まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1016

2015年06月16日 |  マツタケの林地栽培 

ジャガイモの花に実がつきました.

 

6月20日(土)は、まつたけ山復活させ隊第493回活動日です.京都精華大学 板倉ゼミ生10名が参加します.午前中は講義、昼食後分かれて作業体験.
 
 本日は、日頃の食当担当者感謝デイです.松本 忠明さんがメインシェフを務めます.松本さんとAさん他だけに昼食づくりを委ねることは心苦しい限りです.『山づくりだけすれば良いんだ』と思っている人が多いことは悲しい.昼食づくりもこの活動を支える重要な作業であることを理解し、各班からお手伝いを出そうとお考え下さい.

 里山/林には、様々な生物がいる.それらは、敵対するものもいる、助け合うものもいる.あるいは無関係という繋がりをもつものもいる.そこには一つになれない/ならないもの同士の熾烈なせめぎ合いが隠されている.しかし人間は、相互扶助というシステムを作り上げた点で彼らとの違いを認めることができる.里山に深く触れるとそんなことが見えてくる.

午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.熱中症、ダニや虫刺され、マムシなどに注意しましょう!脱いだ衣服やリュックは地面に置かないように、また、こまめに水分補給に心がけましょう! 人目を気にせず休憩を取りましょう! 本日の活動報告は、三輪 新造さんです.当日夜、ブログを是非ご覧ください.

【お知らせ】

1)まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会ご案内
 
 いよいよ、来週となりました.お目に掛かれることを今から楽しみにしています.

 団塊世代の10年と若い世代の10年とは意味の違うことが分かりました.申し込み時点ではお元気でも、いざとなると家族に自分に不都合が生まれるのが団塊世代です.それでも、予定を上回る参加者で会場に狭隘感があるかも知れません.ご不便をおかけいたしますがお許し下さい.

 マツタケ関係者が10人も揃い、しかもユニークな取り組みをされていて成功されている.微生物生理生態学研究者を入れると15人はくだらない.山でマツタケ発生に工夫をする.90分の1に減少したマツタケ流通量、本物を集める工夫があるという.それぞれのまつたけの思い・自慢が聴ける機会はそうあるものではない.面白い話が飛び出すと思われる.
 
全国の仲間と大いに盃を交わしましょう! そこから生まれる何かを期待します.また、これを契機にマツタケの生活する里山づくり運動が世間に理解されることを願っています.

 【日時】  2015年6月25日(木)午後3時~8時(開場14:00、受付15:00,開会15:30)
 【場所】  レストラン ドゥ シュウ(京都市営地下鉄 烏丸線 北山駅④番出口より2軒右(JR京都駅から20分) 戸田ビル2F 075-723-3607)
 【参加費】 5000円 但し学生・院生(準ずる方を含む)1000円(参加費は当日申し受けます.ビュッフェ式和洋折衷料理、飲み物豊富フリードリンク制)
 

祝賀会次第
講演の部(於アートホール)15:30-17:05
司会:石原 敏行 
開会挨拶 三輪 新造

記念講演15:40-17:05
①マツタケとアカマツの共生関係とは(吉村 文彦 50分)
里山という生態系とは? 
   人の働きかけに重要な意味がある
   生物は繋がっている 共生関係!
マツタケとは?
   文化人類学的考察
    特別なきのこ
   生物学的考察
    In situの観察
      In vitroの観察
   生産量減少は生息地の破壊!
   増産法はないのか?
   その生活は謎だらけ!
    マツタケとホストの相互関係の理解不足?

②岩倉焼きと里山(近藤 高弘 15分)
 陶芸家・美術家である.陶の素材・表現を基軸に、
 土やガラスや金属などの立体・平面の造形表現を制作(Wikipedia)

③各作業班活動紹介(榎本 輝彦 20分)

休憩 17:05ー17:30

宴の部(於シュウホール)17:30~20:00 
    10年の歩み(スライド自動上映)
総合司会:川本 勝   

集合写真撮影

開宴の辞
榎本 輝彦

故杉山 廣行君・大月 健君へ黙祷 
川本 勝

香川山地主 挨拶
香川 晴男

乾杯
若林 広幸(建築家)

イベント    
藤林 由里(ピアニスト)+小原 清(アルトサックス)

Take & Dai(若手グループ)

挨拶(順不同)
上田 耕司  京都錦かね松会長
山本 雄二 京都寺町三条とり市専務
丹羽 嘉孝  兵庫三田丹波屋社長
升屋 聡    岩手豊間根ますや社長
中山 吉男  石川能登町マツタケ山づくり 林家
山本 薫    京都宇治田原マツタケ山づくり林家
藤原 儀兵衛 長野伊那市マツタケ山づくり 林家
今西 好文  京都亀岡市マツタケ山づくり 林家
宮原 文夫  長野上田市マツタケ山づくり 林家
池田 克彦 高松市塩江マツタケ山づくり 林家

閉宴の辞   三品 伍樓

この催しは、まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会実行委員会が主催し、日本文化デザインフォーラム(JIDF) JIDFラボを兼ねています. 問い合わせは吉村(090-6227-4305)まで.

【まつたけ山復活させ隊10年の歩み 写真 No.12】写真は左クリックで拡大できます.
 今回は、2014年の活動の様子です.421回から469回、49開催、番外開催4回.集合写真もあり、いろんな生物がありもちろん人ありです.是非ご覧下さい.
                       


2)まつたけ山復活させ隊ー祇園祭太子山保存会交流会
 
   日時  平成27年7月14日(火) 午後6時頃~9時頃まで
   場所  太子山町 マンション(ロワイヤル)前庭(テントを準備しています)
        京都市下京区油小路高辻上がる太子山町
   内容  生ビール(ジョッキ1杯・おつまみ:100円)付き、
   費用  300円(割り勘ボックスへ): ご寄付は歓迎いたします。

                一般財団法人太子山保存会   松浦輝雄  

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【まつたけ山復活させ隊とは!】
マツタケの生活する里山の再生のため集うものである.

山づくりをする人、運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人、支援者などすべての参加者・関係者が運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.しかし何をしても良いわけでは断じてない.


§活動場所:
京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分)
活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番) 所要時間約50分
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側) 40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側) 約30分
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日
2015年6月
回 開催日    報告担当者 男厨シェフ

493 6月20日 土   三輪  松本   京都精華大学板倉ゼミ生 10名体験
494 6月27日 土   内田
495 07月03日(金)   三輪
496 07月11日(土)   榎本          龍谷大学 農学部 1回生 13名体験
497 07月17日(金)   宮崎
498 07月25日(土)   内田
499 07月31日(金)   三輪  小原
500 08月08日(土)   榎本
501 08月21日(金)   宮崎
502 08月29日(土)   内田  松浦・江指
503 09月04日(金)   三輪
504 09月12日(土)   榎本
505 09月18日(金)   内田
506 09月26日(土)   宮崎  松本
507 10月02日(金)   三輪
508 10月10日(土)   榎本
509 10月16日(金)   内田
510 10月24日(土)   宮崎  内田・榎本班
511 10月31日(土)   池内       京都造形芸術大学 環境学受講生体験
512 11月07日(土)   三輪
513 11月13日(金)   榎本
514 11月21日(土)   宮崎  川崎・榎本班
515 11月27日(金)   内田
516 12月05日(土)   池内
517 12月11日(金)   三輪
518 12月19日(土)   榎本 忘年会
519 01月09日(土)   宮崎 2016年

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§カンパありがとう!
仲間の加藤 邦彦さんからカンパを頂戴しました(5月28日).最初からのメンバーですが、最近体調をくづされています.いかがなすっているかと思っています.
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ山復活させ隊
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

 

 

 

コメント
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