東京の娘と孫が体調崩し一日だけ看病に出かけた。
翌日札幌でセミナー参加する為夕方の列車に乗車。
乗車中何だか変と思いつつ、ホテルに着いた途端
嘔吐してしまった。予定変更し朝９時の列車で帯広に
戻りそのまま病院へ直行。そして発熱。
昨日は休日だったが３日続けて点滴し、ようやく
パソコンを開けるようになった。
それにしても嘔吐がこれ程体力消耗するとは・・・・・。
空腹感はあるのに何も食べたくないし
主婦がダウンすると家の中は悲惨な事になる。
せめてもの救いは孫が少し回復したことか。
私の連休は予定変更で始まった。
道内ではまだ高嶺の花～たけのこ。
横浜の友人がクール宅急便で今朝方送ってくれた。
今年初物。いい加減に作っては申し訳ない。
辰巳先生の本3冊取り出し、筍についての薀蓄をおさらい。
筍の根に近い部分はエグミが少なくコリコリして
歯ざわりと含み味を活かした調理法や切り方を伝授。
根の部分を薄切りにした後細い千切にし筍ご飯に。
上等の出しで煮含める若竹汁。
手元にあった新物若布を一緒に添えた。
帯広の春はまだ先だが今日ばかりは食卓から
春を感じた。
最近豆のコロッケに凝っている。
金時、大豆、トラ豆、そして白花豆。
コロッケは形を変えるとそれだけでイメージが違う。
一晩浸水した白花豆を茹でてつぶしパルミジャーノチーズを
混ぜて一口大に丸め、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に
つけてからりと揚げる。
ボール状に作ると下拵えの時もコロコロ転がせれば
いいので作業も楽しい。
材料はシンプルでも白花豆の上品な甘さと
チーズがからんで何個でも頂ける。
そのうち色んな豆でバリエーションを広げてみたい。
地元高校農業科で開放講座と題して
寄せ植えとハンギングバスケット講習会が開かれた。
自他共に認める枯らしの名人。
一番苦手なのは園芸なのだ。小さな新聞記事に
問い合わせると初心者Ok。会費も良心的。
先生の説明を聞きながら見よう見真似で
二つの作品が完成。
自分の好きな花を19鉢組み合わせたが
花選びだけは一番早かった。何事も直感。
堆肥入り黒土、腐葉土、火山灰の入った培養土を
お土産に。リピーターの人の話ではこの土が優れもので
他では入手できないらしい。
まだ冷え込む帯広だが今日の鉢植えは寒さに強いとの事。
我が家のエントランスも少し華やいできた。
イギリスの伝統的なデザート菓子『トライフル』
日本語に訳すとあり合わせという意味になるらしいが
スポンジ、果物、カスタードクリームとかなり手の込んだ
お菓子だと思う。
スポンジが無い場合はカステラ等の切れ端でOkとか
料理本に書くから手抜きに見られがちだが正統派だから
時代を経て今も愛されている伝統菓子だ。
大きな器で作ることもあれば一人分をグラスに
盛り付けても綺麗。
スポンジケーキに米粉カスタード、好みのフルーツを
重ね上段には苺とナッツをトッピング。
クリームをあっさり軽く仕上げたので甘さ控えめでも
フルーツと良く合う。イギリスではカスタードパウダーが
販売されているらしいが米粉で作るとダマにならず
手軽に作ることが出来る。ヨーグルトと合えたり
トーストパンに塗ったりと使い道は様々。
