私の家の近くに、84歳のご婦人がひとり暮らしをしている。数年
前に主人を亡くした。私が幼い頃から良く知っているおばさんだ。
先月、所用で訪ねた時、ホームヘルパーの若い女性が来ていた。
週に2回ほど来てもらい、部屋の掃除と買い物を頼むのだと言い、
元気そうな顔で笑ってくれた。
つい数日前の昼過ぎ、民生の務めでこの家を訪ねたが、留守だ
った。その日の夕方、再び行ってみたがやはり居なかった。
翌朝、もう一度訪ねてみたが、何の応答もない。それまであまり訪
問したことはなかったので、日常の生活パターンを私は知らない。
戸締りはしてある。旅行にでも出かけたのかなと思い、立ち去った。
それから二日後に、そのご婦人が救急車で病院へ運ばれたと聞いた。
私が訪ねて行った時は留守ではなく、既にコタツの中で倒れた状態
だったという。現在、意識不明の状態である。
訪ねた時、私も内心「ひょっとして」と思ってもみた。緊急時の連絡
先を把握していなかったので、そのままにしていた。今悔やまれる。
高齢者のひとり暮らしを、どうやってケアすれば良いのか。緊急
電話を設置しただけでは解決しない。地域住民との緊密な連携が必要
であることを痛感させられた。何とかしなければと思う。明日はわが身だ。
(写真は、我が家の独り者)
前に主人を亡くした。私が幼い頃から良く知っているおばさんだ。
先月、所用で訪ねた時、ホームヘルパーの若い女性が来ていた。
週に2回ほど来てもらい、部屋の掃除と買い物を頼むのだと言い、
元気そうな顔で笑ってくれた。
つい数日前の昼過ぎ、民生の務めでこの家を訪ねたが、留守だ
った。その日の夕方、再び行ってみたがやはり居なかった。
翌朝、もう一度訪ねてみたが、何の応答もない。それまであまり訪
問したことはなかったので、日常の生活パターンを私は知らない。
戸締りはしてある。旅行にでも出かけたのかなと思い、立ち去った。
それから二日後に、そのご婦人が救急車で病院へ運ばれたと聞いた。
私が訪ねて行った時は留守ではなく、既にコタツの中で倒れた状態
だったという。現在、意識不明の状態である。
訪ねた時、私も内心「ひょっとして」と思ってもみた。緊急時の連絡
先を把握していなかったので、そのままにしていた。今悔やまれる。
高齢者のひとり暮らしを、どうやってケアすれば良いのか。緊急
電話を設置しただけでは解決しない。地域住民との緊密な連携が必要
であることを痛感させられた。何とかしなければと思う。明日はわが身だ。
(写真は、我が家の独り者)