まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

第19回まつたけ十字軍運動ニュース-第40号- 

2005年11月02日 |  マツタケの林地栽培 
十字軍運動のメンバー星野君が、嵯峨嵐山調査地付近で、待望のマツタケを発見 星野さん撮影:彼は左の大きいものを採取
 
 随分と気温が下がってきました.昨日、園部の生産者の方から、それなりの量のマツタケが地上に頭を出したと連絡がありました.地温が12℃を下回ると、新たな子実体原基形成は無いと思われる.4日が、京都でマツタケの発生が見られる最後のチャンスになるかもしれません.今頃は、平均気温より平均地温が高くなっています.我々がマツタケを発見できないのは、先に誰かが見つけているのだろうか?それは分からない.
  
 今回は、来年以降に手入れすべきエリアの選定作業に取り組みます.11月11日には、1ヶ月ぶりに岩倉に戻ります.ピザ釜を作る予定にしています.

マツタケニュース
○ 古今書院刊 大杉ほか編著「森の生態史」(3500円)に、吉村文彦著 マツタケと森林管
理―マツタケ山の盛衰―
○ 昭和堂刊 「エコソフィア 16号」 特集―きのこが結ぶネットワーク―菌根から見た世界
(1500円)に、吉村文彦・津田 格著 里山保全とマツタケ増産の取り組み.
上田耕司著 当世松茸事情などが掲載. 

☆11月3日(祭)京北ふるさと祭り開催:午前9時30分~.京都駅からJRバス周山行き乗車、終点京北周山で下車、すぐ近くが会場.メンバーの井本さんがマツタケご飯などを出品.  

☆11月12日(土) 京都大学博物館講演(http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/indexj.html):午前10時30分から12時.吉村がマツタケの話を行ないます.ご参加ください.

☆11月26日には、京大北部祭の行事として、マツタケのシンポジウムが企画されています(問合せは、大月氏か飯塚氏まで).

第19回 作 業 予 定 日
1)実施日    2005年11月4日(金)
2)集合時刻 午後1時(午後4時作業終了)
3)集合場所 京都市右京区JR嵯峨嵐山駅前広場
4)服装等 山で軽労働できる服装、運動靴、タオル、手袋、など
5)用意するもの 飲料水、交通費など.
6)アクセス JR嵯峨嵐山駅12時55分着(京都駅12:38発、二条駅
12:42発、円町駅12:47発などから).
7)雨天の場合  午前11時現在雨天の場合や午後の降水確率50%以上の
場合、本日の作業を中止します.

指定車輌に分乗する関係で、先着20名までとします.
参加申込が必要で、連絡は3日までに吉村へ.参加費は無料
自分の車で参加したい方は、通行料1150円の個人負担となります.

11月11日(金):第20回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
11月19日(土):第21回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
11月25日(金):第22回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分

 この集まりは、里山(林)という生態系の保全運動です.最近、まつたけ増産のためにアカマツ林の手入れ法の指導を受けたいという問合せが多い.そのような方は、「ここまで来た!まつたけ栽培」《¥4500(株)トロント(☎03-3408-1521)販売》をお読みになり、NPO国際環境微生物応用研究機構(電話:06-7777-7778)にお問合せください.

主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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