まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1351    もう秋です! 萩が咲く、ススキの穂が出る、アキアカネの姿、キンモクセイも香る

2018年09月28日 |  マツタケの林地栽培 

9月最後の活動日は、28日(金)654回目の開催でした.久方ぶりの秋らしい天気に恵まれアウトドア活動日和でした.気温は、京都市円町アメダスデータで、午後2時に27.8℃で暑い位でした.香川山BCでは、台風21号の損壊修復が急ピッチで進んでいます(写真 1).修復もまだ終わらない30日の17時頃には、近畿に台風24号がやってくる予報である.鹿児島沖を通り室戸岬をかすめて近畿に勢力温存で上陸の予定である.進路にあたる地域の皆さん、被害を最小限にとどめる工夫をなすってください.香川山BCでも皆さん対策をされていました.

写真 1. 21号による倒木を片付けている.

 さて、本日の参加者は、岡山県赤磐市から参加の木多さん夫妻(写真2)を始め、橋本、前田、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、小長谷、松浦、村岸、川本、宮崎、ホリイ、内田、有山、ヤマダ、川崎、三品、尾林、三輪、フジイ(テ)、北村、吉川、TAKE、中野、松本、吉村、猫田、まりこさんら28名でした.

写真 2.お客さんにマツタケの生態を講義する川崎さんと三輪さん

 本日の主シェフは川崎さんで、筑前煮と味噌汁と豆ご飯でした.準備をする皆さん(写真3).

写真 3. 昼食の準備をする仲間

 キンモクセイは、もうあちこちで香っている.アキアカネのメスと思われるトンボが見られた(写真 4).

ススキの穂も出そろっていた(写真 5).香川山にも萩が咲いている(写真 6).

 こうなると、期待されるものはまつたけ山復活させ隊としては、16年初シロの発見(シロ4つ)、17年は不作でシロ1つ、続いて今年はどうなるかなと気に掛かる.地温のロガーを回収していないので安直に気温でしかも遠く離れた気象庁アメダスの最低気温を見ると、26日17.5℃、27日17.1℃、28日15.6℃と連続して19℃を大幅にに下がっている.しかも岩倉香川山は、アメダス測定点より1.5℃は低いと思える.とすると地温も当然19℃を下回っているだろう.最低地温は刺激を与える温度になった.その後19℃を上回った可能性も高い.だとするならば、マツタケ子実体の原基刺激はキャンセルされたことになるが、どうであろうか!

  次回10月6日(土)はマツタケ祭になり、例会活動は休みです(内容は次号:事前の参加申し込みが必要).

 
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

 

 

 

 

 

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