まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1126

2016年07月11日 |  マツタケの林地栽培 

7月16日(土)はまつたけ山復活させ隊第546回活動日です.昼食はメインシェフを松本 忠明さんにお願いしています.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:ブログアクセス)にお集まり下さい.活動報告は内田 正明さんです.当日夜、ブログで是非ご覧ください.
 
今回は、龍谷大学農学部1回生(岩堀先生引率)が15名参加します.彼らも、無農薬有機栽培の夏野菜をふんだんに使ったカレーに目を丸くするでしょう.
 
下記お知らせ(2)のように、日本文化デザインフォーラムJIDFラボ <マツタケ山再生と岩倉焼>を兼ねての開催といたします(6名の申し込みあり).

 前回の活動は、ほとんど風もなく蒸し暑い、時折弱い雨が降るというアウトドア向きじゃない1日で、出席者も少ない.そのような中、山に入った仲間の昼食を準備する食当に頭が下がる.作業を終えた仲間は、感謝しながら昼食をいただきました.

                               昼食の準備をする仲間たち

  

 【お知らせ】

1)太子山保存会とまつたけ山復活させ隊 祇園祭交歓の夕べ 開催
 
   今年も祇園祭の季節がやってまいりました.
   我が太子山保存会も7月2日の籤取り式への参加をスタートにいよいよ諸準備に取り掛かります(松浦 輝雄).
 
 日時:平成28年7月15日(金)宵々山 午後5時30分~午後8時30分
 場所:太子山町内 マンション(ロワイヤル)前庭テント内
 料金:割り勘BOX内へ(最低300円/生ビ-ルジョッキ1杯・おつまみ付)
   
   
2)日本文化デザインフォーラム JIDF ラボ マツタケ山再生と岩倉焼 開催

 参加者募集  日本文化デザインフォーラム会員資格の有無を問いません.

 JIDFラボ <マツタケ山再生と岩倉焼>概要
 アカマツ林を維持するには,アカマツの競争相手の刈り取りや地表の堆積有機物を除去することが必要である.マツタケが生活するアカマツ林を再生しようとする“まつたけ山復活させ隊”の活動では、松の枯木や他樹種除伐材が生まれる。これらバイオマス循環利用の一つとして、“行ってこい帰ってこい”窯を設けた.
その窯で焼かれた器が“岩倉焼”である.釉薬にも松灰を活用している.ともにアカマツを必要とするため,名高い陶芸の地は名高いまつたけの産地である.そんな意味で里山のデザインとして面白いテーマである.
    
 日時:2016年7月16日(土)時間】午前11時〜午後4時 『里山の現状を観察、マツタケ山づくり作業を体験する.岩倉焼の鑑賞・陶芸班の作品を焼成する』    
 場所:まつたけ山復活させ隊活動拠点香川山 京都市左京区岩倉 村松138-20 京都バス停留所「岩倉村松」下車、北東へ450m徒歩6分、本ブログ下記アクセス参照
 参加費:500円(当日いただきます.昼食代に充当)
 定員:特になし 
 問い合わせ・参加申し込み:JIDF ラボマスター(まつたけ山復活させ隊代表) 吉村文彦(090-6227-4305)あるいはmiyakomatsutake@gmail.comにて.
 ラボマスター:吉村文彦
 ラボディレクター:近藤高弘、若林広幸


3)龍谷大学 農学部学生 15名 教育参加
 日時: 7月16日(土) 10:00 ~ 15:30
 午前中は、榎本さんと吉村でレクチャーします.午後は作業体験です.彼らの希望を参考に、いくつかのマツタケ山づくり班に振り分けます.恐れ入りますが、皆さんのご指導を賜わりたいと存じます.

4)篠山市役所職員見学(3名) 講演会打合せ他
 日時:7月22日(金)13:00~
 場所:香川山

 
 

【まつたけ山復活させ隊の心得・7箇条】
悔いの残らないようにするには! 
1.あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!
2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.
3.掛かり木の処理で死亡者が続出だそうです.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生.作業は慎重に!
4.急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.切り株を残さないように地際から伐りましょう!
5.マダニ対策の徹底を!
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症も日本に存在する.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.
7.熱中症にも気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう. 

【まつたけ山復活させ隊とは!】

(目的)マツタケの生活する里山再生・保全のため集うものである

座して森と同化せよ

ほんの5分間
座って森に同化し
森の静寂に耳を傾ける.
木々の音、落葉を歩く虫の音、小鳥の会話.

森を理解するには
森と一体化すること、
森に抱かれること、体感すること!

Wilhelm Stölb
デュッセルドルフ 1954年生まれ .ミュンヘン大学で森林科学を研究
フリーランスのライター、林業の専門家、写真家、画家として活動
 
我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.作業内容を固定せず、気づいた人が仲間を集い作業をこなしています(原則).すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.
参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用者(あの人たちは何しに来ているのか?といぶかる参加者を指す)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.

 参加を誘う場合には、そこの所を踏まえて欲しい.また、初めての人にきちんと氏名と参加目的をみんなにコアタイム時に話すように教えるべきである.挨拶もできない大人になることを恐れもする. 
これを怠ると一体感が希薄になって、まつたけ山復活させ隊の堕落に繋がる.ひいてはこの活動の存続に関わる恐れがあるとまつたけ山復活させ隊各自の自覚が欲しい.意識改革されることを強く期待する.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.登録外参加者・見学者などは500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


回 開催日  報告担当者    男厨シェフ          特別企画          体験参加

546 07月16日(土) 内田         松本                  JIDF ラボ 10回          龍谷大学 農学部1回生15名 
547 07月22日(金) 榎本
548 07月30日(土) 三輪
549 08月05日(金) 宮崎
550 08月19日(金) 内田            祝 550回
551 08月27日(土) 榎本
552 09月02日(金) 三輪    川崎+榎本班
553 09月10日(土) 宮崎
554 09月16日(金) 内田
555 09月24日(土) 榎本
556 09月30日(金) 三輪             JIDF ラボ 11回
557 10月08日(土) 宮崎    松浦+江指
558 10月14日(金) 内田
559 10月22日(土) 榎本
560 10月28日(金) 三輪
561 11月05日(土) 池内                         京都造形芸術大学 環境学受講生 
562 11月11日(金) 宮崎    内田+榎本班
563 11月19日(土) 内田
564 11月25日(金) 榎本             JIDF ラボ 12回
565 12月03日(土) 三輪
566 12月09日(金) 宮崎    松本
567 12月17日(土) 池内
568 2017年1月7日(土)榎本

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

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§カンパありがとう!
 
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forest
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男

 

 

 

 

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