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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

黄鉄鉱標本のおそうじ(臨時投稿)

2014年02月08日 | 今日このごろ
黄鉄鉱標本のおそうじ(臨時投稿)

朝起きたら積雪。でももう止んでいた。



2月8日の積雪。もう融けかかっている

 一昨日、寒いので一日中コンピュータに向っていたら、眼をいためてしまったので、数日間自粛。だから短い投稿を一つ。
 1月のブログ実績の報告で、黄鉄鉱の「サビ」とりのことを少し書いたが、その後テスト標本の輝きは保たれているので、取り置いていた良い標本も処理した。



黄鉄鉱テスト標本。処理前と後。(再録)

 使った「サビ取り」は、以前自転車のお掃除に使った残りで、モリヤ総販の「ピカット」というもの。ラベルによると、ケイ酸系の研磨材・脂肪酸ナトリウム・光沢をつける薬剤 の入った薄茶色のペースト状のもの。「ケイ酸系の研磨材」って、要するに砂だろうか。「脂肪酸ナトリウム」って、要するに石鹸。「光沢をつける薬剤」って何だろう? ネットで調べたら、同名のサビ取り剤がたくさんあるようだ。
 これを、紙製のお手ふきに取って、二三度こするとすぐにツヤが出る。12面あるので、各面2秒程度こすっても、1分二個処理出来るくらいの簡単な作業であった。研磨材が入っているから、あまり力を入れたり、何度もこすらない方が良い。すぐに水洗(お湯が良い)して水をふき取って乾燥した。
 昨年12月の北九州自然史友の会化石研究部会で、みなさんに差し上げた時は表面が酸化したものをさしあげたが、きれいにしてからさしあげればよかった。会員のみなさん、それぞれ処理して下さい、といっても、前記の薬剤、けっこうオネダンが高いので、標本の値段(プレゼントの値段を言うのもなんだが、標本だけなら実は100円をはるかに下回る。)と比較してコストパーフォーマンスが悪い。
 眼の調子も戻って来たので明日は定期投稿する。

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