まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1688

2023年12月16日 |  マツタケの林地栽培 

12月15日(金)第866回活動報告

今年の最終例会は芋煮会をJIDFラボと共同で催行しました。早朝まで雨が続いたので香川山の様子ははっきりしなかったものの34名が出席して今年を無事に愉快に過ごせたことを祝い来年の幸多きことを祈りました。

参加者は、川本・河原・大島・内田・周田・川崎・佐塚・斎藤・北村・宮崎・関・仲間・三品・桑野・大久保・内本・まりこ・藤井貞子・蔡・河内・TAKE・VERA・中野・(松田)・松浦・橋本・シバヤマ・玉城・木林・アトジ(マ)・アトジ(ヒ)・西川・ホリイ・吉川 の34名でした。

香川山の管理

多目的窯の整備

薪の管理

BC 柚子の収穫、剪定

なばな、仏の座が一面に咲いている。石垣の上のミツバチにと考えたものだけど、蜂の逃散では手空きの姿です。

芋煮編 準備。まず前夜からの風で一面に散った橡の落葉を掃く長老の姿

仕込み作業は大賑わい。みな結構上手だ

意識して皆で分担したのでおおいに盛り上がった。

大量の柚子がジャム”状”に仕上げられる。

ふっくらお好み焼きはBC産MATSUDA印の台湾山芋のおろしがかなめだということだ。

鍋の中の芋煮 今年はBCの里芋がアナグマ大暴れで収穫できなかったので、鹿背山産KAWAMOTO印のものをわけて貰った。

これからが出番の給湯器

食事一人前です 芋煮・だし巻き一皿・山の芋お好み焼き・右手には恒例の鰻も見える。(これの焦げ具合は独特。狂歌ーあなうなぎいづくの山のいもせとせをさかれてのちに身をこがすとは 四方赤良ーをおもいだすけれど、そいつは苦かろうね)

番外編。昨夜試作したピザ生地をなかま式反射炉で焼いた=焼いてもらった。味噌ネギもいけそうで次は推奨のおいもさんを。同志社girlは門前のいもねぎを覚えているかなとこれは言葉遊び)

十大ニュース編。 今年の印象に残る出来事、思うことを皆で一言づつ語った。十では足らないけれど、今日の盛会、香川山まつたけ不作、BC後山の耐性苗植樹までの一巡、まつたけ感謝祭実行委員の思い、まつたけ(山)の科学的管理をすすめたいこと、G倉庫でカミキリムシ対策、昼の食事用意再開、BCの電気・水道の管理支出はまつたけ山復活させ隊にと正常化、などもろもろ。何かあることは活きている証拠。来年も無事無事故でまつたけ豊作をと願ったことでした。

音曲編。 みなさんおすきです。宮崎ディレクター様、設営や運営ありがと!

 

〆はこのひと節でかと思ったらさらにTAKEちゃんのデビューもある盛り上がり様でした。

 

今年はこの笑顔をいただいて閉じましょう。

 

ありがとうございました。

来年の例会は1月13日(土)の第867回活動日から始めます。皆さま良いおとしをお迎えください。」(内田記)

(感想・お問い合わせ・ご意見がございましたら、右下の(コメント)をクリック頂くとコメント記入欄が開きますので、そちらに書き込み願います。)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1687

2023年12月08日 |  マツタケの林地栽培 

12月8日(金)第865回活動報告

今日は早いもので実質的に年内最後の山作業。天気は小春日和で作業日和ということもあってか最近では最高の29名の参加者:橋本・前田・松浦・川本・内田・大島・周田・関・河原・三輪・アトジ(ヒ)・アトジ(マ)・中野・大久保・西川・村岸・北村・藤井(貞)・川崎・宮崎・松本・TAKE・VERA・内本・シバヤマ・藤井(信)・三品・まりこ・吉川 作業は先週に引き続きBC周辺の枯損松の伐採・運搬処理と各班作業。

【早朝作業】筆者が9時過ぎにBCに着くと既に前田・関さん達仲間数人がBC右通路沿いの枯損松処理をほぼ完 了。みんなが出勤前に完了しないと車が上がれない為の気配り。頭が下がります。(写真一部は昼前)

これは香川山最左側の枯損松(左右から挟み撃ちにあっています)畑の横に降ろして・・・運搬が大変。

【宮崎班】5名 枯損松処理

根元はなんと樹齢100年超の大物、協力して林道迄降ろす。足元の備えもバッチリ!

【ヤマガラ班】6名 D地区の地掻きと剪定仕上げ

今は4区画目の作業(1区画2回予定 定例日以外もあり)入口から右周りで周辺整備、最後に真ん中で一か所に粗朶を集める。4月にはここでコバノミツバツツジで花見の計画。

これは盆栽用語で「肉巻き」こうすると雑菌も入らず枯れも少ない(橋本さん談)

今迄は日当たりが悪い為日光を求めて、徒長した枝木。

【旧三品班】4名 当初の玉城山で大小2本の枯損松の伐採運搬。道路迄降ろす。(誤って別の山に行き取材出来ず、すみません)

【山田班・川本班】BC周辺の枯損松処理

【昼食】

おでん・冬瓜のお吸い物・サラダ 今日も美味しく頂きました。

有山柚子 筆者はこれで「柚子ジャム」を作る予定。

★お知らせ 次回15日(金)は芋煮会(錦の美味しいうな重付き)で納会です。会費は特別価格の1,000円。(酒類は各自持ち込み)日頃ご無沙汰の人も遠慮せずご参加下さい(13日迄の申し込み)演芸はyoutubeカラオケ・三味線等盛沢山、皆さん楽しい会にしましょう。

★最後にご感想・お問い合わせ・ご意見がございましたら、右下の(コメント)をクリック頂くとコメント記入欄が開きますので、そちらに書き込み願います。

              川本(記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1686

2023年12月02日 |  マツタケの林地栽培 

12月2日(土) 第864回活動報告

 京都岩倉は京都盆地の中の盆地内盆地。朝の冷え込みは今冬一番と言われた昨日に続き家々の屋根や畑には霜が降りていました。しかし陽が昇ると10時の集合時間頃には気持ちの良い山作業日和となりました。
 本日の参加者は、河原、前田、大島、川本、周田、福田、松浦、内田、川崎、仲間、ハイン、松本、内本、阿閉(仁)、阿閉(眞)、柴山、山田、橋本、関、西川、宮崎の21名のみなさんでした。


 香川山BCの発生実績は今年は残念ながら0でしたが、昨年までは増減はあるものの発生が継続していました。
 温暖化と少雨の影響は推測できますが、さらにやっかいなことに一時下火に見えていたマツノザイセンチュウ感染マツが再び増え始めており、私たちの管理の及ばない非管理地での増加が顕著になってきています。
 放置すればBCの感染が爆発的に増加する恐れもあります。中間宿主マツノマダラカミキリの遠方からの飛来も予想され完全に防御することは不可能ですが、周辺の感染松を除去することで少しでも影響を減少させようと、隣地の管理者の了解を得て各班協力のもと感染松の除去を行いました。
 1本の感染松からマツノマダラカミキリの幼虫が見つかりました。福田さんが撮影しておいてくれましたので、まだ見たことがない方はその姿を目に焼き付けておきましょう。

 なお、ヤマガラ班は午前中のみ継続中のD区の作業に従事。広い区域を7区画に分画し、現在4区画目に取り組み中とのことです。筆者は感染マツ除去作業参加のため取材できていません。悪しからず。午後からはヤマガラ班も感染マツ除去と玉切り整理作業に加わっていただきました。

 ハインさん、仲間さん管理のミツバチも「気温低下とともに活動が鈍ってきているが、日中暖かくなると活動を続けている」とのこと。ちょっと意外でした。少なくなった花蜜を探して飛び回っているようです。働き者ですねえ。寒くなってくるとオオスズメバチも来なくなって安心して出かけやすいのもあるのかもしれません。このまま冬眠して冬を越せるか観察と支援を続けたいとのことです。

<隣地の感染マツ除去作業>

除伐した感染松は薪にして循環させますので薪サイズに切断します。

見つかったマツノマダラカミキリの幼虫。
暖かくなる3月下旬頃からマツノザイセンチュウを内包した成虫となって木から出て飛翔、他の松に感染を広げてしまいます。
下の画像をクリックすると拡大画像が見られます(ただし少し荒いです)。


ご感想、お問い合わせ、ご意見等ございましたら右下の【コメント】をクリックいただくとコメント記入欄が開きますのでそちらに書き込み願います。

(宮崎 記)

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