だらだら日記goo編

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裁判傍聴の勧め

2014-10-28 20:39:02 | 日記
裁判は一般公開されている。
有名人の裁判には注目が集まるが、一般の裁判も当然傍聴出来る。
霞ヶ関の東京簡易、地方、高等裁判所に行けば、傍聴する人の為に、今日の裁判の開廷時刻が記されているから、興味を持った裁判を傍聴すれば良い。
ただ、裁判所に入るのに、金属探知機をくぐらされるのと、法廷では、携帯のメール着信音も響くから、携帯の電源は切っておかないといけないのが面倒だ。
僕は二回裁判傍聴したが、一つの事件は累犯窃盗、もう一つは、覚醒剤取締法違反、弁護士法違反の事件。
累犯窃盗は、刑務所から出所して三ヶ月の男、コンビニで新聞を盗んで逮捕されたという間抜けな事件。
検察官も裁判官も呆れ顔で、貴方は、刑務所に入っているのが良いのか、などと訪ねていた。
検察官の求刑は懲役四年、新聞を盗んで、懲役四年求刑されるのだから誠に馬鹿らしい。
覚醒剤取締法違反の事件は、老人の男性、これまた、刑務所から出所して覚醒剤使ったらしい。
なかなか可愛い女性の検察官だったが、問い詰めは厳しい。
この被告、警察の取り調べに不満を持っているようで、審理が一回で終わらない。
本人質問を聴いたが、検察官の求刑までには至らず、何回も審理に拘置所から呼び出されるのだから、大変だろう。
保釈されていれば被告だけだが、拘置所から来ると、刑務官が付き添っているから解る。
弁護士法違反の事件は、被告が弁護士なわけで、つまり、法廷の事をわかりきっている人が被告なのだから面白い。
事件の依頼を、私人から受けて活動していたのが、法に反するとして、告発されたらしい。
裁判の結果によっては、弁護士の資格を失う訳で、当然、今後どう生きていくかが、検察官からも裁判官からも問われたけど、そこまで考えていないと答えていたが、これじゃ心証は悪い。
検察官は懲役一年を求刑したが、まあ刑務所送りにはなるまい、って被告弁護士本人が一番良く知っているだろう。
三つの裁判の結果は知らないけど、まあいろんな人生があるなと。
暇を見つけて裁判傍聴したい。

それでも本が好きだから

2014-10-25 20:58:46 | 日記
今日から、神田古本まつりが始まった。
五島美術館に行って、そのまま、二子玉に出れば、東急線と半蔵門線ですぐ神保町に行ける。
不況だなんだと言っても、やはり、古本まつりは賑わっていた。
夜は7時までやっている。
しかし、買えないのだ。買いたいのだが買えなくて、会場をぐるぐる。
お金がないというわけではない。
欲しい本はあるのだが、荷物になるし、この先に行けば、もっといい本があるだろうと思ってしまい、買わないのだ。
結局、買った本は、講談社学術文庫で、絶版になっている本だけ。
展覧会図録も探した。
欲しかったのは、目黒区美術館で開催された、資源としての炭鉱 の図録。
目黒の伝説の学芸員、正木基さんが、一人で作り上げた図録で、展覧会会期中に売り切れてしまった図録だ。
しかし、いくら探しても見つからない。一万円以内なら買おうと計画していたけど、ないことには始まらない。
もう一つ、江戸東京博物館で、開催された、五百羅漢展の図録は、僕は行かなかったので、欲しかったのだが、これはあったけど、五千円の値がついている。
五百羅漢展は山口にも巡回して、ネットで山口の美術館に取り寄せることも出来るので、これは法外な値段とも言え、購入しない。
そもそも、図録ばかり家が溢れてしまう。
富士レコード社にも行ったら、既に廃盤になっているCDが安いので一万円近く購入。
こういうのは、Amazonなどでは、一枚、5000円とか高値がついているが、富士レコードでは、1200円とかだ。
これで満ち足りた気分になる。五島美術館で購入した図録もあるし、夜も遅くなったので、帰る。
しかし、東大駒場で哲学を教えておられた山本巍さんの、ロゴスと深淵、専門書で、書き込みも全然ない本が、500円で売られていたり、僕も、既に持っているから買わないが、持っていなければ、すっ飛んで買うところだ。
やはり、本が売れないというのは本当なのだろうが、僕のような一部の愛好家に支えられて、本という媒介は存在し続けるのだろうな。

クラシックの勧め

2014-10-12 21:15:37 | インポート
タワーレコードに週一回くらい行く。
何より、タワーレコードは、クラシックでは、もう廃盤になって、Amazonなどで高く売られているCDを、復刻したり、タワレコだけで発売する、世界初CD化、なんて作るからたまらない。
僕が、クラシックにはまりだしたのは、大学二年生の時だ。
その時は、CD一枚、3500円した。
廉価盤もあったが、BMGビクターが、蝶々の絵柄で、2500円で出していた。
今でも中古屋に行けばあるが、ミュンシュがボストンを指揮した、チャイコフスキーの悲愴交響曲とかを買ったのを覚えている。
しかし、CDやレコードも不況で、BMGビクターはソニーと合併し、東芝EMIはワーナーパイオニアと一緒になった。
最早、CD一枚3500円、などでは売れないから、一枚1000円だったり、500円なんていうのもある。
いや、高いCDもあるが、高音質を唄い、専用のプレイヤーでなければ聴けない、という奇妙なもので、高音質にこだわる人もいるかもしれないが、わざわざ専用のプレイヤーを求める酔狂も少ないから、すぐ生産中止になった。
でもって、今は、タワレコにはBOXものの輸入盤、50枚で一万円とかいうのが溢れている。
カラヤン、60年代交響曲全集とか、フルトヴェングラーEMI録音とかいうのだ。
しかし、50枚も購入しても、聴いている時間がないから、売れるのだろうか?
クラシック初心者は、あまりに、同じ曲で、違う演奏家のCDが並んでいるから、どれがお勧めですか?なんて店員に聞いたりする。
しかし、当たり前だが、世間的に評判の高い演奏が、その人に合うかどうかはわからない。試行錯誤しながら、自分の好みを作っていくしかない。
僕の場合は、先に挙げた、ミュンシュと、そのあとを受けて、ボストンの音楽監督になった、ラインスドルフの2人の影響が大きい。
二人とも男性的な演奏をするが、ミュンシュは情熱的、ラインスドルフは理知的だ。
タワレコは、音楽だけではなく、対象商品を買うと、国立新美術館でまだやっているオルセー美術館展の音声ガイド利用券をプレゼントするとかいう洒落た企画もやる。
まあ、タワレコに行けば、どのCDを買おうか迷って迷って、一時間くらいは簡単に潰れる。
音楽もネット配信か何か知らないが、やはり、CDを買って、プレイヤーで聴いて、のんびり過ごすのが自分にはあっている。
明日は台風、音楽三昧だな。


無料を賢く使います

2014-10-04 23:01:20 | インポート
美術館と言えば、当然入館料が、必要だけど、招待券ではなく、無料で入館出来る方法もある。
無料を賢く使いましょう。

株主優待
今、高島屋と、東急の株主になっていますが、これで、高島屋と、文化村ザ ミュージアム 五島美術館には無料で入れます。
高島屋は文化催事に力を入れると、事業計画にあるように、ここの所立て続けに展覧会をやってます。
芹沢けい助、竹久夢二、共に朝日新聞社主催の本格的な展覧会、会場では、ビデオも、流れていました。
文化村ザ ミュージアム、は、言わずと知れた、1500円とかとる展覧会を開催、来年は、ボッティチェリとルネサンス、なる展覧会も、開きます。
五島美術館は、所蔵作品展が、多いんですが、秋の特別展 存星というのをやります。

無料開館日
今日行った、町田市立国際版画美術館は、展覧会初日は無料です。
また、文化の日なんかは、多くの美術館が、無料になります。
美術館の開館記念日で、無料になる場合もあります。
例えば、府中市美術館は明日無料になります。ミレー展をやっていて、通常なら、1200円とるところが、無料になります。
ホームページにも、大変な混雑が予想されます、とありますが、台風も来るし、明日はどうでしょうか?
けど、1200円得する訳だから、ある程度の混雑は我慢すべきでしょう。

チラシの活用
このチラシを見せれば、100円引き、という美術館は、時に目にしますが、チラシに無料招待券、と書かれているのは、横浜にある、馬の博物館。
つまり、チラシを見せれば、無料で入れる。
今日から、その企画展が始まりましたが、下に書いたように、横浜に行くことが多くなるので、何時でも行けます。

アンケートに答える
と、お礼に粗品等をくれる美術館はありますが、国立近代美術館は、いまやっている、菱田春草展、アンケートに答えると、来年3月まで有効の、所蔵作品展招待券を貰えます。
所蔵作品展と言っても、流石、国立の美術館、200点以上の作品を眺めることができ、二時間くらいかかります。

そもそも無料の美術館、博物館
板橋区立美術館、は、アクセスが悪いのですが、何故か、所蔵作品展の場合は無料です。
他の美術館から、作品を借りる企画展の時だけ、お金を取ります。
大学の附属の博物館は無料です。
東大本郷の博物館、武蔵野大学の博物館、明治大学博物館等が有名です。
その他、九段下にある、昭和館とか、小平の方にある、ガスミュージアムとかも入館無料です。

こういう制度を利用して、賢く廻りたいものです。