だらだら日記goo編

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結局オークションに

2013-02-26 19:27:32 | インポート
先にオークションをバカにしたような事を書いたが、結局オークションに何回も参加している。
狙うのは、通販限定CDだ。
今は通販限定なんてほとんど出ていないが、一昔前は、いろいろな会社から、通販限定が出ていた。
通販限定ということは、普通のお店では手に入らないということだ。
どうも僕はこういうのに弱いらしい。
展覧会図録もほとんどの場合求めるが、これも会場限定だ。
今は書店でも扱う図録も増えたが、基本的に図録には値段やISBNコードは付いていない。
展覧会会場の図録売場あるいはミュージアムショップで求める。
どうも僕にはそういう人が所有していないものを所有することへの喜びみたいなのがあるようだ。
Yahooオークションの本で、非売品と打ち込むとぞろぞろそういうのが出てくるという。
なんか本当にオークションにはまりつつある。


初春の展覧会あれこれ

2013-02-21 21:22:03 | インポート
一応、三月末までが一年度、三月末迄に行かないといけない展覧会を。

茨城県立近代美術館、二年後。自然と芸術、そしてレクイエム。
二年後とは、東日本大震災から、二年後という意味。大震災は芸術のあり方にも問い直しを迫った。関東大震災を経験した、横山大観、生成流転が展示され、東日本大震災の影響を受けて作られた芸術品が並ぶという。

横浜美術館、ロバートキャパ、ゲルダタロウ、二人の写真家
今週のサンデー毎日のグラビアも飾っている。
ロバートキャパとは、架空の人物だと云うことらしいが、さて、どんな展示か興味がある。

埼玉県立近代美術館、ポールデルヴォー
世田谷美術館、スタイケン写真展
泉屋博古館分館、住友グループ秘蔵の絵画
フェルメールセンター銀座、あっぱれ北斎

等も券があるので、観に行かないと。
先日、朝日カルチャー横浜に千足先生講義を聴きに行ったら、ここは、美術展の招待券がおいてあるんですね。
神奈川県立近代文学館とか、松屋銀座とか、券貰いましたよ。
というわけで、行くところは数知れず。


抗議に値するものか?

2013-02-15 22:11:58 | インポート
六本木は森美術館で、会田誠 天才でごめんなさい、という展覧会が開かれている。
会田誠を知らなくても、ビンラディンに扮した映像を作った人間と言えばよく知られているか。
その展示のなかに、18禁部屋があり、性的刺激の強い作品が展示されているのだが、それに一部の女性団体が抗議している。
しかし、この抗議は、事の本質から外れている。
会田誠展は、当初からサポーター制を採っていた。
15000円払った人達と一緒に作り上げていく展覧会という主旨で、サポーターになった方の名前は、会場出口にも明記されている。
18禁部屋の展示がよろしくないというのなら、まず美術館はサポーター達の意見を聞かなければなるまい。そこがずれてしまっているのが残念だ。
で、18禁部屋の展示は、それほど、女性を侮辱したものでなく、むしろ、美少女という文字を対象にしてマスターベーションを試みる男ー会田さん自身、の映像などに発想力が豊かだ。
文字と書いたが、会田さんの文字もしくは、概念に対する関心は強く、カントの判断力批判全ページに落書きみたいなことをして、判断力批判批判と銘打つ。最新作では、ハイデガーを読みながら、作品を仕上げていく。
また日本美術の勉強もかなりしており、平山郁夫のパロディ作って、郁夫なんて署名した作品もある。
あぜみちという作品は容易に東山魁偉の道、からの引用がわかるし、他に、加山又造、光琳等からの引用も指摘できる。
考えない人、なる作品もある。ロダンの考える人、のパロディだが、むしろ、弥勒菩薩的な体つきで、ロダンと弥勒を融合したとも言える。
こう言う多面体の会田作品に対して、一面的な批判も何だかと感じている。


オークションはおもしろいか?

2013-02-12 22:33:17 | インポート
Yahooオークションというのに参加してみた。
即決価格が決まっているCD全集をその価格で落札、Yahooかんたん決済というので、すぐお金を払った。
しかし、相手が何も言ってこない。
かなりオークションに出品している強者のようで、まあ忙しいのだろうが、こちらは騙されたのかと不安になる。
まあ待っていると、やっと入金が確認できました。土曜に発送します、と連絡があった。
岡山の人だ、来るのは日曜夜か月曜になるとみて、日曜昼は静岡市美術館、近江巡礼に行っていた。
帰ったら、品物が届いていたようで、再配達を依頼、今日その品物を受け取った次第。
オークションなるものに参加するのは二度目、まあ見ていると毎日いろんな品物が出品されること、値下げ交渉やら、何やらいろいろあってやりとり自体が好きな人にはたまらないのだろうが、僕は、顔の見えない取り引きはダメだ。
品物が来るまで落ち着かない。
オークションではないが、Amazonの中古本を買った時も驚いた。なんと図書館で要らなくなって、無料で配布?した品物だったのだ。
そんなものに、つまりただで貰ったものに、値段をつけて出す人がいるのだ。
まあ顔が見えないから、中古品なるものも、万引きしたものかと疑えば疑える。
オークションと言い、Amazonの中古と言い、僕は出品出来ないなあと感じている。
パソコン遠隔操作の犯人が逮捕されたが、この人は以前にも逮捕され、ネットゲームの世界しか楽しみがないと言っていたそうだ。確か秋葉原の無差別殺人の犯人も同じようなことを言っていた。
現実の豊かな世界を拒否して、ネットという虚構の世界に逃げる人ーオークションオタクもそうだと言ったら言い過ぎだろうか。


所詮美術なんて

2013-02-02 22:17:08 | インポート
美術館めぐりなんて道楽である。
お客様で食べている美術館には申し訳ないがそうおもう。
だから、僕は展覧会の予習なんて全くしない。
中には酔狂な人もいるもんで、この作品の展示期間は○日から×日までだからとか調べて行く人もいる。
それはそれで良いけど僕には出来ない。
それに加えて、僕は当日の気分で行く美術館を決める。
会期がないとかそんなことは考えない。
例えば、招待券があるDOMANI明日展は、それこそ明日までの会期だ。
今日行かないと招待券が無駄になってしまうが、行きたくもないのに無理して行くことはない。
今日は鎌倉の神奈川県立近代美術館の実験工房展に行きたくなったので、はるばる鎌倉まで。
ついでに、ここからリンクしている、あなたと夜と音楽と、の後藤さんが、須田国太郎 絵画を読む、という本を書かれ、贈っていただいたので、神奈川県立近代美術館で開かれた須田の回顧展図録を買う。
ただし、実験工房展の図録を先に読んでいるので、須田の図録は買っただけだ。
実験工房、一言で言って、美術と音楽の融合と言って良いかと思うが、やはり、行きたいところへ行って、良いものを観るのは気分が良い。
所詮美術館めぐりなんてそんなものだろう。
観て、楽しくなれば良いのだ。
こちらは、別に美術の本を書くつもりはない。
だから、何月何日講演会何時から何て言うのは苦手極まりない。
美術館もTwitterをやっているところが増えたが、渋谷の松濤美術館は何を勘違いしているのか、Twitterの可能性を狭めないでほしい、なんていつか呟いていた。
Twitterのような戯れになんの可能性があるというのか?
松濤美術館のTwitterを見ている人なんて少ないだろう。
Twitterが美術館を変えられるというなら、松濤美術館さんやってほしい。
美術館めぐりもお遊び、Twitterもお遊び、それで良い。
しかし、今日の鎌倉は、小さな子どもが、映像を観てぎゃーぎゃー大きな声を出していたら、監視員、母親と子どもに注意していたな。
初めにカオスがあった。神は退屈していた。神は原子力を与えた。円盤がやってきて恐るべき放射能が-なるビデオだから子どもが騒ぐのも無理はない。
美術館はお遊びの場だから、子供の騒ぎも当然前提としてあると思うが。
美術なんてそんなものだろう。