Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

スープ教室同窓会◆矢板先生を偲んで

2011年05月31日 | インポート

雑穀試験で上京したその夜悲しい知らせが届いた。

レシピ確認はその後中断、他の友人達から次々連絡が。

辰巳先生の手足になり影になり支えてきた

矢板靖代先生が2年に満たない闘病で60代前半で天に召されたのだ。

私は先生と紅茶という共通項でもお付き合いさせて頂き

インドダージリン、中国雲南省を共に旅した。

帯広の自宅にも立ち寄られスープのアドバイスを

していただいた。

お忙しい方なのに庭で取れた夏蜜柑ジャムをさりげなく下さる

素敵な心遣いなど、見習いたいところがたくさんあった。

29日開催のスープ同窓会は急遽矢板先生への祈りの会になった。

辰巳先生と矢板先生のお二人の写真がネームカード。

アサリのコンソメ、アスパラのポタージュ、そして雑穀のスープ

それぞれのスープの意味をかみ締め人を思いやる調理が出来る様

一人ひとりが矢板先生への感謝を胸に会を後にした。

ホテルを出ると大雨で、矢板先生への涙雨かと思った。

私も先生に教えて頂いたことを大切に誰かの役に立つ一皿を

作り続けよう。


雑穀協会公式エプロン

2011年05月30日 | インポート

雑穀調理試験では公式エプロンを着用した。

このエプロンは松田美智子先生プロデュースで

オーガニックコットン100%。

少し長めのデザインでクロスがセットになっている。

それに先立ちスタイリストの岡部久仁子先生から

一人一人にヘア・メイクのアドバイスをして頂いた。

調理をするにあたって口紅は不要。

髪はまとめる。そして頬紅を強調する事、などなど。

私はいつもブルー系のアイシャドーをつけているのだが

料理をする時は目立つ色は浮いて見えるためご法度。

先生が選ばれたのは淡いオレンジだった。

今まで一度も縁の無かった色でそんな色を付けたら

パンダになってしまう・・・と思っていたら仲間達の印象は

オレンジで正解。イメージチェンジですっきり若くなったと・・・。

確かに白いエプロンには清潔で穏やかな雰囲気が

求められると思う。


雑穀調理試験・面接とコーディネート講習

2011年05月29日 | インポート

昨年5月から始った雑穀クリエーター講習。

あっという間の一年だったが各自が1月末に提出した

春の朝食献立を実際に調理し、テーブルコーディネートの先生が

アレンジする講習と試験・面接が行われた。

制限時間は1時間。私は炊きたてご飯に納豆、長芋、ちりめん雑魚を

のせた丼、スナップエンドウとヒエの卵とじ、大根と人参の古代米酢漬け

若布とネギの味噌汁=4品。スピード朝ご飯スタイルだった。

煮干と鰹節でそれぞれ出しを取り

スナップエンドウの筋処理をし下茹で、出しと合せて・・・・・。

下準備に30分別枠が配慮され、ご飯や雑穀の浸水、合せ酢を

作ったり。

何度も予行練習したのに調理台やガスの配置が違い中々上手くいかない。

それでもこの日の為に千葉在住の友人にスナップエンドウを

栽培してもらい一番美味しい状態で使えるようにしてもらった。

食器や調味料は帯広から宅配便で送り生ものは都内で調達。

自分の料理をきちんと提案しそれを伝える事がいかに難しいか

ハードルはかなり高いが少しでも近づき超えられるよう

まだまだ修行が足りないと思い知らされた。

これからの課題はコンセプトの定め方。

主婦の延長ではなく誰にどういう風に食べさせたいかを

明確に書けるように・・・・・・。何とも頭の痛いテーマだが

立場が入れ替わるとその意味合いは筋が通っている。

自分が受身になった時どんなレシピだと作りたくなるか

表現方法一つとっても難しい。

そんなかんなの長い一日が終わった。


マッシュルームと大豆のカレー

2011年05月25日 | インポート

連日ご飯を炊き続けそれがかなりの量になって来た。

冷凍保存もいいけれど冷凍庫もそろそろ満タン。

ご飯消費作戦と題しありあわせの材料でカレーを作った。

お肉の在庫がなかったのでそれに見合う大豆と

十勝マッシュルームを加えた。

肉厚のマッシュルームはまるで肉の食感。

こんなに食べ応えがあるとは思わなかった。

カレーもたっぷり作ってスタッフにおすそ分け。

もち麦入りのご飯はプチプチ弾けてカレーとの相性も一押しだ。


タイマー片手にガスで鍋炊飯

2011年05月24日 | インポート

福島原発の影響で節電モードが浸透し

鍋炊飯が見直されている。

炊飯器だと40分。ガスだと最短15分。

蒸らし10分を加えても25分で炊きあがる。

IHだとご飯自動タイマー付きなので後はお任せになるが

ガスの火加減は手動。案外つきっきりになっている。

(最近は自動モードらしいが我が家のガスコンロは勤続16年)

何より頭を痛めるのは水加減。

炊飯器の目盛を当たり前のように使っていたが鍋では

米の分量に合せて計っている。

炊く鍋によっても微妙に炊き上がりが違い雑穀を加えると

粒の大きさによって炊き加減にムラが出てくる。

まだまだ修行が必要だ。