Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

マメな一年に

2010年12月31日 | インポート

年齢と共に時の経つのが早く

一日があっという間に終り気が付くと大晦日。

新年の花を整え少しディスプレイを変えた。

仕舞い込んでいたお洒落な保存瓶を取り出し

来る年がマメな一年になるようにと願いを託し

ストックしてあった豆を入れ替えた。

色合いが美しい青エンドウ豆、うずら、白手亡、

小豆、栗豆、貝豆。

見えるところにおいておけばいつでも料理に使える。

来年も豆と雑穀を通してこのキッチンから発信したい。


金柑の甘露煮

2010年12月30日 | インポート

明日の天気予報が大荒れと出ていたので

予定変更し今日買出しに出かけた。

お雑煮とおせちメニューの材料を揃え

鹿児島産の金柑を求めた。

私はこのキュートな形に弱い。

竹串で一つ一つヘタを取りシロップで煮ていく。

そのうち台所中に柑橘系の爽やかな香りがしてくる。

果物の香は天然アロマテラピーだ。

金柑のビタミンcは蜜柑の2倍で民間の風邪薬と

言われカロテンはじめ栄養価も高い。

シロップをお湯で薄めるとそのままホット金柑ドリンクに。

体も温まり疲労回復にぴったりだ。


加賀まる芋の磯部揚げ

2010年12月29日 | インポート

金沢の知人からまる芋(初めて聞く名前)を頂いた。

すりおろしてその粘りにびっくり。

長芋は十勝名産だが水分が多く揚げ物には不向きだ。

まる芋はすりおろしたものをそのまま箸でつまめる程。

まる芋は山芋の一種で加賀特産。

山の鰻と言われ中国では漢方薬として利用されている。

粘りのムチンが蛋白質を活用させ、

澱粉を分解する消化酵素も含まれている。

海苔で包んで揚げるとぷっくり膨らみ

塩や柚子を絞って食べると何とも言えない

美味しさが広がる。

揚げたての熱々を頬張るとついつい一つが二つに

なってしまう。


雑穀入門

2010年12月28日 | インポート

日本食糧新聞社の食品知識ミニブックシリーズから

雑穀入門が出版された。

ハンドバッグに収まる10×17cmの小型版。

入門とは言うものの読んでみると雑穀に関する知識が

凝縮されている。

雑穀の特徴や栄養、機能性は習った通りだが

長寿村の食生活や雑穀に関する法規制や食品表示等

雑穀ハンドブックとも言える。

雑穀レシピが8点紹介されているがそのうちの一つ

アマランサス入りそば粉のクレープが掲載された。

私にとっても記念になる参考書的雑穀入門だ。


七年熟成木桶醤油

2010年12月27日 | インポート

こだわり食材を扱う会社からメルマガが届き

トスカーナ直送のオリーブ油等購入していたが

今回7年間木桶で寝かせたどこにも無い醤油の

案内が来て思わずセット買いした。

島根県、松江のカネモリ醤油。

今では数軒しかない小麦、大豆、塩だけを使った

伝統的な醤油蔵元だという。

言わば醤油版バルサミコ。

風味豊かで海苔とご飯とお醤油が一番美味しいと

PR文に記載されていた。今夜私も早速お試し。

確かに香り高く旨みが凝縮されている。

醤油のお陰で今夜の炊きたてご飯がいつもより

美味しく感じた。

http://kioke.com/