だらだら日記goo編

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墨岡クリニックへの道

2005-02-03 23:33:51 | 日記・エッセイ・コラム
僕が始めて精神科にかかったのは高校時代。
はじめから墨岡クリニックへ行ったわけではない。はじめは病院へ行き、そこから紹介された。
けど僕は墨岡さんにかかる前から、墨岡さんを知っていた、不思議な知り方でー。
ある雨の日、僕は自殺しようと家を出た、確か小田急の成城学園の駅の近くに線路にかかる橋がある、そこから身を投げようと思った。
なぜ成城学園かまったくわからないがそう信じていた。
ところが行ってもそんな橋はない、どうしようかと思って成城から祖師谷まで歩いた、そしてまた電車に乗った。
成城から祖師谷までの間の道の途中に墨岡クリニックはある、その前を確かに通ったのだ。
あれこれして結局自殺できずに家に戻った。母が死なないでとないてもう死ねないなと思った。
あとで本を読み、「うつ病」の症状に自分がそっくりだと驚いた。そして病院の精神科を訪ねた。
今から思うと絶望のどん底で僕は墨岡さんの前を通ったのだ、何かに導かれるようにして。
それ以来僕は超越者の存在を信じている。自分は生かされていると感じている。
病院では「登校拒否」と決め付けられた自分を墨岡さんは「つらかったろうね」と一言言ってくれた。
そのとき自分は助かったと思った。
紆余曲折はあったが墨岡さん以外の医者の医者にかかってないしかかるつもりもない。
世の中はセカンドオピニオンなる言葉が流行しているが僕は関係ない。
天に導かれて墨岡さんにかかった、それだけ。こんな僕はおかしいだろうか。