まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER793

2013年03月19日 |  マツタケの林地栽培 

 3月22日(金)、第381回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称)にお集まり下さい.(ブログ下記の§活動拠点へのアクセスを参照下さい).当日の活動報告は、三輪 新造さんの担当です.
  
 3月21,22日には,寒の戻りがあるようですが,暖かな日が続いています.そうです,もう春分なのです.活動日は,日の出は5時58分,日の入りは6時10分.昼の時間は12時間12分である.朝早くは寒いと感ずるだろう,でも,最高気温の予想は19℃で,野外活動には最高です.

 マダニが媒介するウイルスのSFT症候群に罹らないようにせねばなりませんが,手こずるのはスギ花粉症である.ヒノキの花粉も暖かい地域では飛んでいるそうです.目下,町中の測定点では,空気1㎥中50-100個のスギ花粉が飛んでいる.山作業には,慣れておられる皆さんとは思いますが,その対策はお忘れなく.

 さて,私たちは,アカマツの薪を陶芸作家の方々に委託販売をしています.その縁あって,澤村陶哉氏から『京都伝統陶芸家協会創立55周年記念 京焼―技と美の継承展 京文化の未来を開く』企画展のお知らせをいただきました(写真1).

1)
 
その概要は,

 京焼とは、文字通り京都で焼かれたやきものを指しますが、その造形性、装飾性は多岐におよんでいます。そもそもの起りは16世紀末期頃とされ、17世紀前半には登窯の技術導入によって本焼陶器の生産が開始されます。その京焼が華々しい展開を遂げるのが、17世紀中期に色絵の技術を大成した野々村仁清の登場でした。仁清の色絵陶器は、当時の茶人の中でも人気を博し、将軍家への献上品として使用されるなど、確固たる地位を築き上げるとともに、これ以降の京焼の主要な装飾技法として定着していきます。
 
 仁清以降も尾形乾山、奥田頴川、青木木米といった名工を数多く輩出し、京焼文化の隆盛とその技術の全国伝播が広がりをみせ、京焼の地位を不動のものとしました。400年の長きにわたる歴史において時代を築いてきた名工の技は、一子相伝により代々の家職として継がれてきました。代々受け継がれてきた技術、いわば京焼の伝統を継承し創造的に発展させることを目的として結成されたのが、今日の京都伝統陶芸家協会です。

本展では協会会員15名の個性豊かな作品により、現代の京焼のあり方やその真髄、そして受け継がれて行く伝統の技と美を展望いたします。

開催期間:2013年03月05日(火)~2013年04月07日(日) 場所は佐川美術館(滋賀県守山市.琵琶湖大橋の東端を琵琶湖沿いに南下すぐ)

[ 開館時間 ] 9:30 ~ 17:00(入館は16:30まで)
[ 休 館 日 ] 毎週月曜日
[ 主  催 ] 公益財団法人佐川美術館
[ 企  画 ] 京都伝統陶芸家協会

 見事な作品ばかりですが,その中の二つを紹介いたします.まずは澤村 陶哉先生作品(2).やはり薪を購入いただいている諏訪 蘇山先生作品(3).是非,御覧ください.

2)  3)

 

 ヤマガラ班は,鹿防護ネットを張って,樹木の育成に努めています.多くのドングリが林床に見られます.課題はあるものの,ネットの効果です.尾根筋付近は,立派なアカマツが育っています(4).
 私たちはまつたけ山復活させ隊という名の通り,マツタケのホストであるアカマツ林再生を願っています.京都府の緑化センター育成のザイセンチュウ耐性アカマツを手に入れて,アカマツの必要なところ,すなわちマツタケが生活可能なエリアに植栽をしました(5,6).この実験では,どの程度線虫の攻撃に耐えるのかを追っていきます.

4) 5) 6)

 花粉症に耐えながら,各班は,山作業を進めています(7,8,9).

7)  8)  9)

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まつたけ山復活させ隊 活動予定日 
        2013年3月から4月

回     開催日  報告担当者    男厨シェフ
381    3月22日    金    三輪    
382    3月30日    土    内田    
383    4月05日    金    宮崎     小原
384    4月13日    土    榎本    
385    4月19日    金    三輪    
386    4月27日    土    池内    


§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

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§カンパありがとう!
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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