まだ発行されたばかりのコミックス、ゴルフ13の最新版213号7月19日の初版第1刷が今手元にある。
ゴルゴ13第1巻から本棚に並べてあるが、今回の213号は、少なくとも今までの購入したゴルゴ13の中で、これから印象が残る1冊になりそうだ。
その中の第二話、「夢の国」はなんと「プラント」アメリカ大統領が狙撃される物語。
今回アメリカで襲撃されたトランプ氏は、大統領選挙の候補者だが、ゴルゴ13、213号は、大統領選挙での襲撃ではなく、大統領「プラント」の凋落ぶりを心配した側近が、彼を射殺するのではなく、ゴルゴ13の技術によって彼が持つスマホを破壊することなく撃ち落とすことをゴルゴ13に依頼するストーリーだ。
依頼人は、スマホが撃ち落とされたその瞬間に撮影されていた、プラントが“自分のことより子どもを救う”と言う言葉を意図的に残し、その映像を公表して、プラントの人気回復に使うとする作戦だった。
中身はどうであれ、なんとも時期が一致したトランプ氏の襲撃と、ゴルフ13の劇画。
トランプ狙撃犯がこれを見たとは思わないが、まさに時代を予測し先取りした、ゴルゴ13コミックの脚本力、だからゴルゴ13から目が離せず、新刊をついつい購入してしまうのだ・・・。
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