようで、「大世界の柵」超大作ですが、ゲルニカの影響が見て取れます。

一方やはり、ゴッホは好きなようでアメリカを旅したときはクリーヴランド美術館でゴッホの「青い女」とそれを見る自分を描いたりする。

また棟方家のルーツは宗像神社にあると思ったようで、北九州を旅したときはちゃんと宗像神社を訪れてそれを描く。

日本の旅は、四国、東北、北陸と続き、松尾芭蕉と重ねたりもする。

いや雄大だが自宅の庭のコスモスを油彩で描いたりもする、繊細な心の持ち主でもあります。

朝日のアスパラクラブの招待券でした、疲れましたがいい収穫でした。


気楽な身です

2011-02-05 23:22:39 | インポート
母が死んでなんというか身が軽くなった。
遺産相続は大変だろうと思っていたら、信託銀行が代行してくれるというので拍子抜けだ。
何しろ銀行に生命保険の手続きに行ったら、信託銀行の人が控えていて、こんなサービスもありますよと説明するので用意周到だ。
まぁ良い、なるようになる。
ということで今日は神奈川県立近代美術館葉山へ、エルアナツィのアフリカだ。
内覧会があったようでアナツィさんも来ていた。
アフリカ美術というものをどう捉えるのか図録がとても参考になる。
つまり美術館に展示される現代美術なのか、民族学的に博物館に展示されるものかということだ。
展示作品は巨大で、展覧会場によって展示方法が異なるだろう。
この後、静岡と埼玉に巡回するが、アナツィさんが会場の特徴をどう利用するのか興味ある。
アナツィさんのキーワードは、つながり、だろう。
作品は廃材を縫い付けるものが多い。
アナツィさんの工房では現地の人がすきな時間にやってきて、空き缶のふたを集めて縫い合わせるとか、特定の作業をすきな時間までやるという。作品がつながる、人と人がつながる。
それをアナツィさんは癒しのプロセスだという。
つなぐーかつて植民地であり、奴隷貿易が行われていたアフリカーしかしアートは、アフリカとヨーロッパとアメリカを、つなぐ。
アナツィさんは廃材に精神的なものを感じるという。
いささか変な表現だが、そこに人の手が入っているからという、独特の感性といわなければならない。
またアナツィさんが共同作業をするのは、多くの人が関わってくれればより多くのアイディアが産まれるからだともいう。
その意味、芸術はしかめっ面をして孤独な営みとする風潮とは一線をかす。
良い展覧会だ、埼玉にも観にいきたい。