我が家の3月は忙しい。結婚記念日、
二人の娘、長崎の母、そして主人、義兄の誕生日。
確定申告に子育ての頃は卒業式、引越し等等。
カレンダーにはあちこちにメモ書きが・・・・。
3月生まれに感謝して私はずっと検診月に決めている。
これといった更年期症状も無く（気付く暇もなく）
過ごして来た。
検診後異常無しのお知らせ葉書が届くと
さあ又来年迄と思う。
深刻に考えず物事に適当に対処していけば
何とか道は開けてくると思う。
明日からは年度始め、4月がスタートする。
お昼には麺類を作る事が多い。
一番手っ取り早いのはお蕎麦だが売れ行きが
いいのはパスタ。
冷蔵庫に菜の花がストックしてある。
鮮やかな菜の花グリーンと梅を合わせ味付けは
醤油と菜種油。トッピングに海苔をたっぷり。
少しほろ苦い菜の花と梅の酸味が妙に合って
春の一皿になった。菜種油はオリーブ油に比べると
重厚でコクがある。色も少し深めの黄褐色だ。
菜の花は蕾を頂く事に意義がある。
命の源・種そのもの。体力温存の為にも
出汁や酢に漬けて長く楽しみたいものだ。
大阪在住の雑穀友達から手紙が届いた。
手作りのつくしの佃煮が同封されている。
文面にはチョッと失敗作だと書かれているが
これが失敗なら成功作は三ツ星かと言えるほど
充分美味しい。つくしは袴を取る作業が大変で
摘む時間の3倍手間がかかる。
そんな手作業で煮詰めてくれたのだ。
ふきのとうの次に顔を出す春の山菜。
花粉症に効果ありとして最近脚光を浴びている。
少し甘辛い土筆の佃煮は炊きたてご飯と
相性抜群。摘みに出かけ下処理をし加熱したら
量も1／8に減るそうだ。春の芽吹きを感じながら
今夜のご飯は春の香とほろ苦さで格別に美味しい。
帯広から車で40分程の豊頃町に今話題の
バイオエタノール工場がある。家庭で使用済み
てんぷら油を回収し燃料を作るというものだ。
そしてもう一つ、ここでは帯広近郊で無農薬栽培された
菜の花から貴重な菜種油を生産していた。
植物油は菜種と大豆で6割を占め所謂サラダ油は
この2種類のブレンドだ。但し市販されているサラダ油は
殆どが遺伝子組み換えだと聞き落胆してしまった。
国産菜種は貴重で不飽和脂肪酸が多く劣化しにくい。
ビタミンＥ・Ｋをたっぷり含み日本製エキストラバージンオイル
と呼んでも良い位。生産量が限られ値段も高いので
中々手に取る事は出来なかったが今日の工場見学で
180ｇ小瓶をお土産に頂いた。この貴重なオイル
封を切ると確かに菜の花の香りがする。
一面黄色の花畑を連想しまずは明日菜の花を
このドレッシングで合えてみよう。
宮沢りえさんと本木雅弘さんのＣＭで印象的な
福寿園のお茶。昨年秋450年の歴史を持つ
京友禅の老舗ビルにお茶を中心にした
ライフスタイル提案のサロンがオープンした。
テレビや雑誌で見てその雰囲気を実際に
確かめたいと一石二鳥のランチを楽しんだ。
ここのもう一つの売りは吉兆総料理長の
徳岡氏提案の旬和食。ご飯はかまどで炊いている。
さすがサントリーと思わせる店内の雰囲気、
スタッフ教育。1000円で2種類のお茶を楽しみ
京野菜、かまど炊き白ご飯。大満足のランチだった。
いつも雑穀入りご飯を食べていると白ご飯の
甘さが印象的でかまど炊きはふっくら艶々。
お茶屋さんでご飯の美味しさを再確認してしまった。