東京ガスで開催されたウー・ウェンさんの特別料理講習会。
キャンセル待ちが繰り上がりとんぼ帰りで参加してきた。
テレビや本でお見かけするよりずっと細くユーモアがあり、
駄目なモノは駄目ときっぱり言い切る方だった。
教えていただいたのは牛肉のオイスター炒め、五穀ご飯、根菜たっぷりスープ
調味料は塩、酒、オイスターソースとシンプルそのもの。
中国では体を温めるモノを食べ、生ものは体を冷やすので食べないそうだ。
また体温より冷たい物も食べないようにしているとか。
冷たい物は体のエネルギーを消耗し、生姜もパウダーで摂ると
乾物なので漢方薬と同じ考え方らしい。
炒め方や野菜の水分の活用法など新しい知識を教えて頂いた。
15億人が住む広い中国では食べ物で健康に、生きることは食べる事、
それが当たり前のこととして意識されているそうだ。
黒米とキビを加えた雑穀ごはんは雑穀の持つ栄養素がいかに優れているか
力強く話された。雑穀愛好家としてはダブルで嬉しい講習会になった。