まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1294  京都御苑できのこ観察 に参加

2018年03月12日 |  マツタケの林地栽培 

 3月17日(土)は、627回活動日です.当日は、松本シェフのカレーが昼食となります.期待します.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、池内 正憲さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 僕たちの仲間・故榎本輝彦氏の導きで、京都御苑きのこ会(代表佐野修治氏)主催のきのこ観察会に参加しました.70名を超える参加者で、老いも若きも男も女も、きのこを探し、みて、感動する姿はいいものでした.
 
 濱田先生は、かつて、日本の菌学レベルを上げるためには、幅広い層の参加が必要であると考え、イギリスの現状を擬して「菌類談話会」を設立された.その伝統が受け継がれている.参加者はいかにもきのこ好きの感じで、楽しそうであった.皆さんも一度参加されることをお勧めします(下記お知らせ).24種のきのこが観察された.採取はできない.
 
 冬虫夏草のオオセミタケを観察する参加者(写真 1).
 

驚いたことに、クロマツにアカマツを接ぎ木している.その意味合いを深く理解することはできないが、「へ~、マツ科植物も接ぎ木ができるんだ」と妙なことに感心しました(写真 2).
 

なぜかノビルの群生がありました(写真3).
 

【お知らせ】

1)高木 己樹恵 陶展  近藤高広氏に師事、まつたけ山復活させ隊 岩倉焼を指導
  日時:3月14日(水)~20日(火)午前10時から午後8時(20日は午後4時まで)
  場所:高島屋 京都店 6階 美術工芸サロン

2)京都御苑きのこ観察会 老いも若きもきのこを見て驚き感動している!
 日時:4月15日 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所
 主催者:京都御苑きのこ会、HP参照下さい. 

3)民族自然誌研究会 第90回例会
■テーマ:【京に田舎あり ― 洛北・岩倉の民族自然誌】
■日時:2018年4月21日(土)10:00-17:00
■場所:京都市立明徳小学校ミーティングルーム集合(京都市左京区岩倉忠在地町)

■プログラム
エクスカーション(10:00-13:00頃、各自弁当持参、雨天決行)

講演会(13:30-17:00)
13:30-14:20
中村治(大阪府立大学人間社会システム科学研究科)
「岩倉の愛宕燈篭背後の勧請縄」

14:20-15:10
加藤真(京都大学人間・環境学研究科)
「ウグイスカグラの花そよぐ頃:里山の生物多様性と生態系」

15:10-15:20 休憩

15:20-16:10
小椋純一(京都精華大学人文学部)
「岩倉の里山の景観はどのように移り変わってきたのか ― 江戸初期から現代まで」

16:10-17:00 コメント、総合討論

総合討論
司会・コメンテーター:土屋和三(元・龍谷大学文学部)

■参加費:無料

 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ   特別企画 

627 03月17日(土) 池内    松本
628 03月23日(金) 三輪   
629 03月31日(土) 吉村
630 04月06日(金) 内田
631 04月14日(土) 池内
632 04月20日(金) 宮崎    川崎
633 04月28日(土) 三輪
634 05月04日(金) 吉村          JIDF(1/16)
635 05月12日(土) 内田
636 05月18日(金) 宮崎
637 05月26日(土) 三輪    松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村   松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪          JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村    内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村    松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村    川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

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§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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