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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

1998年のニュージーランド研究旅行 その20 テパパ博物館の現生鳥展示

2018年03月13日 | 昔の旅行
1998年のニュージーランド研究旅行 その20 テパパ博物館の現生鳥展示
Research Visit to New Zealand, 1998. Part 20 Display of animals at the Te Papa Museum

 ウェリントンのテパパ博物館で展示を見学している。ニュージーランドだけあって、地上性の鳥の展示が充実しているが、意外にもモアの展示はここでは少ない。

20-1 キウイ 1998.2.21.
Kiwi

 キウイの良い剥製がたくさん展示されている。この写真の右端の鳥も飛べない鳥で、大型のオウムの仲間のカカポ。

20-2 キウイの骨格 1998.2.21.
Skeleton of a kiwi with an egg

 卵をお腹に持っているキウイのレントゲン写真は有名だが、こういう骨格を初めて見た。良い標本である。

20-3 ドードー 1998.2.21.
Dodo

 インド洋のモーリシャス島にいたが、絶滅した鳥。蜂須賀正氏侯爵の研究が有名である。論文:The dodo and kindred birds or extinct birds of the Mascarene Islands. Masauji Hachisuka, 1953. 私はこの本を見たことがある。ドードーは絶滅鳥ではあるが、その姿を描いた絵はいくつかあって、こういう復元も可能である。

20-4 アホウドリ 1998.2.21.
Albatross

 アホウドリの営巣地は1993年に訪れたが、そこは営巣地の内でも最も大きな島(ニュージーランド南島)であるとのことであった。

20-5 海棲哺乳類骨格 1998.2.21.
Skeletons of marine mammals

 鳥以外に海棲哺乳類の骨格の収集がこの博物館の「売り」だから、大きな展示ケースが用意されている。この部屋をX線の部屋と呼んでいる。組み上げたものは吊るしてあるが、置いただけの標本も多い。いずれも良い標本である。
20 Key words Wellinton National-Museum Tepapa Moa Kiwi Kakapo Parrot Dodo Mauritius Albatoross Marine-Mammal X-ray ウェリントン 国立博物館 テパパ モア キウィ カカポ オウム ドードー モーリシャス アホウドリ 海生哺乳類 X線

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