まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-368-

2009年01月17日 |  マツタケの林地栽培 
岩倉は京都の北部であり、地形のためか雪がある.



まつたけ復活・里山再生市民運動



昨日までとは打って変わって、暖かい(午後2時の京都アメダスで 西の風3m.10.3℃)日であった.それに誘われるように メンバーが参加した.
岩倉香川山には、10時30分頃着いたが、プロの元料理人を中心にして昼食の準備が進んでいた(昼食は、至ってシンプルだが、味がまた一味違う:写真9427をご覧下さい).
常連は、久方ぶりの活動と言うこともあってか、自分の持ち場に出かける準備に大わらわである.

本日の参加者は、51名:新人が5名お出でになった.是非、Nikon写真集をご覧下さい.見方は下に書いてある.

簡単に紹介すると、森さんの知り合いという福井さん(♀、下京区 Nikon写真集9400)と引退されたプロの料理人である江指さん(♂、下京区9400).これからは、料理教室になりそうだ.新しい味を楽しめるとのこと、期待大である.

渡辺さんと仲居さんの息子に当たる渡辺さん(9421、9433)とその息子達(修昌、唯我、9406)、長く海外青年協力隊として活動されていて、今は 京都で教職の身にある吉田さん(9440).新人ではないが、体調が随分良くなったとのことでケーキを焼いて持参された、久しぶりの森田さん(9439).

次いで、常連の皆さんに移ろう! いずれの方々もNIKON写真集に 生き生きとして元気そうなお顔が掲載されている.今日だけは 世の中が大変には思えない.
周田、森、越智、川崎、加藤、鎌田、多田、ツトムちゃん、内田、寺尾、松浦、小原、山田、大久保、榎本、藤井、三品、中広、有山、川本、堀井、前田、中野、北村、松川、玉城、仲居、渡辺(貞)、神崎、小長谷、三木、杉山、雅子、阿閉(仁)、阿閉(眞)、猫田、宮崎、村上、田中、中川、池内(正)、池内(恒)、小吹と筆者.

榎本さんが、玉城山の作業現場で 絶滅寸前種のカゴタケ(9429)を採取され、みんなに披露してくれる.越智さんは、子供達に竹細工を教える(9433).51名もの皆さんの活動は残念ながら追うことができませんでした.

山に畑に料理に活動し、その後も色々なさっている姿は素晴らしい.今年も、きっといいことがある予感がする. みなさん ありがとう!!!

皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる.これでOK.
スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.


<カンパ! ありがとう>   
次の方々から 多額のカンパを戴いています.感謝申し上げます.
KBMさん, OKTさん, SUGYさん ありがとう!!

カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173


開催予定日 2009年1月-3月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第174回 01月23日(金) ブログ報告:宮崎
第175回 01月31日(土) ブログ報告:榎本
第176回 02月06日(金) ブログ報告:三輪
第177回 02月14日(土) ブログ報告:池内
第178回 02月20日(金) ブログ報告:宮崎
第179回 02月28日(土) ブログ報告:榎本
第180回 03月06日(金) ブログ報告:三輪
第181回 03月14日(土) ブログ報告:池内
第182回 03月20日(金) ブログ報告:宮崎
第183回 03月28日(土) ブログ報告:榎本

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.

日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!

私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.

生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.

近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.

運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.

まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上のものを持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

<活動拠点へのアクセスなど>
集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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