Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

精進おせち

2017年11月30日 | 日記
1日24時間があっという間に過ぎ日々の用事に追いつけない様な
気がしてきた。
岡山から送った宅急便も未開封、キャリーバッグの洗濯物だけは
洗ったが後はそのまま。
郵便物、お歳暮も玄関に積み上げようやく新聞だけは整理した。
戻ったその夕方打合せ、そして昨日は朝から精進料理研究家
藤井まり先生のおせち料理講習でお手伝い参加。
先生は1時過ぎのJRで札幌へ移動するので昆布出汁や野菜の下拵え等
する事は山の様にある。
それでも世界中を回っている先生は手早い。
七品をさっと説明し、指示すると大体予定時間に終了した。
四つ足で追うものは食べない、ネギ、にんにく等香りの強いものも使わず
出汁は昆布と椎茸。
究極のベジおせちは身近な素材を使いヘルシーに仕上がった。
年明けは娘宅におせちを持っていこうと思っていたので
何よりの教室になった。

ナベノイズム

2017年11月28日 | 日記
昨日は都内で開業4ヶ月でミシュランの星を獲得した
ナベノイズム、渡辺雄一郎シェフのセミナーを受講して来た。
かのロブションで長年勤め上げ、日本と西洋を融合した
フレンチを提供している。
素材1つ1つを吟味し調味料に拘り今までに無い美しい料理が
そこにあった。
器は窯元に特注しオリジナル、この料理にはこの器という感じで
見た目にも艶やかだ。盛付けに金箔を使うなど美的センスが集約されている。
メインは低温調理の豚ロース肉、ソースは一味二味重なり合い
今まで食べたことの無い深みのある味わいだった。
付け合せには蓮根ニョッキ。
シェフは加賀蓮根を使用していたが、手元に岡山蓮根があった。
孫娘が大好きな蓮根。早速昨夜娘宅でアレンジ試作した。
工程を少し省略し手抜きと言えば手抜きだがそれでもチビちゃんはお代わり。
落ち着いたらきちんと復習して出来るものは取り入れたい。

吉備の国

2017年11月27日 | 日記
昨日岡山で午前中少し時間があった。
今回もし時間が取れれば是非行きたかったのが吉備津神社。
雑穀のキビの語源に関わり、桃太郎伝説、吉備団子でも有名な
歴史ある神社だ。
調べると吉備津神社と吉備津彦神社がありどこがどう違うのか
部外者には分からなかったが吉備津神社本殿は国宝指定され
吉備津彦神社は桃太郎おみくじや絵馬があり、正しくここから
伝説が生まれたのだと思うと雑穀絡みの気持が、なお一層
来て良かったと確信した。
境内は丁度七五三詣りと重なり着物、袴姿の子供達が多かった。
我家の3歳児とついつい重なり微笑ましく思った。
岡山は未だ未だ紅葉シーズンで境内の紅葉が殊更綺麗だった。

直七

2017年11月26日 | 日記
昨日直島へ行く途中玉野市の道の駅に立ち寄った。
ここは7年前雑穀協会ツアーで立ち寄った場所だった。
玉野は雑穀で有名でその時名物の丼をお昼に食べ、長寿研究家の
永山久夫氏の講義を受けた記憶がある。
あの頃は地理感覚も全く分からずただバスに乗り連れて来られた感
だったが、今回は通り過ぎたもののUターンして自分の意思で
戻ったのだ。
瀬戸内海の新鮮な魚や野菜、花が所狭しと並びに人もいっぱい。
買うのにレジは長蛇の列だった。
岡山は蓮根が有名らしくチビちゃんの好物なので蓮根と気になる
柑橘類を求めて?
幻の柑橘と言われる直七〜なおひち〜酸味が円やかですっきりした後味
それが3個150円、思わず荷物になるのも忘れ購入してしまった。
明日は東京の娘宅で食事サポートする事になっている。
蓮根と直七は彼女へのお土産にして少しでも軽くしよう。

直島へ

2017年11月25日 | 日記
岡山でレンタカーを借り一路玉野市宇野港へ。
フェリーに乗り20分、直島へ着いた。
芸術とアートの町。そして安藤忠雄さん設計の美術館や建物が
点在している。
小さな島ながら全部見て回るには2日かかると言われているが
私達は4時間半の滞在でランチと家プロジェクト、安藤忠雄美術館
ベネッセハウスミュージアムを回った。
戦国時代から現代に至るまで島の政治的宗教的役割を担う本村地区に
点在していた空家を改修し空間そのものを作品化したもの。
6ヶ所を巡ったが中でも千住博氏の石橋、襖絵は先日両国回向院で
見て来たばかりなのでより思い入れ深く対峙する事が出来た。
お天気に恵まれゆっくり時間の流れる中、瀬戸内海のキラキラ輝く
海を眺めながら美術に浸る島巡りになった。