だらだら日記goo編

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人身事故発生!

2009-03-23 23:17:39 | インポート
母のホームに行くと帰りは基本的に立川ー吉祥寺を中央線快速を使って帰る。
夜八時の上り電車だ、いつものんびりした雰囲気がある。
さて今日も雑誌を取り出して読み始めるとアナウンスが。
ただ今東京駅で人身事故がありました、この電車も途中駅で止まりますと。
乗客、びっくりしてまず前の人の顔をみて、視線は宙をさまよう。
考えていることは皆同じだ。
この電車はどこの駅まで走るのか、目的地まで走らなかったらどうやってかえろうか、この不況だタクシーも使いたくないしー。
乗客皆やっていた作業を中断し、アナウンスばかりが気がかりだ。
視線は宙をさまよい、時々目の前の人の顔をみる。
それはお互い不運ですな、お互い無事帰れるといいですなといっている。
言葉には出さないが奇妙な雰囲気が車内を覆う。
そして何とか三鷹に到着。
乗客の考えていたことは皆同じだったやはり!
三鷹に出れば中央総武各駅停車がある、これに乗ればいいのだ!
乗客一斉に移動!かくして僕も帰れた次第。
さて今日は国立新美術館「アーティストファイル」に行ってきた。
MT.FUJIで有名な石川直樹ガ1977生まれと若いことにびっくり。
ビデオ作品はペーターボーゲルズという人一人。
斎藤芽生という人が面白い。「毒花図鑑」とか「四畳半みくじ」とかしかも書いてあるフレーズを読むと
ユーモアたっぷりの人のように思えた、これからが期待される。


先着順なのに

2009-03-17 23:10:51 | インポート
国立西洋美術館「ルーヴル美術館」に行ってきた。
71点のうち60点は日本初公開というが例によって予習をしないで出かけるので何がなんだかわからない。
しかしやはりラトゥールはいい。「大工ヨセフ」が出ていたが、幼いイエスはロウソクを持ってあどけなく父親を見つめている。何ともいえないその表情がたまらない。
グェルチーノ「ペテロの涙」も心に残る。
何とマリアとペテロが向かい合うという珍しい絵だ。
ペテロはマリアに涙を流して許しをこうているようだ。
今回は17世紀ということでデカルトの肖像も出品された。
当時は哲学者の肖像は大変な人気だったそうだ。
科学革命の時代だ、しかし錬金術と天文学が共存する時代でもある。
さて二時間以上かけてみて、午後二時すぎ外に出るとチケットを求める人が長蛇の列だ!
日本テレビがどんな宣伝をしているのか知らないが、まだ始まったばかり、平日である!
ルーヴルという名前のためか知らないが、先が思いやられる。
僕はもちろん招待券でいった、従って並ぶこともないのだが会場は確かに平日というのに混雑していた。
さて美術の社という雑誌をご存知だろうか?
次号は2/10に出るとあったので気にしていたのだが、全然発売されない。
潰れたのか?と思っていたら今日本屋に出ていた。
気にしていたのは招待券プレゼントがあるのだが先着順なのだ。
しかしそのプレゼントされる招待券展覧会をみてこれまた驚いた!
これから始まる展覧会は国立新のルーヴルと東博の阿修羅くらいでもう終わっている展覧会がおおいのだ!
世田谷の感性と経験の旅、国立近代の高梨豊とかー。
何かの事情で発売が予定を大幅に遅れたのだろうが、これでは先着でも何でも意味ない!
結局特集の加山又造のところを立ち読みして買わなかった。
一方今日は美術手帖の発売日でもある。
僕はこれは美術の最新情報というか、若い世代の美術家を知るため買っている。
ところが今月はズバリヌードときた。
篠山紀信のヌード特集だ。
書店によってはそのためビニールに入れて置いてあるところもあった!
いやぁ雑誌の世界もほんとに面白い。


意味があるのか?

2009-03-09 23:06:30 | インポート
「サンデー毎日」を宅配してもらっているが、今日店着日変更のお知らせのチラシが入った。
なんでも3/22号は東大京大前期合格発表号で、合格発表日の関係上、店着日が3/12朝刊便になる、3/29
号は早大慶大合格発表号で、店着日が3/17朝刊便となるそうだ。
しかしながら毎年思うのだが、東大合格人数にしろなんにしろ、集計中で人数があらわれない高校がだいぶある。
国立大付属は典型で、筑波大学付属駒場や学芸大学付属などは人数の発表が相当後になる。
それを一部の進学高校の合格者数だけ載せて発売することにどんな意味があるのか?
しかも木曜日に届いて、次は火曜に届くというのも歓心したことではない。
「週刊朝日」も同じようなリズムで発売するだろうし、木曜日は、文春、新潮の老舗雑誌の発売日でもある。
結局サンデーを買う人は少なくなり、ただでさえ低迷する部数に拍車がかかるだけだ。
サンデーは編集長を女性にした。
女性の目線で、表紙に男性俳優を器用するなど新しいこともやっている。
大学合格はサンデーの今までの売り物であったがこれも改革してほしい。
本当にできる生徒は海外の大学に進む時代なのだから。


今後のブログ運営方針について

2009-03-07 23:10:36 | インポート
ブログをサボっていますが、展覧会をみていないのではなく、書くのが煩わしいためです。
それはひとえにiPhoneを使って書いているためで長い文章に時間がかかるのです。
故に更新頻度をあげるため、このブログ、美術記事以外も加えることにします。
介護のこと、本や雑誌のこと、いろいろ取りあげたく思います。
とはいえ今日は美術のこと。
江戸東京博物館「薩摩焼」の展覧会に行ってきました。
薩摩焼は豊臣秀吉の朝鮮出兵で連れ帰った朝鮮陶工の技術に由来すること、白薩摩と黒薩摩があり、白薩摩は藩主専用、京焼から学んだ技術が反映している一方、黒薩摩は民間のもので、柳らの民芸運動によって見出されたとか、薩摩焼といっても京都でも窯が開かれ、京薩摩と称するなどまあ理屈はいろいろあれ、1867の第二回パリ万国博で紹介され
高い評価を得たというが、確かに絵つけだけみてもほれぼれずるほど美しい。
展示90は狩野派的、展示95は琳派的といった具合。
フランス人を魅了したのも納得できる。
東京会場では特別に天璋院所用の薩摩が展示されるが、進歩的な島津斉彬が自ら楽茶碗を作るなど、この方面に関心あればこそ薩摩焼の発展がおこりえたと納得した次第。
この展覧会で是非触れておきたいのは音声ガイド。
タッチ式ボイスリーダーペンU SPEAKというのを採用、音声ガイドシートの番号にペン先を触れると再生が始まるという仕組、展覧会内容ともども興味深いものがあります。