まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 807

2013年05月08日 |  マツタケの林地栽培 

5月10日(金)、第388回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称:ブログ下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい. 当日の活動報告は、宮崎 明さんの担当です.

                                     香川山の気象データです(写真 1)     
  香川山4月の気象データを図化しました(写真 1).左縦軸は温度(℃)、右縦軸は雨量(mm)と日照時間(hr)を示しています.実線は気温を破線は地温で、黄色の棒グラフは日照時間(hr)をブルーの棒グラフは雨量(mm)を表しています.一見すると、温度は規則的に激しい上下が見られます.
 市内アメダスの気温(省略)は、その平年と比べると、最低気温は1.3℃、平均気温は4.1度も低い.かなり冷え込んだ4月であった.岩倉香川山は、気温が月平均で12.3℃(市内平年値より-2.9℃高)、最低気温の月平均は5.5℃も低い.岩倉は京都気象台より相当北に位置するので本当に寒いところである.
 前回の昼食は、男厨シェフ(松浦、江指さん)の手によるちらし寿司であった.山から戻った仲間も応援(写真 2、3、4、5:左クリックで拡大).やまがら班は、大きくなりすぎたコナラを伐採.薪の長さに切りそろえ(写真 6)、BCに運び込み下ろす(写真 7).さらに薪にして収納する(写真 8).
 澤田山では、阿閉班が伐倒木を集積地に運んでいる(写真 9、10).宮崎さん制作の休憩所にいすや机が配備された(写真 11).
 作業現場へは徒歩30分の隔たりがあり、その途中で道をふさぐ倒木を通行の邪魔にならないように処理をする内田さん(写真 12).

2) 3) 4) 5) 6) 7) 8)

9) 10) 11) 12)

自然現象の閑話休題を二つ.
 マツノキハバチの食害が最盛期を迎えようとしている(写真 13).短枝を残して葉を完全に食っている.若いマツの枝が真っ黒に見えるほどに集まる.2-3年経つと消えるらしい.今年で2年目である.岩倉尼吹山で松の葉の観察を始めてこの方40年ほどになるが、これが初めてである.
 某所に設置した巣箱にニホンミツバチがお住まいとなったが、社会性にとむこの蜂たちも殺し合いをするようだ(写真 14).もっとも社会性を持つことと殺し合いとは、この資本主義社会では、階級間であれ同じ「階層」であれ、全く矛盾しないことを僕たちは実証している.悲しいことだが.

13)  14)
 
§お知らせ

1)大阪府泉南市から須藤さん他計4名が見学に来られる(5月10日). 

2)茶摘み
 5月10日活動日 茶摘みと製茶 ホットプレートをお持ちの方、お貸しください.こうお願いをすると、きっとあの人が持って行くだろうか
  ら僕は・私は遠慮しようとなるのが必然です.無理からぬことですが、車でお越しの方ご協力を願い上げます(担当雅子さん談).

3)田植え
 5月18日 活動日 午前9時から、帽子、長靴姿で作業.予備の靴下がいる(担当玉城さん).その前に畦つくり作業(日時未定).

4)ぐい呑み 制作教室(今回は陶芸班限定)
 5月18日 活動日 近藤高広先生指導
 
 ☆京町家でまつたけを味わいポスト民芸を語る 岩倉焼き展示会 開催を予定
 10月中ごろ
 近藤先生、若松先生(京在住一級建築士)と陶芸班のメンバーによる討論
 岩倉焼の器で ぐい呑み~お酒+岩倉焼の器~まつたけ料理(岩泉産)を味わう(要参加費).
 意味のある楽しいことになると思います(担当内田正明さん).


5)京都精華大学 地域環境論受講生(2回生F中心) 16名参加  
 6月15日活動日 叡電岩倉駅 大垣書店前 9時45分 集合
    自家用車で参加の皆さん! 学生を拾ってください(担当榎本輝彦さん).

6)まつたけ復活させ隊2012年活動記録が完成しています(制作内田正明さん).以下のアドレスにアップロードされています.どなたでもお読みいただけます. 是非お読みください. 
 https://dl.dropboxusercontent.com/u/32530196/2012%E5%B9%B4%E6%B4%BB%E5%8B%95%E8%A8%98%E9%8C%B2.pdf



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Nikon オンラインギャラリー( http://gallery.nikon-image.com/105968023/ )で活動風景を御覧ください.
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まつたけ山復活させ隊 活動予定日 
        2013年5月から8月

回     開催日  報告担当者    男厨シェフ
388    5月10日    金    宮崎    
389    5月18日    土    榎本    
390    5月24日    金    三輪    
391    6月01日    土    宮崎    内田
392    6月07日    金    内田    
393    6月15日    土    榎本    京都精華大学 地域環境論受講学生 16名参加
394    6月21日    金    三輪    
395    6月29日    土    宮崎    
396    7月05日    金    内田    杉山
397    7月13日    土    榎本    
398    7月19日    金    三輪    
399    7月27日    土    内田    
400    8月02日    金    宮崎    川崎
401    8月10日    土    榎本    
402    8月16日    金    三輪    
403    8月24日    土    内田    
404    8月31日    土    宮崎    京都造形芸術大学学生参加

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.参加者には現在、食材費(実費)+消耗品費として400円を徴収.見学者は500円(施設等利用料を含む)徴収.

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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§カンパありがとう!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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