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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

父の遺した写真 9 金山から神宮前

2016年08月04日 | 鉄道
父の遺した写真 9 金山から神宮前

9-1 沢上から見た日本車両 1956.7.8

 電車の走っているのは名鉄本線、その右は東海道本線だろうが、左側に日本車両が見えるということは南を向いて撮ったもの。カーブの様子からみると、沢下町の陸橋から現在のイオン熱田店あたりを見ているのかも知れないが、日本車両はずっと先にあたる。それにしても煙突が多いのには時代を感じる。


9-2 沢上から見た名鉄金山駅 1956.7.8

 前の写真を撮影した陸橋から反対方向を見たところ。向こうに見える下り坂は、国鉄金山駅から線路沿いを降りてくる道で、名鉄金山駅はその坂の途中から入るようになっていた。1989年にやや北に移動してJRと統合された。この道は古くからの友人が住んでいる所だから、何度も通った。現在はもちろんずっと整備されていて建物の対応はつかない。。

9-3 名鉄神宮前駅 1956.11.23

 神宮前駅の南から撮影したもの。むこうに見える森は熱田神宮。中央を走る高架線は、名鉄本線から常滑線が分かれて、本線と国鉄線を越える線路である。このころはたぶん単線だったと思う。今は複線。私は小学校に入る直前まで知多郡(日長駅の近く)に住んでいたから、この陸橋を何度も通ったはず。通った記憶はあるが、名古屋市北区に転居した後も、海水浴や化石採集に何度も常滑線・知多線に乗ったから後の記憶だろう。なお、このネガには大きな傷が入っていたので一部デジタル処理で修復した。
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