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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

折尾駅トンネルウォーク その3

2012年10月21日 | 今日このごろ
折尾駅トンネルウォーク その3
New Tunnel walk at Orio Station: part 3

10月13日(土)JR九州の主催する「ありがとう折尾駅舎」ウォーキングに参加している。お目当ての未使用の鉄道トンネルの見学地に着いた。


14 短絡線入口

入った所に解説パネルが置かれていて、質問に答える人も配置されている。


15 解説コーナー

では、いつからここを列車が走るのかと聞いたが「工事の進み具合で….。」とあまりはっきりしない答え。この新設線はともかく、折尾駅の高架化(現在は築堤)には、まだ問題も残っているのだろうか?
トンネル内部に入って、100メートルほど歩く。路面はコンクリートの平面で、まだ線路や路床ができていない。おそらくコンクリートスラブを置いてその上にレールを引くのだろう。後で黒崎駅にかなり大量の新レールが、レール運搬車に積載されているのが見えたが、ここに使われるのだろうか?ちょっと早すぎるようだが。トンネルウォークは、向こうの出口の光が見えるあたりでバリアーフェンスが置かれていて、そこまでしか行けない。


16 ここまでしか行けない。

向こうの開口部は地図上のどのあたりか分からないが、たぶん本線と合流するあたりだろう。路面はわずかに下りのように感じた。この線路は黒崎への短絡線にあたるもので、トンネルを出た後、鹿児島本線と平行して、折尾駅の一番南のホームに向かう。筑豊本線は、写真14のすぐそばで鹿児島本線をくぐり、その後レベルを上げて折尾駅の一番北のホームへ向かう。新本線の箱形の出口が見える。


17 新本線のトンネル口 鹿児島本線をくぐるため、やや低い位置にある。

さらに鹿児島本線をくぐる所もできている。しかし、鹿児島本線は筑豊本線を越えるためには現在よりも高い位置を通る必要がある。


18 鹿児島本線をくぐる新筑豊本線

写真はちょっと分かりにくいが、中央左の緑のネットでふさがれているのが新筑豊本線の通る空間。この上に鹿児島本線(現在の線が見える)が来るのだから、だいぶんかさ上げする必要があろう。


19 歩いたところ(青点線)と撮影場所(赤)黄色は新設線(推定)

なお、上の地図の鹿児島本線のレールの位置は工事のため変わっている。具体的には南側に寄せてあるようだ。
一般道に戻って、ここからはウォーキングルートをたどる。愛進学園の間の峠道を越え、ゴールの折尾駅東口をめざす。
(つづく)


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