まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動ニュースに原稿を寄せてください!

2005年08月15日 |  マツタケの林地栽培 
 まつたけの聖地たる里山林(=アカマツ林)をその崩壊から守り、生物の多様性を保全する運動体としてまつたけ十字軍運動は、この5月に京都で組織された.

 多くの森林保全活動は、年に1度現地を訪れ、行政等の準備したスケジュールに従って流れ作業をこなすという状態である.それはそれで意味を持つが、私達は、アカマツ林所有者あるいはその地域住民の協力のもと、まつたけの増産と里山林の保全作業を,里山林崩壊を食い止めたいと願うボランティアの力で、週1回のハイペースで進めている.
 
 また、アカマツ林から発生したマツタケの一部の採取権を、ボランティアのものと設定している.すなわち、生物の相互関係でいう相利共生関係を堅持する運動でなければ、決してその運動の理念は長続きしないと考える故にである.
 
 現在の活動の中心地は、近代的マツタケ学の創始者、故濱田 稔博士の研究地(尼吹山:写真)に近い京都市左京区岩倉村松団地の奥のアカマツ林(香川 晴男氏所有)を、無償で拝借しマツタケ発生のための作業を行っている.

 また、最新のマツタケの人為感染法なども試している(学会出版センター刊 農芸化学会誌化学と生物 2005年5月号参照).
 
 このブログに、京まつたけ再生作業の参加の感想文や写真、まつたけに思うことや里山林に関する思い(写真だけでも)などを600字くらいでお寄せいただけませんか?ブログに掲載します.

 掲載者は、まつたけ狩りに参加できるものとします.投稿は、E-Mail(fy1130@hera.eonet.ne.jp)の添付ファイルでお願いします.

 次回は、2回に分けて、阪本寧男氏の京都市上花山六条山でまつたけを採った話を掲載します.


吉村 文彦
まつたけ十字軍運動 代表 
607-8166
京都市山科区椥辻番所ヶ口町173
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