Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

松の助ニューヨーク

2008年06月30日 | インポート

六本木で開催された環境フォーラムに参加し

昨日は雨の中、辰巳、築地、秋葉原、代官山、

日本橋と走り回っていた。

地下鉄の回数券が1日で何枚も必要だが途中

代官山ヒルサイドテラスにある話題のケーキ店

Matsunosuke NYでティーブレイク。

テレビや雑誌で紹介されると私のようなミーハーが

押し寄せカフェは満席、ケーキを買う人もひっきりなし。

ここのケーキはアメリカのアットホームな焼き菓子が

主流。ボリュームもかなりある。数ある中から

キャラメルチーズケーキを選びジンジャージンジャー、

クランベリーケーキをテイクアウト。東京ではこれだけで

2000円。高いと思いつつ、チーズケーキのタルトは

サクサクでチーズも甘さ控えめで上品な味だった。

アメリカのケーキは甘く大きいは昔の話かもしれない。

ショップの奥では毎日ケーキ教室が開催されているが

これも人気で数ヶ月待ちだとか。

一度体験レッスンを受講したいものだ。


ベターホーム協会講演会

2008年06月27日 | インポート

ベターホーム協会札幌支部のリーダー会員(講師)

対象に雑穀の話をと依頼を受け日帰りで札幌へ。

公的料理資格のない私が講師の方々の前で

何が伝えられるのだろうと悩みもしたが1時間半の

ノルマは無事終了。皆さんとても熱心に話を

聞いて下さった。特に雑穀焙煎粉と十勝の豆について

質問が集中。急遽持参した雑穀粉で特製ジュースを

作り全員に試飲してもらった。雑穀への関心を深めて

貰うと頑張った甲斐があるというものだ。

一ヶ月の間に3回も札幌で講演する事になるとは

夢にも思わなかったが帰りの車中でやっと解放感に

浸ることが出来た。

さあ明朝は東京。慌しく6月が過ぎていく。


雑穀とえんどうのけんちん汁

2008年06月26日 | インポート

忙しかった6月、やっとラスト3つを残すのみ。

その一つ、新聞社との料理教室。

初夏にふさわしいえんどうのけんちん汁に

ボリューム感のある鳩麦と蕎麦米を加えてみた。

スナップえんどうと絹さやを筋取りしてそのまま

オリーブ油で蒸らし炒めし油揚げ、豆腐を加え

出し汁で煮て塩、醤油で味付け。

雑穀は茹でて水に通すとぬめりも気にならなくなり

一番だしの旨みと香りを含んで椀だねとしても

存在感がある。合せる野菜の種類や切り方に

よっても色んな食感を楽しめそうだ。


シベールのメイプルロール

2008年06月25日 | インポート

ラスクフランスで一躍全国区になった『シベール麦工房』

山形市内には数店あるが工場やカフェが併設された

大きな店に立ち寄った。ケーキと紅茶で一息して

店内散策。ラスクより美味しそうなパンに目が

行ってしまった。フランスパンが美味しいと噂には

聞いていたが持ち帰りの事を考えると手が出ない。

直径10cmのメイプルロール、ポピーシードが

たっぷり載ったベーコンチーズパン、ベーグル等

荷物になるけど手提げ一袋分お買い上げ。

メイプルロールは胡桃入りで楓の優しい甘さと

香りがたっぷり染込みお値段高めでも満足の

食べ応えだ。ラスクは今や東京駅のキオスクでも

買えるようにポピュラーになったが焼き立てパンは

ご当地ならでは。真似して作ってみたいが焼型は

ないしフランスパン専用粉も持ち合わせていない。

今度合羽橋探索でもしてみようか。


霊峰月山の筍

2008年06月24日 | インポート

庄内地方は作家藤沢周平がこよなく愛した土地と

して知られ、蝉時雨や武士の一分のロケ地にも

なっている。出羽三山の一つ月山は1400年以上の

歴史を誇る修験場の聖地、北側には鳥海山もあり

信仰の山だ。多量の雪や霧、雨が長い時間をかけて

ミネラルの多い美味しい水を生み出している。

霊峰月山は山麓のブナ原生林や鉄分と湿度を含んだ

赤土が山菜や山胡桃、山葡萄、そして有名な月山筍を

育む。別名ネマガリタケで湿り気のある笹薮と腐葉土で

育つ月山の物は特に風味がいい。柔らかで薫り高く

エグミもないのでアク抜きする必要もない。

築地市場では1㌔13000円の高値で取引されるらしい。

奥田シェフはこの月山筍に生ハムを巻いてフリッターに

仕立てた。サクッとした歯応え、生ハムの塩分が

淡白な筍に良く合い、筍の香りは邪魔しない。

直径1cm、長さ10cmの細長筍なのに一皿目の

インパクトは大きかった。