Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

春を呼ぶサラダ~柑橘ドレッシング

2011年02月22日 | インポート

土佐の文旦を頂いた。

柑橘類では最も大きな実を付け独特の香りと

ほのかな苦味がある。

歯応えのあるしっかりした実なので葉物野菜とサラダに。

クレソン、アイスプラント、スナップエンドウ、

レッドキャベツスプラウト、パプリカ、ミニトマトを添えて。

ドレッシングにも少し爽やかさが欲しかったので

蜜柑を絞ってレモンと合せ柑橘ドレッシングに。

オリーブ油を混ぜるとミモザ色になりグリーンと映える。

果汁を酢に置き換えるとまろやかで華やかなソースが出来た。


ヤーコンと金時豆のかき揚げ

2011年02月21日 | インポート

薄皮をはぐように一日一日雪融けが進み日中の気温も

プラス1度や2度になってきた。

来週はもう3月になるのだ。まさに春近し。

今日はヤーコンと金時豆でかき揚げを作った。

材料はヤーコンと少々の人参、茹でた金時豆。

たったそれだけの経済的おかずだ。

衣を付けてスプーンで落としカラッと揚るのを待つ。

味付けは昆布塩かポン酢であっさりと。

ヤーコンはインカ帝国以前から珍重され大事にされてきた野菜。

オリゴ糖の王様とも言われポリフェノールや食物繊維が

豊富で抗酸化作用もある。

同じ様な機能性を持つ金時豆と組み合わせれば

相乗効果が発揮されるのでは・・・・。

沢山作ったのに全部売り切れ。

手作りかき揚げは油も新鮮で軽いのでつい手が伸びてしまう。

もたれないところがポイントだ。


アルケッチャーノ@トマム~奥田さんの講演、食事会

2011年02月20日 | インポート

地元の新聞社主催で奥田政行氏の講演と食事会が

トマムのガレリアスイートレストランで開催された。

冬期間奥田さんは庄内の店をクローズし限定で

トマムでレストランを開いている。

中々予約が取れず今回は諦めようかと思っていた時の

タイムリーな企画だった。

車だと40分らしいが冬道なのでJRを利用した。

午後1時の特急に乗って7時16分帯広着。

気楽な半日のお出かけタイムになった。

北海道の素材を奥田流に調理し、普段聞けないような

プロ向けの話から明日から使える食にまつわる薀蓄まで

話して下さり、中身の濃い食事会になった。

厚岸の牡蠣、柿酢に浸したエシャロットとイエローピーマンソース

十勝マッシュルームパスタ、紅茶で煮た人参ピュレ、

新得・共同学舎のチーズをレタスで巻き焼いて

干草の香を付けたもの・・・・。

どれも美味しく感心していたらすっかり写真を撮るのを

忘れてしまった程。

ソースを多様せず素材の持ち味を引き出す料理法には

奥田さんの素材を見抜く力と愛情が

溢れているような気がする。


鰺のソテー、ナッツパン粉添え

2011年02月19日 | インポート

昼に帯広へ戻り買出しに出かけた。

家を空けると魚が食べたくなるものだ。

新鮮な鰺がお手頃だったので早速3枚おろしに。

回数を重ねてきた成果か、包丁がいいのか段々手早く

出来るようになってきた。

軽く塩、胡椒して小麦粉を振り、オリーブ油でこんがり焼き

大根とほうれん草サラダの上に鰺を置き

ローストアーモンドとへーゼルナッツ、ハーブパン粉を

パラパラと。

へーゼルナッツは不飽和脂肪酸のオレイン酸を含み

今その機能性で注目されている。

ナッツを料理に加えるとそれだけで腕前が上がったような

プロ仕様っぽくなる。

サラダと鰺、ナッツ、家庭ならではの一皿になった。


米粉の吸水率の違い,加工適正

2011年02月18日 | インポート


米粉料理教室4回目。今日は一日中講義中心だった。
上新粉、白玉粉、道明寺粉等、広範囲で米粉に含まれる。
ただそれらの米粉は製粉方式、粒度、原料米、アミロース量、
吸水率でどんな加工品に適するかを見極めなければならない。
今日は7種類の粉を同量計り、水を加え吸水率を調べた。
そうすると粉だけではわからなかった違いが一目瞭然。
更に8gのお団子にして茹でてみると固さ、艶、茹で加減まで
はっきり違いが見えた。
一番手前のつやつやしているのは餅粉。
時間がたってもやわらかくさすがお餅のもっちり食感。
次の茶色っぽいのは玄米粉。まとまりが良く香りもいい。
玄米粉は団子より洋菓子に向いているようだ。
上段は石臼でひいたうるち精米、中アミロース米で
でんぷん損傷率は10%と高い。
調理や米粉ケーキに向いている。
米粉にこんな違いがあるとは全く知らなかった。
先日岩手で餅粉入り米粉を購入したが先生の話だと
洋菓子に向いているとか。
帯広に戻ったらストックしてある米粉で違いを確かめてみよう。