いろんな理由で、ここ1年野球審判ができなかった。
決して審判が嫌になったわけではなく、他の審判員に負担がかからないように、動けるものなら動きたいほどだった・・・。
昨年から今年にかけ、地域の役割、仕事の負荷、そして体調の面からやむなく遠ざかるを得なかった・・・。
審判でこんなにプランクを空けたことは、過去になかった。
42歳の厄年の時、腕の骨を折って長く審判はできなかったが、それでもプランクは数か月・・・。
その久しぶりの審判を、今週日曜日に再開する・・・。
その試合がいきなり中体連のこの地区の公式大会。
復帰の1試合目は練習試合あたりでいいと思っていたが、今の時期、中学や学童は公式大会が目白押し、地区の審判総動員で対応する。
仕方がない、練習試合も本番も、審判の仕方が変わるわけではない、試合の進め方も、ルールもすべて同じ。
むしろ、本番は、チーム、審判ともに集中しているので、珍プレーもハプニングも発生する確率は少ない。
日頃の、とはいっても長年染みついたジャッジをするのみ・・・。
ただ・・・、心配は、野球は結構ルール改正があるが、その改正への適応・・・。
改正ルールが、単にいままでのルールの軽微な修正、あるいはあいまいだった表現を明確にしたものなら、頭の切り替えで対応できるが、実はこの1年間で、審判の動きに直接かかわる新ルールが加わった。
大谷選手が出ているメジャーリーグの中継を見ていると、タイマーのカウントダウンが新たに画面に加わった。
大谷選手が出ているメジャーリーグの中継を見ていると、タイマーのカウントダウンが新たに画面に加わった。
そう、投手の投球間隔の時間制限だ、メジャーリーグは、ランナーがいない時、ボールを受け取ってから15秒以内、ランナーがいれば20秒以内に投球しなければならない。
これをオーバーすると、投げなくても、またストライクを投げてもカウントはボールとなる。
この新ルールが今回の中体連にも適用されていて、12秒、20秒となり、ランナーがいたときは3回目から即ボールとなる。
私は今回球審だが、3人制で行うのでこの投球間隔時間を3塁塁審が計測する。
これから各審判員は、3人制では3塁が、4人制では2塁塁審がストップウォッチを持ちながらジャッジする。
私も、いつ割り当てられるかわからないので、ストップウォッチを購入したが、計測しながら、またボールの動き、選手の動きを見ながらのジャッジは混乱しそうだ・・・。
体調、体力は1年前と同じだが、このところ少し運動不足、一番の心配は今の時期でも気温が高いので、熱中症対策か・・・!?