長崎市民にとってグラバー園はあまりに身近で
出かけても人を案内して自分はさっと見て回るだけで
概要を把握していなかった。
若い時に来ているのにその時は気付かず
この歳になって見直す点が多々あった。
プッチーニの有名なオペラ～マダムバタフライ。
イタリア政府からイタリア製の大理石で出来た
彫刻があったりオペラで使用された着物や
髪飾りなど貴重な展示が目を引いた。
アメリカ海軍士官ピンカートンを待ち続けた彼女が
ある晴れた日を歌う。舞台衣装を見ると何時の日にか
本物の舞台を見たいと思う。
それにしても長崎は歴史の宝庫だと今頃気付いた。
鎖国していた江戸時代長崎は自由貿易港として
門戸を開いていた。
ポルトガルから伝わったカステラ然り。
グラバー園を散策している時この記念碑が
目に留まった。出島のオランダ屋敷で日本で
初めて西洋料理を作ったとされる自由亭。
色んな縁でグラバー園に自由亭が出来
記念碑を設置した。
来年の大河ドラマは坂本竜馬。
長崎出身の福山雅治主演で舞台も長崎と福山竜馬一色。
県庁には垂れ幕が掲げられた程。
街挙げて竜馬が愛した西洋料理と名付けた
キャンペーン開催中。
宿泊したホテルでも何かにつけて竜馬と西洋料理の
文字が目に付いた。来年のテレビでもこんな場面が
出てくるかもしれない。
氷点下の帯広から春のような長崎へ
３日間帰省してきた。
三日間とも１９度でコートのいらない温かさだった。
長崎は昔から西洋と中華、しっぽく料理等
食文化もいろんなものが混じっている。
観光都市として名乗りを挙げている以上
お土産の形態も変わってきた。空港で殆どの名品が
冷凍状態で販売され地方発送も充実している。
それでもその場の味というのも大事にしたい。
蒸したての中華まん〓豚まんを頬張れば
懐かしい味がする。
あっさりした生地にキャベツと豚肉あんが入り
ポン酢で食べるともう一個ほしくなってしまう。
豚まんや長崎の一口餃子、野菜等購入したら
帰りの荷物は重くなってしまった。
好天に恵まれた連休、産直を数件はしごした。
若手農業後継者が立ち上げた
『十勝親父の背中を超える会』では本当に若い
青年達が十勝農業を背負い様々な活動をし
それが認められ経済産業省から支援も受けている。
彼らの街中じゃが芋販売所を訪ねてみた。
8種類程のじゃが芋が赤いカゴに入り自分の
欲しいだけ買うことが出来る。
レッドムーンはさつま芋のような赤い皮が特徴的で
食味はメークインに近く、荷崩れしにくく粘性がある。
今は30種も市販されているが食べた事ないものも多い。
2個ずつ何種類も買うことが出来るのは少人数家庭に
とっても色んな味を試したい人にも嬉しい試みだ。
３連休を利用して大掃除の前の中掃除。
先月調子の悪かったボイラーを業者の勧めで
交換する事になった。
と言う事は納戸兼用のボイラー室から
全ての荷物を出さなければならない。
ついでに部屋を少し模様替え。
飾り棚やディスプレイにも手を加える事に。
ニットのボトルカバーはこれからの時期にぴったり。
来客時にこうしてお迎えすると話のネタにも。
数年前北京で購入したものだが色々着せ替えすると
楽しくなる。
