だらだら日記goo編

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何でも応募してみるものだ

2009-05-27 23:31:24 | インポート
下に書いた現代美術館のチケットはタワーレコードからもらった。
無料情報誌の何とかというのに応募してみたら当たったのだ。
自由記述欄があったので、タワーレコードが独自に企画して1000円で販売しているCDを誉めた。
お世辞ではなく、例えばラインスドルフの演奏などすばらしいと思うのだ。
ところがラインスドルフは地味な指揮者というイメージがあり、BMGビクターからベートーベンやマーラー、モーツァルトなどが発売されても売れないためかすぐ廃盤になってしまった。
批評家では小石忠男さんくらいだ、ラインスドルフの再評価を口にしていたのは。
しかしラインスドルフの作る音楽は実は誠にユニークだ。
ボストンを指揮してベートーベン全集を作ったが、中でも第九と第七は名演だ。
第九は一気に聞かせる。全部デ66分くらいの速めの演奏だが、飛び跳ねるようなリズム、ティンパニの効果は何度聴いても惚れ惚れする。
一方、第七は逆にテンポを遅くとることによって、曲の雄大さを伝える。
しかしラインスドルフのベートーベンは日本では全集としてCDになることもなく、今や廃盤で手に入れるのも難しい。
タワーレコードはラインスドルフのブラームスとモーツァルトをCDにした。
ブラームスは世界初のCD化だった。
これでラインスドルフに一定の再評価がなされた。
レコード芸術もBMGビクターの初CD化のときは無印だった評価を新たな発売にあたっては推薦扱いにした。
ラインスドルフによってクラシックに目覚めた僕にはとても嬉しかった。
タワーレコードさんにはこれからもこういう企画をどんどん立てて欲しい。
今日は久しぶりにラインスドルフでも聞きながら寝るとするか。


素敵なblog紹介

2009-05-24 23:24:21 | インポート
初めての試みですが、記事を携帯で書いてみましょう。さてblog紹介、某SNSで知り合って面白い人だなぁと思っていたら、Takさんのところにも書き込みしていてblogのURLが、わかったのです、Cosさんといい、高校で数学を教えている知的女性です。一つ一つの記事の長さも読みやすく是非覗いてください。 http://cos.cocolog-nifty.com/cosmos さて昨日は東京都現代美術館ヘ。企画展示は電子音楽の第一人者というが、存じ上げません、池田亮司さん、展覧会も何を訴えたいのか不明、Cosさんによると数学の世界というのですがー。常設展示のほうが断然面白い。ヤノベケンジの巨大ロボットがお出迎え、火を噴いたり動いたりするそうです。伊藤存という人は刺繍で作品を作る、筆だと感情が入って、嫌だとのこと、名和晃平という人はガラス玉で動物作りますが中には本当の剥製がはいっているとのこと。お化けカタログが物疑を呼んだ大竹伸朗は日本スケッチと、巨大作品ゴミ男を展示、後者は東京をイメージしているとか、いずれにしろ作家達が楽しんで作品を作っていることがよくわかる、現代美術は楽しくなくちゃ。


80円戦争のゆくえ

2009-05-17 23:20:41 | インポート
家の近くには大学もあるので、自動販売機も100円で売っているところが多い。
そのうち一店舗が、地域のお客様感謝価格として、アサヒの缶コーヒーを80円で売り出した。
80円でも利益が出るのだろうから、120円の普通の飲み物は実はかなり儲っているのだろう。
僕も80円コーヒーを買ったが、別に賞味期限が迫っているということもない、安くてよろしい。
しかしそうなると慌てたのが通りを挟んで自動販売機をおいてある店だ。
こちらも100円で提供していたが、目の前の店が80円だ、みなそちらを買う。
慌ててその店も80円で提供しだした。
どうせなら70円とか限界まで安くして競争してほしいが、80円がギリギリなのか。
そうこうしているうちに先に80円提供を始めた店が100円に戻した。
すると100円を80円にした目の前の店もすぐさま100円に戻した。
この80円競争、なかなか面白かった。
美術館の入館料はどう決められているのだろうか。
最近は1000円取って当たり前の風潮がある。
出光がまず基本料金を1000円にしたし、今回の茶の湯の展覧会から三井記念も1000円にした。
しかし自治体の予算がつくとはいえ、渋谷の松濤はどんな展覧会でも300円だし、武蔵野市吉祥寺美術館に致ってはわずか100円だ。
民間でも、ワタリウムは基本は1000円だが、何度でも入れるフリーパスだ。
今回のアロイーズ展というのは、チラシによるとそれに加え、品川のO美術館の展覧会が無料になるという。
お客様のための営業努力を他の美術館にも多いに望む。


残念無念

2009-05-09 23:00:46 | インポート
このゴールデンウィークは熱海のMOA美術館に行くのがやっとだった。
朝九時の小田原行電車は満員、遠出したのが失敗だった。
それでも、はるばるライデンからやってきた、東大医学部で教えていたベルツのコレクションをみられたことは幸いであった。
工芸品に優れたコレクションが多かったが、あの河鍋暁斎のコレクションも充実していた。
この展覧会は全国巡回だが、東京に廻って来ないのが惜しまれる。
しかしMOAはエスカレーターを延々と上り展示室にいたる。
窓からの眺めは絶景で伊豆大島も見渡せる。
所蔵品にはモネもレンブラントもあり、金がかかっているのだろう、いろいろな面で。
あとは、練馬区立美術館、現代の水墨画に行き、土曜ということで出品作家のアーティストトークを聴いたり、ぐるっ
とパスで三鷹市美術ギャラリー、ラウルデュフィに行ったりしていた。
前者の練馬はあの三瀬夏之助さんも出品しており、これまたアーティストトークがあるから混雑するだろう。
デュフィはやはり音楽作品が面白く、「大オーケストラ」では、指揮者とティンパニー奏者とピアニストがクローズアップされていて、何かのコンチェルト作品だろうと推測するのが楽しかった。
そんな気ままな美術館訪問だが、残念なのは府中市美術館「山水に遊ぶ」に行けなかったことだ。
既に多くのブログで言及されているこの展覧会、当然予定に入れていたのだが、ずるずるあとのばしになっていた。
いや正確には明日まで会期はあるから行こうと思えば行けるのだが、サイトで図録完売の知らせをみると行く気持ちが萎えてしまう。
府中単独開催ということで、図録も少ししか作らなかったとみえる。
こんな感じのゴールデンウイークでした。