辰巳さんの教室を卒業し来月からは鎌倉へ
行かないと思うと一抹の寂しさを感じる。
それでも忘れないように繰り返し先生の
教えを再現しなければ・・・・。
冷蔵庫には、アスパラ、玉葱、牛乳と素材は
揃っている。5月の教室授業を思い出しながら
作業を進める。アスパラは茎に甘みがある。
サラダの時切り落とした茎は捨てずこの時に使う。
玉葱を蒸らし炒めした後、アスパラを炒め
じゃが芋を加え塩を加えコトコト煮込む。
ミキサーにかけ牛乳で伸ばし塩、胡椒で味を調える。
別に茹でておいた穂先を飾って出来上がり。
チョッと澄ましてティーカップに注ぐと
レストラン風になる。アスパラの優しい甘み。
何とも言えず幸せな気分になった。
雑穀セミナー疲労後遺症が抜けきらないまま
次の指令が・・・。日本地域薬局薬学学会なるものが
帯広で開催され全国から200名の薬剤師が集合。
目玉の市民フォーラム。
農水省・地産地消の仕事人として活躍されている
貫田桂一氏の講演会司会役が回ってきた。
貫田シェフと15年来の知り合いというご縁だ。
フランス語のヌキタ、ロフィスド、フードディレクター
この言いにくい肩書きを予行練習で何度も
呟く。俄か仕込みのぶっつけ本番は何とか無事終了。
夕方の懇親会はここぞとばかりの十勝の食材が
並びそれはそれは豪華だった。
ただ立食で会話しながらの食事は案外食べる
タイミングは難しい。
ふんだんな十勝食材20数種類のうち口に入ったのは
ほんの少し。
新鮮野菜のサラダ達。ビーツの赤が鮮やかだ。