Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

春を呼ぶ~ウドの雑穀味噌和え

2012年02月29日 | インポート

スーパーの店頭に独活が並ぶ時期になった。

まだ高いが春を感じたくて1本求めた。

1本398円、喫茶店でコーヒー1杯飲んだと思えばいい買い物だ。

漢方処方で根は解熱、神経痛緩和に効果的とされるが

苦味成分はポリフェノールの一種で抗酸化作用が期待できる。

酢水でアク抜きし定番の酢味噌和えにしてみたが今日は国産12種雑穀味噌を使った。

この味噌は辛口ながら旨みがあるので味噌汁以外に調味料として

幅広く使うことが出来る。

ウドの香り・ジテルペンは自律神経調整作用があると言われている。

いわば森林浴の有効成分だ。

やはり体が欲している食材をタイムリーに摂取する事が健康維持に大事なのだろう。

http://www.cataloghouse.co.jp/food/seasoning/1101611.html


野菜たっぷり塩麹スープ

2012年02月28日 | インポート

二日後には3月なのに今朝の帯広は-21度迄冷え込んだ。

道理でゴミ出しの時寒かった訳だ。

道路もツルツルでまだ安心して歩けない。

早く二桁の冷え込みから解放されたいものだ。

中止を余儀なくされた料理教室用に野菜をたっぷり買い込んだので

それを使い切らなくてはならない。

まずはスープ。

玉葱、長ネギ、人参、セロリ、キャベツ、ジャガイモ、マッシュルーム、シメジ

レンコン、蕪、マカロニパスタを煮込み塩麹で味付けし最後に小松菜を加えた。

まあこのスープの美味しいこと。

塩麹が丁度いい感じに仕上がりスープがまろやかでコクがあるのだ。

去年からの塩麹ブームで出来合いの塩麹が一瓶千円程で売られ

そこそこ完売状態らしい。塩、麹、水のシンプル材料。

自分で作れば無添加で塩分も調節出来る。

私も第2弾、第3弾の塩麹を作ろう。


ついてない私~列車発煙事故

2012年02月27日 | インポート

週末札幌で講習会に参加し昨夜7時45分発の特急に乗車。

10時10分帯広着予定だった。

おおぞらは2時間半台で札幌間往復するのでいつも満席に近い。

ところが1時間経過した頃急ブレーキで緊急停車した。

車内に煙が充満したらしく5号車の乗客を避難させそれからが長かった。

消防車やパトカーが駆けつけ現場検証が始まり

乗客一人一人の住所、氏名、年齢、目的地を聞いている。

私の後方客は神戸からトマムへスキー旅行へ来た人らしい。

隣席の若い男性は釧路迄。横の男性は羽田から千歳経由で夕張まで。

安全が確認されたのに運行打ち切り。

JR北海道は最近事故続きで槍玉に上がっているが対応一つとっても

後手だし誠意を感じない。

11時間半拘束され今日の予定と体調が狂っても申し訳無いの一言だけ。

手配されたバスに乗車したのは午前2時。

無人駅のホームは除雪されず雪の中荷物を持って皆無言で歩いている。

間の悪いことに帯広方面は大雪の影響で道路は圧雪アイスバーン。

5時到着のアナウンスも虚しく帯広駅に6時20分に着いた。

今日は仲間内で料理教室を予定し札幌のデパ地下で食料買い込み

高級イタリア食材を奮発し皆で楽しもうと思っていたのに全て台無し。

運に見放されているような最近の私。

でも落ち着いて考えれば火事にならず無事自宅へたどり着き

足を伸ばして休むことも出来た。

緊急避難を余儀なくされている人達の事を思うと文句は言えないかも。


残り物活用~昆布とたたみ鰯の和え物

2012年02月24日 | インポート

毎日昆布と鰹節で出汁をとっている。

ある程度まとまったら昆布と鰹節で佃煮を作り常備菜にしている。

今日は定番の大豆に駿河湾のたたみ鰯を加えてみた。

カリカリのたたみ鰯がうまい具合に昆布や鰹節の水分を吸い

丁度いいしっとり感になった。

昆布と鰹節の佃煮は料理教室時即席に作るといつも好評で

私の18番になっている。

昆布、鰹節、大豆、たたみ鰯、どれも乾物だけどそのパワーは

組み合わせによって更に全開。

残り物からこんな美味しい一品が出来る。

食材使い回し、ゴミゼロのエコ料理でもある。


ハーブ風味のフォカッチャ

2012年02月23日 | インポート

帯広は昼過ぎから空がどんよりしそれから雪になった。

明日までに50cm位降るらしく吹雪模様だ。

料理撮影と打ち合わせが終われば出かけようと思っていたが

降り続ける雪で諦めた。気分転換の衝動買いは延期だ。

朝からずっとキッチンに立ち6品仕上げ約束の3時にどうにか間に合った。

そのうちの一つ、タイムを練りこんだ十勝小麦のフォカッチャ。

イタリア風味のシンプルな塩味パンに清々しい香りのタイムを組み合わせ。

その昔古代ローマでは 『タイムの香りがする』 は男性への最高の誉め言葉だったそうだ。

それは蜂は一度タイムの香りをかぎつけると後ずさりしない言い伝えから

きている。

そんな事初めて知ったが私もタイムの香りに癒され前向きになろう。

フォカッチャ表面に塗るオリーブ油と塩は出来を左右するので

少しいいものを使うとぐんと美味しくなる。

フランス土産に頂いたミネラル岩塩を胡椒引きに詰め替えて

その都度挽きEXバージンオリーブ油を塗りオリーブの実を散らして

180度のオーブンで20分。部屋中パンの焼ける香りに包まれ

撮影後に味見したカメラマンが絶賛してくれたので疲れも吹き飛んだ。