Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

米のとぎ汁

2007年09月30日 | インポート

すっかり気温が下がり秋めいてきた。朝から洋服を整理してセーター類を取り出し夏物を

整理する。洋服たんすの後方から探していたアンサンブルが出てきたり2年前のジャケットを

羽織ったりしていると時間はあっという間に過ぎ中々片付かない。私はどうも整理整頓が

ヘタだ。YMCAのバザーに寄付を頼まれていたのでこの際処分することにした。

火曜日の燃えるゴミにも古いTシャツ類を入れ少しすっきりした。

こんな日はのんびり煮込み料理をすると時間も有効に使える。おでんにしようと大根、

サトイモ、こんにゃくの下拵えをする。下茹でに米のとぎ汁が必要だ。いつも忘れるので

今日は先に米をとぎ、とぎ汁を捨てずにボールに保存する。余ったとぎ汁は花壇へ。

精米技術が進んだ分、それ程白濁しなくなったように思う。でもとぎ汁は用途も多い。

サトイモも大根もとぎ汁で茹でると透き通るようになる。おでんも上々の出来上がり。

出汁やスープで煮ていくポトフ類はこれからの季節益々出番が多くなる。


黒豆シャンプー

2007年09月29日 | インポート

久しぶりに十勝川温泉に行く。ここの売りはエステ風呂でモール温泉とは別に

ジェットバスや打たせ湯、肩や背中に水流が当たる所など数種類の組み合わせで

若い女性に人気らしい。たまたま招待券(1000円)を何かの参加賞で頂いたので

足を伸ばしてみた。温泉には大体同じようなシャンプーが置いてあるものだが

黒豆シャンプーなるものに初めてお目にかかった。紫色のとろりとした感触で

道産黒豆エキス配合。トリートメントも一緒に使うと髪の手触りがいい。

血液をさらさらにしてくれる黒豆だから髪もさらさらにしてくれるかもしれない。

美容業界も米糠エキスや黒豆と雑穀に目を付け出し始めている。


美味しい減塩食

2007年09月28日 | インポート

10年前から帯広市の食生活改善推進事業にボランティアとして参加している。

独居老人の給食サービスや親子料理教室等自分の出来る範囲でお手伝いしているが

スケジュールが中々合わず休会状態・・・・・。

今日やっと四ヶ月ぶりに生活習慣病予防の調理実習に顔を出すことが出来た。

塩分と脂肪を控えた料理で牛乳の代わりにスキムミルク、減塩は薬味や出汁をうまく

活用する工夫が生かされていた。

炊き込みご飯、サラダ、じゃがいもときのこの和風シチュー、秋刀魚と豆腐の紫蘇巻き

私は秋刀魚の三枚おろしを担当。8月に雑穀協会で習った魚のさばき方を思い出しながら

2尾トライしてみた。皮も何とかはがし 『やれば出来る』 を実感。

胸鰭の下に包丁を入れハラワタを出し、中骨の位置を確認して包丁をスーッと滑らせるよう

右から左へ丁寧に動かす。腹骨の向きに沿って骨の部分もスパッと切る。

そしてまな板の上で秋刀魚の実を細かく叩いて行く。水切りした豆腐と人参、ごぼうの微塵

切りを加え、塩、スキムミルク、卵、片栗粉で味付けし紫蘇の葉に包みフライパンで焼き

大根おろしとポン酢でさっぱりと頂く。一日の塩分量10g以下が理想的と指導を受ける。

薄味を心がけてはいるものの今日の料理に物足りなさを覚えたのも事実。

知らず知らずが一番怖い。味の原点を忘れないようにしよう。


ごぼうのかき揚げ

2007年09月27日 | インポート

我が家は主人が在宅で仕事をしているので一日3食が私の仕事になる。

頭を悩ませるのはお昼ご飯。チャーハンにしたりパスタやお蕎麦と、手早く出来るものに

なりがち。冷蔵庫の野菜室には大根、ごぼう、ネギの根菜類がストックしてある。

昆布と煮干、椎茸で出汁を取り、ごぼうをささがきにしてかき揚げの要領で揚げていく。

私はこのごぼうの天ぷらが好きで一度に沢山作って保存し、椀種に展開していく。

茹で上がったうどんに出汁を張りごぼうのかき揚げを載せ大根おろしと紫蘇も添える。

その辺の食堂よりはずっとおいしいお昼ご飯になった。

夕方テレビを見ていたら偶然十勝のごぼう料理を紹介していた。芽室町が全道でトップの

生産量だとか。初耳だけど敬遠されがちな根菜類は食物繊維も多く女性に嬉しい野菜。

自分で揚げる野菜の天ぷらは又格別だ。


紅茶キャラメルプリン

2007年09月26日 | インポート

明日の子供たちのおやつに正統派プリンを作ることにした。

耐熱のプリン用カップにバターを薄く塗り、温めた牛乳と砂糖を割りほぐした卵に加え

バニラビーンズで風味をつけて一度漉しカップに注ぐ。

スチームショットのオーブンを140度にセット。約25分、タイマーが切れてもそのまま

余熱の力を借りオーブンに入れておく。

別鍋で紅茶キャラメルに取り掛かる。ティーバッグ2個で濃い目の紅茶液を作り

砂糖を加え煮詰めていく。料理でもカラメルを何度も作ってきたので段々要領が

よくなる。鍋の中をいじらず火加減に注意してとろみがつくまで鍋から目を離さない。

8割の所で火を止めるのが私にとってはベストタイミング。粗熱が取れるとちょうどいい

とろみ加減になる。濁らずきれいなキャラメルで紅茶の風味もしっかり。

自分用に一つ味見すると想像以上の美味しさで果物を載せると高級デザートにもなる。

紅茶を使った新しい展開がまた一つ増えた。