まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER473

2010年01月23日 |  マツタケの林地栽培 
まつたけ復活・里山再生市民運動


 久しぶりの寒さが戻り、川端通りから見る岩倉の更に遠くの山は尾根筋に雪が残っている。でも到着すると32名の仲間が活動準備中である。参加者は、石川県のお客様・足袋抜夫妻、榎本、小原、上林、雅子、江差、加藤、三品、中広、川本、宮崎、三木、大久保、内田、前田、堀井、多田、松浦、有山、石原、吉川、猫田、三輪、阿閉(仁)、阿閉(眞)、松川、田中、玉城、中川、村上、吉村である。

 今日は、石川県能登半島の先端、珠洲在住で、最近アカマツ林を購入した夫妻がマツタケ山づくりの工程で地掻を学びたいとお出でになった。午前3時にフィールドに到着。我々の到着を車の中で過ごしていたという。大変な旅程である。
連れて行かれた作業エリアは、あいにくアカマツ林が放置され、コナラは大木になりナラ枯れに、アカマツはザイセンチュウ病でほぼ全滅。「これではいけない」とアカマツ林再生の作業中であった。
 見学者の意向を無視して自分のテリトリーに引き込むことは避けるべきである。あんまり参考にならなかったと思う。見学の目的を初めに聞いておくべきだったと反省しきりである。
 購入したアカマツ林は20-30年生らしい。手を入れているが、まだ株元5cm以上の広葉樹が残っているとのこと、そういう樹々は伐倒して運び出す。その後、地掻を実施する。とにかく、昭和30年代のアカマツ林の姿を維持するように伝える。大変お疲れ様でした。

 昼から、澤田山の一角にある先ほどのアカマツ林再生現場の作業見聞に出かける。
さっぱりとした広葉樹林にしたてあげられている。やはり、長年放置されたために我々の力量では歯が立たないのだ。この密度、この地掻の様子では、アカマツ林には決して戻らない。また、有限とは言え、素人の力では夢にもならない面積を対象としている。これでは「ドンキホーテ」だ。
 尾根筋を、幅10mの範囲に限って、尾根沿いに順次皆伐していくことをお願いする。アドバイスがちゃんと通じて欲しいものである。

 もう2月になる。玉城山班が、総出で田圃の手入れ開始だ。昨年の大雨で痛んだ山道で、軽トラがパンク。応援をお願いしてタイヤ交換。ようやく軽トラ2台が堆肥を満載して山を下りていった。仲間曰く「今日は三隣亡だ」の台詞どおり、田圃で車の底を大破させたとのこと。この活動も、5年にもなると色々なことが起こる。この損傷にも目をつぶらないといけないのも辛い。

<皆さんの活動の様子を見ることができる>
 ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、Nikon Onlinegalleryにはいる.akamatsurinさんのホームとなっている.アルバム一覧からお好きなものを左クリックすれば写真一覧が出てきます.スライドショーなどお楽しみ下さい.写真を印刷したり保存したりできます.
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