だらだら日記goo編

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新聞を読むという快楽

2014-05-25 22:30:20 | インポート
中学時代の国語の教師は、新聞を隅から隅まで読んでこい、という課題を出した。高校時代の現代社会の教師は、産経新聞の正論、というコラムから試験問題を出した。
ひと昔前まで、新聞をとって読むという行為は当たり前であった。
朝の四時になると、新聞配達のバイクの音がする、今も昔も。
しかし、新聞を月極めで購読している人は明らかに減っているようだ。
テレビでいち早く、ニュースでやるからか、ネットの普及の為か知らないが。
困った新聞社は、ネットのニュースも、会員用にしたり、新聞購読とセットにしたりする、朝日、毎日、読売皆そうだ。
しかし、新聞でしか、解らない世界もある。
今購読しているのは、東京新聞だが、この新聞は、四面に311後を生きる、という紙面を毎日続けていた。
新聞を購読すると、お楽しみは、新聞代金支払う時に、映画なり、美術なりのチケットをくれることだろう。
うちは、口座振替なので、電話で催促していたら、ある時から、今月は、美術の券はありません、とか書かれた紙が入るようになった。券がある時は、券がポストに入っている。
先月は、美術の券は2ヶ月に一回となりました、と入っていたので、今月は来るな、何が来るか、東京新聞、毎日新聞共通の店なので、東京新聞の券なら、デュビュッフェ、デュフィ、毎日新聞の券なら、板谷波山とか考えていたら、今日、板谷の券が入っていた。
こちらから何も言わなくても忘れない。
それだけ購読者が大切と言うことだろう。
東京新聞と共に、サンデー毎日もとっていて、サンデー毎日は毎週、月曜朝の新聞と共に送られてくる。
明日の朝も楽しみだ、やはりニュースは新聞でないと。


罰金ですよ

2014-05-19 22:38:04 | インポート
夜中に買いものに行った。
自転車で、赤信号だったが、車が来ないので、無視して、横断したら、運悪く、信号待ちしていた自転車の警官に呼び止められた。
警官がいるとわかれば、信号守るけど、夜中だから、警官とは解らなかった。
呼び止められて、無灯火ではないから、悪質とは思わなかったのだろう、別に身分確認する訳ではなく、盗難車じゃないことを確認して、口頭で、電話番号伝えて、まあ連絡しないと思うけど、信号無視は、罰金にもなるからな、と言われて、釈放というか簡単な調べは終わり、それからあと、連絡がないから、まあ終わったのだろう。
最近、自転車を巡る規制がとても厳しくなった気がする。
自転車は軽乗用車だから、原則は車道を走ること、歩道を走る時も必ず車道寄りに、まかり間違っても、歩行者をどかそうと、ベルを鳴らしてはいけない、昨日入っていた、公報警視庁、とか言う折り込みにも、いろいろ載っていた。
歩行者優先にって、それでは、自転車の役割が果たせないし、車道を走れって、駐車している車があって、そういう場合、車道の中央に出ろと言うことか、といろいろ言いたくなるが、まあスマホを操作しながら、自転車を運転する者とかがいるから、厳しくなるんだろう。
で、自転車を停めるのも厄介で、駅前では、自転車整理員とか言う暇そうなご老人がうろうろしているし、自転車の撤去も、盛んに行われる。うちの自治体だと、撤去されたら、取り戻すのに、3000円かかる。
そうでなくても、歩きスマホをしていて、その世界に没頭しているバカ者にヒヤヒヤさせられ、一方では、無謀な運転する乗用車にヒヤヒヤさせられ、なんかバカらしくなって、飲み物とか買いに行ったりする以外の日中は、歩いて、バスに乗って、移動することが多くなった。
自転車じゃなく、歩くと、いろいろ見えてくる、ああこの家も解体するのか、とか。
ゆっくり歩こう、罰金等払いたくない。


本屋がなくなる

2014-05-13 22:32:15 | インポート
今さらという気もするけど。
家の近くには、国士舘大学がある。
で、近くの駅まで、本屋が以前は新刊書の本屋二軒、中古書の本屋も二軒あった。
まあ小さな本屋だが、週刊誌やら何やら買うには便利だった。
まず、新刊書の本屋が潰れた。
潰れて久しくはそのままの状態だったが、もう一軒の新刊書の本屋も潰れた。
そこは、ビデオのレンタルもしていて、夜中の二時までやっているという本屋だったが、やはり潰れた。
すると、間をおかずに、その近くにある中古の本屋が潰れた。
あとは、漫画本を中心に扱っている、従って、ほとんど用事がない古本屋だけが残ったが、今日みると、閉店セールをやっている。
つまりは、潰れるのだ。
すると、家の近くには本屋がなくなるという事態になる。
本屋があれば良いというものではないが、というのも、今の本屋は学術書なんてほとんど扱わないから、困るのだ。
全国に展開する文教堂、なんて、漫画やアニメの本屋を標榜して、まともな本などほとんど置いてない。
本屋にすれば、専門書を置いても、買ってくれないので、万引き被害はあるわ、それなら、置かないということだろう。
すると、仕方なく、Amazon等のネットに頼ることになる。
ワンクリックで、家まで配達してくれて便利なのはいいが、困るのは、本の内容が解らない点だ。
著者名で買う場合もあるが、大抵の専門書というのは知らない人が書いているから、どんな内容か確かめたい。
ところが本屋にもない。
神保町行けばあるだろう、というのも甘くて、今は、専門書はあまりない。
小さな本屋にはないような、新書の古いやつとか、選書とかはまあ揃っているがー。
更に、本屋での立ち読みは良い暇潰しにもなる。
それが、本屋がどんどん無くなっていくのでは、いろいろな意味で困るのだ。
皆さん、困らないのだろうか。


映像をめぐる冒険

2014-05-03 22:33:11 | インポート
この展覧会はおおいに戸惑った。
何しろ、普通の展覧会とは違って、入り口を入ると、いろいろと映写機が廻っていて、何かを映している。
でもって、壁に映像が映されているわけだが、何か壁には通路も六ヶ所あって、その中に入るとまた、部屋があって、いろいろ映像を展示している。
東京国立近代美術館は、映画をめぐる美術ーマルセル ブロータースから始める、という展覧会だ。
マルセル ブロータースがいかなる人物なのか知らないし、この人から何を始めるのかも解らない。
ただ、はっきりしたことは、映画をめぐる美術という表題が間違っていることだ。展示室には都合12名もの作家の映像が流れるが、僕らが映画という言葉でイメージする作品は一つもない、所謂、現代美術家の映像作品が映し出されているのだ。
従って、普通の映画のように、観るのに、一時間二時間かかるという訳ではない。10-20分程度でそれぞれの作品は見終わる。
しかし、12名だから、皆観ると、かなり時間が取られる。
でもって、展示室入って、壁に映し出されていた作品はマルセル ブロータースという人の作品で、通路を通ってそれぞれの部屋で映し出されている作品は現代美術家のものだ。
まず、マルセル ブロータースという人の作品、
ボードレールが行った実在の旅、大西洋航海、に触発された作品とか、マグリットの有名な、パイプの絵と、フーコーの著した論考、これはパイプではない、に触発された作品とか、まあ感じが解ってきたので、では通路を通って部屋へ。まずは、日本人の作品を、ということで、やなぎみわ、の作品に行くが、なんかしらんが、女子高生の文化祭の演劇のレベルで呆れる。
次は、ボードレール繋がりということで、エリック ボードレールという人の作品を。
これは、日本赤軍の重藤房子と、その娘メイ、二人を追った映像作家に触発された作品でなかなか面白い。
他には、ジャンヌ ダルクの異端審問の裁判記録に触発された作品とか、アルバニアで、かつて過激派のメンバーとして活躍していた自分の母親にインタビューした映像とか、まあいろいろ。
因みにゴダールは、映画は、毎秒24回の真実、と、述べたとか。

さて、二時間以上この展覧会に費やしたが、国立近代美術館は、常設展示も観ないと。
これがまた、地震の後で東北を思う。という特集展示をやっていて、映像が多いんだなあ。
今の国立近代美術館は、映像美術館の感がある。
時間が取られることはくれぐれも忘れずに。