医学博士の石原結實さんが、ある雑誌に「体を温めて免疫力アップ」と言うエッセイを書いていた。
先生が執筆した「体を温めると病気は治る」(三笠書房)という本は、2003年の発売以来ベスト&ロングセラーを続けており、本人が1番びっくりしているという。
体温が平熱より1度下がると30数%免疫力が低下し、逆に上がると5~6倍免疫力が上昇する。
それは、体温が上がると白血球の動きが良くなり、ばい菌やがん細胞などの有害物を貪食・殺菌する力が向上することがひとつ。
もうひとつは、生体に熱が加わると、細胞の中に熱ショックタンパクが産生される。それが、細胞内の古くなったタンパク質を修復し、また新しく合成して、健康度をアップさせるという。
この熱ショックタンパクの量は、加温後2日目にピークに達してその後減少し、4日目に消失する。
こんなことを私は今まで知らなかったが、何となく、それらしきことをよく経験してきたように思う。
「ブルブル、あれっ、風邪をひいたのかな?」と思ったときには、熱い風呂で十分に温まる。卵酒も飲む。1枚余分に着込んで早く休む。布団にもぐり汗を出す。
すると、翌朝には何ごともなかったように元気になっている。こういう調子で、もう20年くらい風邪で寝込んだことはない。
単に風邪のような軽いものだけではなく、リュウマチ・ガン……など、ありとあらゆる病気の予防や治療の助けになることも明らかにされているという。
スポーツやウォーキングも、もちろん体温を上げるという意味でも良いことに違いはない。「体温を上げるぞ」と、呪文のように唱えながら、これからは意識してこれをやってみよう。
歳をとって短気になり、口げんかなどでカッカして顔を赤くして怒るのも、考えてみると、体に良いことになるのか?
いやいや、これは頭が熱くなるだけだから、熱き血潮で頭の血管が破裂するだけかもしれない。
あくまでも「冷静に、全身を熱く」でないといけないのだろう。もちろん、心も熱く。熱き心で。おっと、小林旭の歌を思い出したぞ。
♪北国の~ 旅の空~……時に 人恋しく♪
(写真は、ドライブ中岩徳線無人駅米川での「旅の空」)
先生が執筆した「体を温めると病気は治る」(三笠書房)という本は、2003年の発売以来ベスト&ロングセラーを続けており、本人が1番びっくりしているという。
体温が平熱より1度下がると30数%免疫力が低下し、逆に上がると5~6倍免疫力が上昇する。
それは、体温が上がると白血球の動きが良くなり、ばい菌やがん細胞などの有害物を貪食・殺菌する力が向上することがひとつ。
もうひとつは、生体に熱が加わると、細胞の中に熱ショックタンパクが産生される。それが、細胞内の古くなったタンパク質を修復し、また新しく合成して、健康度をアップさせるという。
この熱ショックタンパクの量は、加温後2日目にピークに達してその後減少し、4日目に消失する。
こんなことを私は今まで知らなかったが、何となく、それらしきことをよく経験してきたように思う。
「ブルブル、あれっ、風邪をひいたのかな?」と思ったときには、熱い風呂で十分に温まる。卵酒も飲む。1枚余分に着込んで早く休む。布団にもぐり汗を出す。
すると、翌朝には何ごともなかったように元気になっている。こういう調子で、もう20年くらい風邪で寝込んだことはない。
単に風邪のような軽いものだけではなく、リュウマチ・ガン……など、ありとあらゆる病気の予防や治療の助けになることも明らかにされているという。
スポーツやウォーキングも、もちろん体温を上げるという意味でも良いことに違いはない。「体温を上げるぞ」と、呪文のように唱えながら、これからは意識してこれをやってみよう。
歳をとって短気になり、口げんかなどでカッカして顔を赤くして怒るのも、考えてみると、体に良いことになるのか?
いやいや、これは頭が熱くなるだけだから、熱き血潮で頭の血管が破裂するだけかもしれない。
あくまでも「冷静に、全身を熱く」でないといけないのだろう。もちろん、心も熱く。熱き心で。おっと、小林旭の歌を思い出したぞ。
♪北国の~ 旅の空~……時に 人恋しく♪
(写真は、ドライブ中岩徳線無人駅米川での「旅の空」)