まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER797

2013年04月02日 |  マツタケの林地栽培 

4月5日(金)、第383回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉村松町にある香川山(自称)にお集まり下さい.(ブログ下記の§活動拠点へのアクセスを参照下さい). 当日の活動報告は宮崎 明さんの担当です.
 私たちの楽しみの一つである昼食づくりは、小原 清さんがメインシェフを務めます.男性参加者の応援がなければ、昼食づくりがはかどりません.よろしく支援のほど願い上げます.

 まずは、お知らせを二つ.
 一つ目は、『まつたけ山復活させ隊(まつたけ十字軍運動) 2012年活動記録』が内田正明さんの手によって完成しました.入手ご希望は、内田さんにもしくはメール(下記)でご請求ください(無料:メールにて添付).去年の活動がコンパクトに収められ、色んなことを思い出させてくれます.我々の足跡を是非ご覧下さい.
 
 二つ目は、京都大学地域研究統合情報センター主催の共同利用・共同研究報告会(写真1)が、2013年4月28日(日) 午前9時30分~午後5時40分、於稲森財団記念会館 3階(地図 http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/ 京都市左京区川端一条下がる東)にて開催されます.京大マツタケ研究会も代表の大石高典さんが『相関型地域研究による総合的マツタケ学の創成』と題して発表します(11:05-11:15).
1) 

 花粉の飛散もスギからヒノキと主役が交代したようで、ヒノキの抗体がない人には隔世の,オーヴァーですが、実に天国に居るようです.でも、スギ花粉も、未だ飛んでいる模様.京都市左京区岩倉のヒノキの雄花の様子を見ると未だ堅い感がします(写真 2).両方に感受性がある方は、後一月です.
2)

 前回の活動日は、もう春真っ盛りの感ありでした.カエルも穴ぐらを出て外で活動しています(写真3、香川山皆抜区).香川山には、桜が2本ありますが、もちろん「おのれ生え」で、次回は、その内の1本は満開、残りも咲いていることだろう.
3)
 

 山は、コバノミツバツツジが美しい(写真4).目を転ずれば、畑にムスカリの紫が目にしみる(写真5).畑やBCや山で作業する皆さんも、彼らを照らす陽光に春を満喫されている様子(写真6、7,8).昼食にBCに戻る仲間も伸び伸びしていた(写真9).
4)5) 6) 7) 8) 9)

 依然として、マツノザイセンチュウ病による枯損が続いている.他に、写真10を御覧ください.下手な盆栽を目指しているわけではありません.獣害で、これは鹿害ですが、見苦しい枯れた部分を切り落としていくと、アカマツがこんな姿になりました.
10)
 マツも5-6年生までは、樹皮を食われたり、角研ぎ痕が見られますが、立派な木(曖昧表現)では食痕や角研ぎの痕は見られません.目下、一枝を残しているのみです.このまま成長することができるかどうか観察をしています.岩手で、ある林業士に、枝付きで3節残っていれば生き残ると伺った.さてどうなるか? 

写真は,左クリックで拡大できます.
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まつたけ山復活させ隊 活動予定日 
            2013年4月
回     開催日  報告担当者     男厨メインシェフ
383    4月05日    金    宮崎        小原
384    4月13日    土    榎本   
385    4月19日    金    三輪   
386    4月27日    土    池内   
4月28日(日)午前9時30分~午後5時40分 京都大学地域研究統合情報センター主催の共同利用・共同研究 報告会 :                    於稲森財団記念会館 3階(地図 http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/                 京都市左京区川端一条下がる東) 


§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

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§カンパありがとう!
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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