まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-443-

2009年09月25日 |  マツタケの林地栽培 

感染枯損松の除伐(香川山BC)。
 香川山BCでは、初期の整備の甲斐あって既存アカマツの枯損スピードはにぶり、若い幼松への更新が順調に進んでいます。しかし、残念ながら周辺の山は放置されたままのためどうしても影響を受ける松が出てきます。


まつたけ復活・里山再生市民運動

第208回 (9月25日)の活動報告

残暑でした!
マツタケ君たちがせっかく出しかけた頭を引っ込めてしまわなければと願うのみです。それでも今年は豊作らしいとのうわさも聞かれましたが...
 本日の参加者は、橋本、榎本、中川、小原、前田、宮崎、吉川、小吹、森、岡阪、中広、三品、まさこさま、大島、内田、川本、大久保、堀井、マツ子、鎌田、中野、藤井、阿閉(仁)、阿閉(眞)、田、有山、小長谷、山田、松川、まりこの30名の皆さんでした。

<玉城山>
第1整備区では除伐した枯損松の搬出を行いました。
山の上から斜面を転がして下ろした松を..

軽トラに積んでBCへ運びます。

第2整備区班は、本日は香川山BCの枯損松除伐作業に回りました(タイトル写真)。

<澤田山>
第1整備区
阿閉班は下部から上部(村上班)へ向かっての整備を続行。枯損松の除伐を中心に作業しました。

整備済みの領域はこんな感じです。むかしのモノレールの残骸が放置されたまま残っています。

第2整備区=ヤマガラの里
アカマツ林再生予定区域では枯損松、エスケープヒノキ、カシナガ感染コナラ、ソヨゴ、シラカシなどの除伐(ほぼ皆伐)によるアカマツ更新再生をめざして作業が進められています。

ヒノキ(画面奥)を伐倒方向にロープで引いて伐採中。

その過程で大量のヒノキ材が出ますので、BCへ運んで陶芸作業所などBCの施設整備に活用します。
今日は木材業を営む吉川さんの応援で大量に運びました。トラックから土場へ細い間伐材のレール上をころがして楽に下ろす技を伝授いただきました。

皮むきに精出す岡阪さん。

陶芸作業所では橋本棟梁を中心に間伐材での棚増設計画が話し合われていました。

第3整備区
これまでの経験と教訓を生かして「ハイヒール女性が傘をさして歩ける、暗すぎず明るすぎない木漏れ日のさす林」の原点を大切に整備を進めています。

朝一番に入山し、散乱していた枯損松を整理される森さん。

こんなにきれいに整理されました。美観と作業の安全のためにも除間伐した木はきれいに整頓しましょう。

粗朶類も、後の地掻きの邪魔にならないような場所に整頓しながら進めていきます。

<香川山BC>
本日の昼食は、BC畑で取れたゆず付き鱸(スズキ)、ニラ玉?、ひじき煮物、味噌汁

山の腐植を循環利用した田んぼで取れた新米の販売も行われました。

手塩にかけたかわいい人参たちに水をやる山田さん。

(宮崎 記)

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