だらだら日記goo編

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菊池麻衣子さんのこと

2005-02-05 20:36:43 | 芸能ネタ
「菊池麻衣子のコンチェルト」掲示板にこのブログのアドレスを書いたので、菊池さんのことでも。
僕がネットを始めて、初めて掲示板というものに書き込んだのがこのサイトだった。
はじめはネット初心者だからどう書いていいものやらわからず戸惑ったことを覚えている。
菊池さんの舞台は二度ばかり行った。
本物の菊池さんはかわいらしいことはよいのだが、存在感という点では物足りない。
菊池さんのデビューは映画「薄れゆく記憶のなかで」だ。
一部のファンにはロケ地めぐりをするほど圧倒的な影響を与えた作品だ。
長良川を舞台に高校生の初恋を美しく描いた作品だ。音楽が作品に極めてマッチしている。
その「薄れゆく」が昨年DVDになった。DVDでは「ファーストキス」とか「星祭」とかすぐ場面を選べるのがよい。
実のところ菊池麻衣子さんのファンサイトはこの作品を中心に展開されていたといってもよい。
管理人そのものがこの作品の撮影に関係し、DVDへの署名活動など行っていた。
しかし当の菊池さんとしては、自分の活動がデビュー作でばかり評価されるという事実は面白くはないだろう。
実際そのファンサイトには菊池さんからの書き込みというものはない。
そしてデビュー作がDVDとなり、管理人も病の床に伏すようになると、掲示板の常連は去っていった。
しかし実際のところ菊池さんそのものに魅力が乏しいというのも事実なのだ。
「ふたりっ子」でNHK朝ドラに出たがそれ以外ぱっとした話題はまったくない。
事務所の考えは知らないが、慶応の出身でお高くとまっているようにも見える。
交通事故にあったというような話題しか、芸能ニュースにならない。
残念ながらもう少し事務所は生き残り戦略を立てる必要があろう。
もう年も年でいわゆる「負け犬」といわれる部類に入る。本人の肉声がまったく聞こえないことが残念だ。


風鳴会

2005-02-05 00:49:30 | 本と雑誌
墨岡クリニックの正式名称は「医療法人社団風鳴会、成城墨岡クリニック」という。
今墨岡先生の本「ストレスとどうつきあうか」を読んでいたら、その「風鳴会」とは中原中也の詩から採ったものであるとあった。
引用しよう。

樹脂の香に朝は悩まし
うしないしさまざまのゆめ、
森なみは風に鳴るかな

そして先生は「人間の精神の深淵」を中也からかいまみることができ「生きていくのは大変であることを思い知らされる」とつづける。
詩人でもある墨岡先生らしい命名だ。
文学や哲学、詩などから僕らは多くのことを吸収できる。「人間」の「深淵」も勿論垣間見られる。
僕の場合はカントであり、親鸞であり、ニーチェだった。
若いときに読書することはだからいいのだ。
年をとり、人生に絶望した時、またその本を読む、すると以前わからなかったことがすんなり入ってくる。
読書離れとも言う。けどブックオフなどでとても安く本が手に入る。
携帯メールもいいがやはり本をすすめたい。